姫神山一本杉園地キャンプ場(岩手県)雪中キャンプ
2008年 1月

住所:岩手県盛岡市玉山区馬場前田
料金:無料
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2008年も明けました、おめでとうございます。
正月も早くも三が日が過ぎ、ワタシも冬休みの終盤にきてようやく落ち着いた。
この日の午後にはようやく気ままに出掛けられるのだった。
さて、何処へ行こうかと思い巡らしたのですが、昨晩の「幕営居酒屋 焚き火とテント」で話を交わすうちに思いが募った。
やはりお気に入りの場所が良いよねー!
と、言うことで目標は岩手の「姫神山一本杉園地」と決めた。
もし、天気が荒れるようであれば「相の沢キャンプ場」も有り、だ。
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午後も遅い時間になって車を出したので、今日は遠くまでは行けないだろう。
日が暮れるまで北上し、無理せず適当な所で車中泊にしてしまおう。

と、言うことでpm7時、安直に「和賀川グリーンパーク」の駐車場だ。
駐車場には他に2台の車が停まっている。
助手席に移り背もたれを倒し、独宴会を始める。
時々、車が入ってきては一回りして出て行ったりした。
カーラジオを聞きながらウィスキーを飲み始めるが、深深と冷気が迫ってきてはエンジンを掛け暖房する。
ほどよく体が温まった所でシュラフに包まって横になると、直ぐに寝入ったようです。

夜中、何度か寒くて目を覚ましたので、翌朝はゆっくり寝てから起き出した。
湯沸ししてお茶を用意しながら、身支度を整えて・・・静かな川沿いの雪景色を眺めてお茶を啜る。
am8時過ぎ、さて走りましょう。

新年の温泉第一湯は、花巻の大沢温泉へ。
今日は時間の余裕があるので、向こう側の菊水館にある風呂にも連湯して楽しんだ。
気持ち良いねぇ、雪見の露天風呂・・・。
小一時間、たっぷり浸かって「とど茹で」が出来上がりました(爆笑
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さてユルユルと北上して盛岡に入り玉山区好摩。
もう何度も通い慣れた道順だ。

芋田で姫神山へ向かう道へ分岐すると、道は積雪路面だ。
この先、前田を過ぎると更に本格的な圧雪路の坂道が続くようになる。
さて、一本杉園地の駐車場に到着。
10台以上の登山客の車が停まっていた。

早速、幕営への身支度装備を整えて、いざ雪原へ!!
まずは下の大駐車場から登るのだ・・・冬山登山もどきが味わえるし(笑
予想外に天気が良好!
とってもイイ感じぢゃないですか〜〜〜(喜

おぉ〜〜〜〜!感激!!
南部富士、明峰・岩手山の雄姿の見事さよ!!
それにしても自分の写真の下手さが恨めしい・・・是非、皆さんに実際にこの絶景を眺めてもらいたい。
まさに新年に眺める絶景として相応しい・・・
うむ!うむ!・・・来て良かったではないか!!

気分も高揚してルンルン♪・・・さて設営しましょうか。
と、テン場を踏み固めようとしたのですが・・・あまりにも雪がサラッサラッで固まらないんですな〜。
参りましたね〜、スノーシューで歩くには最高なコンディションなのですが、こりゃペグの固定は出来ないんじゃない?
ま、まぁ〜、せっかく2年ぶりに思い出して持ってきた幕体だし、ともかくやってみるべし(大汗

ペグを水で濡らして、何とか誤魔化しながらも固着に成功・・・綺麗にはいかないケドなんとか建ちました。
自立するテントのほうが良かったな・・・(反省
このまま風が無ければ良いのですがねぇ・・・ラジオでは今夜は雪が降る予報ですよ。
うーむ、それなら・・・。

ツェルト用のフライシートでは無いのでぶ厚く重い幕体で不恰好なのだけれど、降雪に備えて屋根掛けに応用してみました。
こういう感じは某M○Rのツ○ンピー○スなんかだとスマートなスタイルなんだけど・・・お金持ちだと即買いするんだろな(笑

