刈生沢の滝渓流公園キャンプ場(岩手県)
2010年 2月
所在地:岩手県一関市花泉町金沢
料金:無料
2月も最終の週末、月日の過ぎるのは何と早いものか・・・。
この冬季は幕営に出られず、今回でたった2回目のことです。
今回向かった先は岩手県へ県境を越え、一関市の南東に位置する花泉町の野営場となった。
時間の都合で近場エリアでないと出向けないのでした。
天気は曇り&雨、出掛けも重々しい雰囲気だ。
さて、下道の渋滞に車を任せながらトロトロと北上する。
周囲には雪景色は一切無い・・・雪ではなく雨が降っている。
気温6℃、なんとも温い。
ふと、思いつきで一箇所のキャンプ場を視察に行きたくなった。
思い付きの悪い癖・・・その勘が戻ったのかもしれない(笑
同じく一関市東山町・・・当初目的の花泉町から更に約50kmほど北上する、平泉の東方にある。
唐梅館総合公園にあるキャンプ場。
野球場やグラウンドなどのある、いわゆるスポーツ公園の奥、山の一角がキャンプ場。
少し高台にあります。
斜面なので、板ベースのテントサイトです。
炊事棟はちゃんとしています。
5月〜10月までの営業で、有料の管理キャンプ場¥100/一人です。
・・・ってコトで、時間もないのにわざわざ遠くに来たものの、ここで泊まることは出来ないですね^^)
さて、南下・・・来た道を戻りましょう、そろそろ夕刻になってしまう。
「刈生沢の滝 渓流公園」・・・ここに来訪するのは、08年12月以来となります。
09年は一度も来なかったのか・・・。
この場所は慣れないと向かうのが難しい。
まず、花泉駅方向から県道21号で約5kmほど、花泉日形へ進むと道端に看板がある。
この看板が見つけられないと辿り着けない。
看板のところから分岐し進むと、次の看板で分岐。
ここまで来れば問題無い。
坂を下りると、大きな駐車場がある。
サイトは2つある。
駐車場脇の草地広場。
トイレがある。
駐車場から下りると、渓流沿いにサイトがあり、炊事棟もここにある。
水は止まっているが、なぜか蛍光灯が点いた。
場内はひっそりしている。
渓流の先に、不動岩の祠も鎮座し、それを見ると神妙な重い空気感も感じる。
何年も前にこの野営場を知って独り幕営して、心細いながらもますます幕営にハマっていく頃を思い出した。
もうすぐ暗くなりそう・・・暗くなる前にテントを張り終えた。
風も無く、冷え込まず、外に居やすい。
ここには、以前から火床がある。
ベンチが新設されたようだ・・・以前は木製の壊れたものだった。
状況も良いので、今日は焚き火をしよう。
暗くなる前に、落ち枝を集める。
まったり・・・と焚き火を楽しんでいます。
周囲は真っ暗ですが、月明かりの下、この焚き火の炎の灯りだけが明るい。
じんわりと、焚き火の熱が沁みてくる。
薪を全て燃やし尽きたので、テントに篭る。
心地良いです・・・。
燗酒でほろ酔い加減です^^)
遊びがてらこんなのを組み立てて・・・飲んだ後に〆に啜るうどんを温めましょう。
音も無く立ち上る青い炎。
好い夜です・・・
サラサラと聞こえる渓流の音。
静かです・・・。
寝るか・・・道具を整理しないと、横になれないな(笑
狭いテントはこれが難点ですね(汗
翌朝・・・どんよりと曇り。
冷え込まない朝・・・。
テントを出て、散歩がてらまずは不動滝の対面にある不動岩の祠に参拝。
好い風情の幕営場ですねぇ・・・。
景勝地にあって、簡素でひっそりと落ち着ける幕営地だ。
周囲には桜の木々もあるので、花見時期にも良いかもね・・・。
周囲は広くは無いが、遊歩道があり散歩に良い。
駐車場脇のトイレは開放されているが、冬季は水が出ないので利用時は水持参が望ましい。
バンガローが2棟ある。¥400/一人と激安・・・入り口看板に連絡先が明記されており、連絡すれば鍵を借りて利用できる。
なお、キャンプ利用は無料です。
ゆっくり過ごして10時前・・・野営場を後にする。
ゆるゆると帰路・・・。
偶然、通りかかった宮城・中田町(登米市)・・・。
「石ノ森章太郎ふるさと記念館」です。
ちょっと寄って見ましょう。
・・・誰もお客が居ませんでした、ここも貸切で見学です(笑。
記念館のオリジナルアニメ「小川のメダカ」の上映を見た・・・15分のアニメですが、これが良い。
面白かったですね、009とかライダーとか、昔を思い出して懐かしい!(笑
帰路はずっと津波のニュース。
宮城・唐桑の御崎野営場などに居たら大変だったかも知れない・・・。
あの南三陸エリアは50年前のチリ地震での大津波があったことを伝えるビジターセンターがある。
御崎野営場に以前幕営に行った際、そこのビジターセンター津波体験館を見学したことがあった。
そんなことを思いつつ、隣には当時よく幕営に付いて来た長男マキではなく、今は次男ミニととが供に付いて来ているのです(笑。
END
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