国設くるみ台野営場(秋田県)
2014年 10月
秋田県山本郡藤里町藤琴字藤琴沢国有林
料金:無料
今回の野営は、もう既に行き先は決めていました。
秋田−青森との県境付近の藤里町、白神エリアの秋田側に位置する場所だ。
その山奥にひっそりと佇む野営場・・・くるみ台野営場が今回の赴く先なのでした。
前回そこで野営したのは2012年5月のことであるので、約2年半ぶりということになります。
13年8月の大雨災害により、野営場へ到るための県道317号・西目屋二ツ井線が多数箇所の損壊によって通行止めとなっていたのでした。
それが、先ごろ約1年以上の期間を経てようやく補修が進み、部分的に開通が図られたということです。
開通したものの、すぐに冬の道路閉鎖まで時間との戦いで、なんとか都合をつけて出向いたわけです。
朝早くに出立したかったのですが、用事をこなしてようやく出られたのは8時を過ぎてからだった。
宮城の自宅から目的の野営場までは最短で約400km、一般道で約8時間は掛かる見込みだ。
R47〜R398を経て宮城から秋田へ抜ける。
途中、花山峠からは栗駒山が綺麗に望めて素晴らしかった。
今日は最高の天気だ、空気も澄んでいてどこを向いても眺望が利く。
秋田・湯沢〜横手〜大仙(大曲)でR108へ乗り、一気に北上する。
北秋田市でR7に乗って少し西へ向かい、二ツ井からいよいよ西目屋二ツ井線・県道317に入る。
藤里町に入り、更に奥へ入っていく。
白神山地世界遺産センターを過ぎ、いよいよ長らく通行止めとなっていた真名子ゲートを通る・・・長らく待っていたんだ、このときを。
太良峡に到る・・・
感慨深くゆっくりドライブする。
開通されたとは言え、まだ補修工事は続いている。
こうして道路を治してくれる事には大変に感謝したいです・・・。
一年ぶりの開通と紅葉時期ということもあって、車の行き来が多くてけっこうすれ違った。
ここからは左側、黒石林道へと分岐する。
野営場まではもうすぐだ。
来ました、現地着。
pm4時過ぎ・・・やっぱり遠いなぁー。
場内は以前と変わらず、非常に好い状況。
チョッと拍子抜けといった感じ・・・まぁ、きちんとした状況なのは何よりで、大いに安心した。
夕方なので日が傾いて来てます。
サクサクとテントを建てて立派な東屋に落ち着く。
いやー素晴らしい。
懐かしさもあって、すごく感慨深い。
脇に流れる渓流、コレがまた好い。
サラサラと聞こえる瀬音がこの野営場に叙情を添えている。
夏の緑の情景も素晴らしいが、今時期の葉を落とした秋の情景もまた素敵な場所だ。
う〜〜む!
素晴らしいですよ・・・。
秋田の地酒・高清水が今回の野営酒。
缶詰を温めて酒肴にする。
高清水はうまいね、お気に入りです。
秋田の日本酒にはハズレが無いです・・・個人的には。
鰯のトマトソース煮というのを初めて試してますが、微妙な感じ・・・だったが、これにサルサソースをトッピングすると激的にウマくなった!笑
日本酒よりビールのほうが合いそうです。
渓流の瀬音に包まれた野営場の夜。
空は満点の星がちらばっている。
本当に素晴らしい野営場だ。
このまま一晩、たっぷりこの情景を味わっていたいもの・・・
がしかし、そうもいかないのでシュラフに潜り込む。
翌朝も素晴らしい天気。
朝日が射している。
しばらくこの情景を眺めてます。
冷え込みもあって、多大な結露状況。
渓流に沿って薄く霧がかかっていました。
いいですねぇー!!
この雰囲気、野営場の佇まいは素晴らしいです、最高の情景です。
僅かな時間を惜しんで、周囲を散策。
今朝は本当に爽やかな野営場の朝の雰囲気。
立派なトイレ棟も問題なし。
8時には撤収して出立しないといけない。
名残惜しい、本当に。
滞在は短時間でしたが、素晴らしい野営情景に浸りました。
こんなにいい野営ができると、また今年中に再訪したくなるけれども、年内はもう無理。
これからはもう、自然災害などの影響が無いように祈りたいですね。
いつまでもこの野営場が好い状態で残っていくよう、願いたいです。
帰路はあちこちの行楽渋滞にもハマってしまい、約10時間の道のりでした・・・(汗
END
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