笠詰野営場(岩手県)
2011年 10月
住所:岩手県花巻市大迫町内川目岳
料金:¥100/一人
今回は嬉しい独営となります。
気の向くままどこへでも行けるのですが・・・そう思うと、思いが広がってなかなか決まりません。
一旦は、このところの大の御執心の野営地となってしまった感のある、横手の相野々ダム自然の森を視野に入れていた。
あるいは、一気に青森・津軽へ飛んでしまおうか・・・津軽のリンゴ、岩木青少年SCの温泉幕営、または金木AC・・・津軽鉄道・・・。
そうだ、大間崎まで行っちゃうか〜(汗
思いっきり範囲が広がっちゃって収拾つかなくなりました・・・笑
一泊で宮城−青森・大間は無謀です・・・まぁ高速道路使えばやれないことも無いのですが(汗
ま、そこら辺の過程はどうでも良い事でした(謝
と言うことで、今回向かうことに決めたのは、岩手・早池峰の麓の野営場・・・
笠詰野営場です。
この野営場も大のお気に入りの場所です。
よくご覧の方に、何回も行っている場所は良いところでしょう?
と問われますが、一概には言えず、大のお気に入りでもタイミング的になかなか来れないこともあって、少ない回数の場所もあるのです。
さて、そんな訳で出掛けは早いこともあって大変時間的な余裕があります。
R4を花巻で分岐、大沢温泉へと向かいます。
本日、野営場入り前のお清めの湯は、大沢温泉の露天風呂にしました(笑
大沢温泉、久しぶりです・・・。
自炊部は大変に風情があって好きです。
ふすまが空いていた部屋があったので、中を覗いてみました^^)
質素な部屋ですが、掃除も行き届いて綺麗ですね・・・真冬にでも泊まりたいものです。
・・・と言いつつ、真冬は大雪のなか雪中幕営に向かうんだろうなぁ?^^)
ギシギシ・・・と軋む通路を進んで最奥、露天風呂。
名物の露天湯です。
こんな広い湯船の露天風呂が貸切。
好いですねぇ〜入浴料金の高さを帳消しにしますな^^)
何を隠そう!(って、そんなに言ってないワイ!笑)・・・この露天風呂こそ、「温泉とど」の命名の場であります!
その昔・・・友人たちとここを訪問し、温泉好きの「温泉とど友の会」を結成したものでした。
そんな思い出と、この黄色いケロリン桶・・・大変に懐かしんでしまいました^^)
さて、由緒正しい温泉湯で身を清めた後は、楽しみの今日の野営地へ向かいましょう。
目的地は、この花巻からはもうそれほど遠いエリアではありません。
トロトロと山間のルートのドライブを楽しみながら現地に到着です。
うむ!よしよし^^!
相変わらず最高のヒッソリ加減で、非常に好ましい感じ。
いつもの中段の場所は問題なしですが、下段の広いサイトも好い状況。
う〜〜む、どうしようかな・・・どっちに落ち着こうか・・・。
焚き火に楽な場所にしましょ。
薪集めが近くできるし、それにそこにある朽ちたカマドは前回来たときに整えたままの状態で・・・それ以来、誰も使ってないんだね^^)
と言うことで、お気に入りの場所・・・中段のテン場です。
早速テントを立ち上げ、更に狼煙を上げて、この野営場に息吹を込める。
そうこうする頃合に、一台の車が到着し・・・挨拶を頂くと、当HPの御愛読者様でした^^)
そのお方は、同じ宮城県のKさん。
Kさんは下段サイトを貸切で贅沢。
あとで焚き火でマッタリやりましょう・・・。
風も弱まってとても好い感じです。
周囲の落ち枝をかき集めますが、まだまだ集めないといけません・・・マッタリしたいのに、結構せわしい(笑
夕方になると、巡視員のおじさんが野営場の利用料金を徴収しに来た。
一人¥100だ。
白樺の林のテン場に日が射して・・・
最高の情景!
周囲は白樺も多くあり、とても落ち着く。
とても好い。
夕暮れ前に、Kさんの奏でる篠笛の音・・・
幽玄の趣・・・野営場の精霊への挨拶代わり・・・素晴らしい情景ですね。
日が暮れました。
Kさんがいらしてくれました。
焚き火を前にマッタリ・・・話が弾みます。
HPの御愛読者の方と、こうしてお会いできるのは、大変うれしいものなんです。
Kさんは、生豆を自前で煎るほどの珈琲好きの方。
美味しい珈琲を御馳走になりました。
イイですね〜秋を感じる夜、焚き火を前に本格珈琲・・・ハマりそうです^^)
まだ早い時間ですが・・・
今夜はもう満ち足りました^^)
寝ます!
早朝、4時を過ぎる頃、野営場脇の道路を通る車の音で目が覚める。
早池峰山の登山客の車だ。
目が覚めたが、だいぶ冷え込んでもいるので、すこしシュラフ周りを整えて二度寝。
7時過ぎ、テントから出る。
朝の珈琲をせがみにKさんの所へ下りていく^^
しばし、珈琲を御馳走になって談笑。
う〜〜む!
ここは、ほんとに好い雰囲気の野営場だなぁ〜。
前回も実感したけれど、今回もまた一層好きになった野営場だ。
名残惜しいけれど、今回の野営を閉じる。
今年中にもう一度来れないものか・・・手前の冬季閉鎖はいつからだったろうか?
END
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