レークピア白水(白水川ダム公園キャンプ場)(山形県)
2010年 11月

所在地:山形県東根市泉郷後沢アザミ沢1484-3
料金:無料

週末は天気が良い予報らしく、深まる秋模様の幕営が楽しめそうです。
今回の出向き先はお隣、山形へ・・・。

幕営地はレークピア白水として向かうことにする。
ミニととは同伴せず久しぶりの独り幕営、気侭で自由に行けるのが好い。



R48を西に向かい、山形への県境の関山トンネルを抜けて東根市へ。
幹線から分岐して白水ダムへ・・・。



ダムを囲う周囲の紅葉は終りかけていて、茶褐色の色合いです。
ダムの水は満々と湛えられていて、静かなダム湖の様子です。
晩秋・・・もうすぐ冬を迎えようとする情景ですね。

     

さて、キャンプ場に着きました。
まだ昼前ですよ・・・早い到着ですね。

     

どっちの広場にしようかな、と少しばかり考えてます・・・。
誰も居ない場内。
やはり、上の段の渓流多目的広場のほうがお気に入りの場所です。

      

いつもの場所にテントを張ろうと近づいてみると、ゴミが散らかっている・・・ペットボトルにティッシュ・・・誰だ!!
よく見れば、周囲に直火痕も散見される・・・U字溝があるのだから、そこでやればよいものを。
しかもU字溝には粗大ゴミ(木の棚・・・)が燃え残っている始末・・・後でなんとかせねばな、誰かに自分の仕業と勘違いされたら困る。

石組みからして芋煮パーティーの跡かもしれないが、キャンパーの目線から見ればこうした状態はここの利用者のマナーが悪いものと感じてしまう。
なんにせよ、少しでもゴミが散らかっているのは気分が悪い・・・テントを張ろうとした場所は落ち葉でいい感じの、お気に入りの芝地の一角なのだから。
まずはゴミ拾いから・・・。

     

とはいえ、天気も上々でこうして幕を建てれば、気分も最高。
この一角がとてもお気に入り。
秋枯れた感じがイイね。

      

上のほうにある炊事棟を検分。
この時期なのに、灯りも点灯するし水も出る。
ただし、この水は飲用不可です。
トイレもちゃんと使うことが出来る、非常にありがたい。



来るたびに思うが、このファイヤーサークルをちゃんと活用してみたい。
こうして見下ろしてみると、秋らしくスッキリした場内の感じで気持ちいい。
やっぱり、草が邪魔でないのは心地いいですね。

テントに戻りしばらくのんびり、ぼーっとしてる。
まだ昼を過ぎたばかり・・・時間をもてあまし気味であります(笑

しばらく過ごして、ここらで一度町へ下りていくかな。
温泉へ・・・。



巽の湯・・・も好いんだけど・・・

     

今回は、公衆浴場オオタ湯さんのほうへ・・・。
山形は温泉王国、ここ東根温泉も王国の名に恥じない、安くてお湯も素晴らしい温泉天国。
このオオタ湯さんも、清潔感溢れる施設で非常に心地良いところです。

小一時間たっぷりの長湯・・・ミニととが一緒で無いので、こうして気侭だ。
湯上り後は近くのスーパーに寄る。
が、特に買いたい物もそれほど無く、地酒と漬物程度を求めただけだった。
今日は食欲が無く夕食も要らないかな・・・ちょっと一杯やれれば間に合ってしまうだろう。
ソロで幕営だと、いつもそんなもの・・・。



昼は好天だったが、キャンプ場に戻る頃には雲ってしまい、薄暗くなっている。
そして、秋の夕暮れは早い時間に唐突に暗くなる。
しばらくすると、ラジオからはNHK「地球ラジオ」が聞こえてきた・・・これを幕営中に聴くのが好きだ。



さっそく、東根の地酒・六歌仙をやる。
味付け(糖類添加)の無い、本醸造タイプ。
香味のある旨い酒だ。



一杯やりつつマッタリして、焚き火の加減を看る。
U字溝に醜く燃え残っていた木の棚の残骸が燃え切り、やっと木の太い枝で本来の焚き火になった・・・よしよし^^。



そのチロチロと上がる炎を、離れたテントの中から眺めている。
気温が冷えてきており、露が降りてテントを濡らしている。

     

今日の六歌仙、イケる・・・^^)
お約束の燗をつける・・・この酒は熱燗ではなく温燗でないといけない。
グッと味がのってきて、旨いね・・・もう一本買っておけばよかった。



灯りでテントに影絵となって浮かんでいるのは、ウィスキーの瓶。
無風で居心地の好い晩です。

シーンと静かなキャンプ場・・・他に誰も居らず貸切で、独り贅沢に幕営中です。
やはり、こうした場所でやるソロ幕営は本来のあるべき姿ではないでしょうか・・・最高な雰囲気で堪らないものですね。

     

そんな誰も居ない寂しげな場所で・・・物静かに独りテントに篭り、好きな音楽を聴き、安酒を傾けながら、深まる秋の夜を感じて過ごしている。
テントの外に出てみると、ぐっと冷気が増していて驚く。
この地は結構、寒暖がある場所なのだ。

さて、酔いも程好いで・・・
就寝。



翌朝は曇よりで暗い。
朝方は結構冷えた。



昨晩は早く寝入り、ぐっすり寝て気分のよい目覚め・・・
風も雨もなく静かな夜はよく寝れる。

テントは結露で濡れているが、このまま気温が上がるのを待っても完全には乾燥しない。
適当なところで切り上げるか・・・。
撤収は昼前頃となって・・・ゆっくり過ごしたね。



今年中にまた来られるチャンスがあるか解らないが、ここまでの道が雪で塞がらないうちには再訪したいものです。
レークピア白水、こうした雰囲気がとても素晴らしいキャンプ場です。




END



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