岩木青少年スポーツセンター（青森県）
2009年 10月

青森県弘前市常盤野字湯段萢1-2
料金：￥525/１人（入浴料込み）

１０月になり三連休です・・・。
幸いにも連休にすることが出来たので、今回も少し遠くへ出向くことにしよう。

一段と朝晩の寒さも強まり、秋本番を感じさせています。
こういう時期は・・・湯の香漂うところで幕営したくなります。



・・・と、いうことで、秋田方面経由でドライブ。
宮城を出て秋田〜能代〜青森・深浦〜鯵ヶ沢〜弘前・岩木青少年ＳＰキャンプ場、のルートです。

　　　　　

能代を過ぎ、日本海の海岸沿いの道を北上すると、旅情たっぷりのドライブとなりこれが凄く好きなんです。
渋滞も無く、スムーズに、ゆっくりドライブを楽しむのです。

やはり、北東北の日本海の海岸風景は良いですね・・・。
深浦町まで来た・・・広戸の行合崎の脇を過ぎる・・・今年は残念ながら幕営のチャンスが無かった。

やがて鯵ヶ沢。
馬鹿みたいに一つ覚えの、「焼きいかロード」での立ち寄りです（汗
でも、この判で押したような条件反射の思いが、これまた楽しいものなのですよ（笑

なんだかんだで、もう夕方になっちゃいました・・・早っ！・・・そうか秋だから日が短くなっているんですね。
さて到着、「岩木青少年スポーツセンターキャンプ場」
人が多い・・・なにやらサッカー場に大勢の人が・・・試合が終わって引き上げ中のようです。

　　　　　　

受付して早速に設営。
キャンプは自分達のみ、貸切です。

もう、夕方なので場所決めに悩むのは止めにして、いつもの場所に決める。
こんなにだだっ広い芝生地エリアなのに、毎度同じような場所になるから不思議なモンです（笑



正面の岩木山は色付いているけれども、ぶ厚い雲で山頂は隠されている。
あぁ、青森・津軽に来たんだなぁ。

風は無いのだけれど、少しずつ冷え込んでくるみたい。
ひとごこちつくと、プンっと湯の香を感じる（笑

楽しみにしていた温泉に浸かって温まろう・・・こんな夕暮れ時は温泉が最高の御馳走でしょう。
スポーツセンターは今日も大勢の合宿で賑わっている模様、風呂も芋洗い状態を覚悟していました。
が、幸いなことに、貸切で心地良し！

　　　　　　

おっと！あれれ？？
お湯が真っ白じゃないですか！

こんなに白く濁っている状態なのは、初めてですね〜。
これまでは、薄い濁りで笹濁りという感じでした。
イイですねぇ〜湯温も丁度良く、最高の雰囲気です。

つるつるでヌメりがありながら、ベトつかず湯上りもサラサラ。
湯の成分の濃さ、熱さも匂いも温泉らしい特徴があって、とても素晴らしい温泉です。



温泉上がりでポカポカでテントに戻ります。
鯵ヶ沢の焼きいかロードの店で買ってきた焼きイカを、暖めて食べる。
美味い。

　　　　　

日が暮れてしばらくして、もう一度温泉を楽しんだ後、晩酌開始。
「じょっぱり」・・・青森・津軽らしくて良い。



確かに・・・季節の移ろいを感じる・・・時間とともに、深深と冷え込むような気配を感じます。
とは言え、冬の冷え込みとは違うのですが、もうこれからは寒さに気を使う幕営になったのだな、と実感です。
テントのパネルを閉めて前室に篭り、熱々のおでんなどを食べる・・・温まりますね。

このキャンプ場は有料ながら、￥525（一人）と大変に安価です。
無料キャンプ場に泊まるとして、近隣の温泉を利用すればそのくらいは払うことになる。
つまり、温泉一回分の費用で、開放感抜群の芝生の上にテントを張って泊まることが出来るのだから、嬉しいものです

　　　　　

雨になりました・・・
結構強く降っています・・・時折、稲光、遠雷。
しばらく様子を伺う・・・雷は強くならず、大丈夫のようですね。
さて夜も更けました・・・寝る！



今朝は天気が良いですね・・・

　　　　　

なんて一瞬思いましたが、断続的に雨が降っています。
まぁ、何はさておき、温泉に浸かって温まろう。

　　　　　

温泉浴室に向かうところに掛かっている掲示、「岩木山の深呼吸が聞こえる　ＲＵＧＢＹ　ＲＯＡＤ」！
ラグビーのことは無知識ですが、廊下の資料などを見ながら、温泉へ。
この後、朝食などを挟んでもう一度の温泉・・・しつこいくらいに浸かって、名残惜しんでます（笑



さて、今日のルートを決め、撤収・・・。
時折、バラバラと雨に見舞われるが、車が脇にあるのが幸いする。



岩木スポーツセンターキャンプ場を後にし、まず、すぐ近くの「岩木山神社」へ。

　　　　　　

朱塗りの立派な建物です。
参道も長い。

お賽銭を入れ、旅の安全を祈る。
参道を戻りつつ、おみくじを引いてみる。

　　　　　

どれどれ・・・
お！ミニとと！大吉じゃないか！！
イイんじゃない〜〜！（笑

こりゃ、旅先の縁起もいいなぁ・・・！
よし、じゃー自分も引くど。



あれ？
こっちも「大吉」ですよ〜〜？
まぁ、嬉しいですが・・・
はぁ〜ん？ひょっとして、大吉だけ入ってたりして？（笑

単純人間ゆえ、気分を良くして町に下り行きます（笑
道すがら、どちらを見てもりんご畑・・・
綺麗に色付いたリンゴが、枝にたわわに実っています・・・。



つい先日の大型台風は、この地には直接の影響は無かったようだ。
落下のりんごも数えるほど。

それにしても、この見事な色付き、傷も無く瑞々しいリンゴ。
道端から手を伸ばせば、もぎ取れそう・・・周りはそのようなリンゴ畑ばかり、大らかな雰囲気がまたイイ。



そのようなリンゴ畑の前には、無人の販売所があった。
リンゴ、梨、栗・・・どれも￥１００だという。
缶にお金を入れ、一袋づつ頂く・・・結構なボリュームです。

帰宅後に賞味したが、どれもとても美味しかった。
特に栗などは、虫食われも無くこの量で￥100とは激安だった。
秋の味覚だ。

さて、今日も温泉に浸かって宿営地に向かうことにしよう。





つづく



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