そんな道具のことなんてどうでもいいことで、それよりこの素晴らしいシチュエーションに酔ってしまう・・・。
一息ついて、紅茶を啜りこの風景を堪能しました。
現在、気温-3℃。

スノーシューで場内を散策・・・良い運動になるねぇ、体脂肪も燃えてくれないかしらと思う(自爆
このキャンプ場は、冬でもこうしてトイレが使えてありがたい。
この入り口に姫神山への登山届の台帳がある。
小一時間も雪原を歩き回ると相当な汗かきで、暑くて防寒着も脱いでしまった。
さて、夕方になる前に温泉で汗を流してこよう。
いつもの「ユートランド姫神」。
これまた小一時間、たっぷり体を解しながら浸かりました。

ユートランド姫神から望む姫神山です。
とても綺麗な三角錐の山容、くっきりと望めました。
姫神山の裾野の左下に見える白い雪原が一本杉園地だと思われる。
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キャンプ場に戻り、今度は登山口の方から上がった。
下の駐車場は既に登山者が帰ったらしく、車はもう全て居なくなっていた。
もう日が傾き、岩手山は雲に隠れてしまった。

さて、心置きなく呑みの体制になります(笑
好きな黒ビール味の発泡酒(爆、ってこの寒いのに・・・これまた失敗ぢゃ(凹
いつまでも放っておくと凍り始めるのね(笑
先日、ホンの気まぐれで不覚にも磨いてしまいピカピカにしてしまった(笑)123Rに点火してお酒を熱燗にする。
やはりガスは雪上や外では弱くて頼りにならない・・・極寒用のは高いし。
123Rの炎の勢いを肴に呑むのが好い。
湯沸しをするために火を点ける、と言うよりむしろ123Rの燃焼を見たいが為に熱燗を作る様なものだ。
眼下の彼方にはチラリと夜景の灯りが見える。
物音一つ聞こえない静寂な夜、手元の灯り以外は暗闇が広がっている・・・。
温度計を見やれば−7℃、うーむ冷えるね。

そろそろ小物を片付けてシェルタに篭ることにします・・・張り方がイマイチでチョイと狭くなっちゃったのね(凹
でも独りで入るにはまぁまぁ良い感じ。
こんな時使いたいP社のマイクロランタン、つい先頃新品交換したばかりなのにまた故障してしまい手元に無い、もう何度目?(凹
シュラフに身を入れてLEDの灯りで晩酌。
入り口の外で湯を沸かしてウィスキーのお湯割りに使う。
あぁー良い晩だ・・・そろそろ寝るか。

夜中目を覚ますと、予報どおり雪が降っているようだった。
積もった雪にだいぶ圧迫されている。
華奢な張り方だと心配していたが、なんのちゃんと頑張っているじゃない(笑
そんなことより、雪かきしとかなくちゃ(笑
一通り雪下ろししてシェルターのベンチレータも確認、再度寝る・・・しっかし本気で雪降っとるどー!!
このまま埋もれたりして・・・なんて冗談はヤメテね(汗
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ハイ、翌朝です。
あの後も雪は降っていたのでしょう、たっぷり雪が乗っていました。

まずは雪かきぢゃ(笑
サラサラ雪なのでくっつかないのが良いね、これが湿った雪だったらこうは行かないね。
キンと冷たい・・・そう言えば前日の朝の最低気温は-11℃だったと言っていたな、今朝もその位なんだろか。
とりあえず・・・も一回シュラフに潜るべ(爆
am7時を過ぎ、周囲の明るさが増した頃シェルターを這い出る。

再度、雪に降られた後、今度は霧に囲まれた・・・なんて幻想的な情景なのでしょう。

霧が晴れたところでハイキング。
登山道を少し登ってみたり、林道の雪上を歩いてみた。
良い運動だー。

名残惜しいのだけど、あまり遅くなるとまずいので程ほどの時刻にて撤収。
盛岡へ下りても周囲は降ったばかりの雪景色が綺麗でした。

ちなみに、岩手に来るとコンビニに置いてありました。(笑
END
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