〜 秋田/青森 野営独り旅 〜
第三日目 羽根川森林公園(秋田県)
2017年 8月
所在地:秋田県三種町鹿渡字大羽根川
野営旅の三日目。
青森の青少年スポーツセンターを後にして、10円玉の裏表による指図の進路は津軽半島、竜飛岬であります。
幕体を畳み終えたて車に積んだのは、小雨がぱらつくような頃合いでした。
やはり今日は雨模様か・・・。
車を出して、森田〜木造〜五所川原〜飯詰、そこから山間の道を辿り青森湾側の油川へ抜ける。
R280へ乗り、津軽半島の沿岸ルートで北上する。
他にすれ違う車もなく、ゆるゆると静かにドライブしています。
まるで梅雨時の時のような状況です・・・。
重苦しい天気、波も荒い。
せっかくの旅であるのに、こんな天気。
津軽半島の右肩あたりに来ると、袰月(ほろづき)・・・そこに高野崎キャンプ場。ここの先っちょには灯台がある。
更に進んでいくと、かわいい鬼の形のお入れが目印の、鋳釜崎キャンプ場。
どちらも津軽海峡を眼下に望める、素晴らしいロケーションのキャンプ場です。
鋳釜崎キャンプ場には、だいぶ以前に幕営したこともあります。
やがて、今別〜三厩を経ていよいよ竜飛岬。
・・・風雨。
ビュービューです。
本州・北の果てツートップの一つ竜飛岬です、来ましたよ〜。
観光客もまばら・・・
風雨厳しく、車を降りての観光はチョッと・・・
風の岬 龍飛。
誰かがボタンを押しているので、石川さゆりの「津軽海峡冬景色」が流れる。
残念ながら、天気が悪いので車を下りることなく周囲を見学して後にした。
龍飛岬を過ぎて、日本海側の沿岸を下ります。
ゆるゆると南下して、またR101に乗っています。
もうpm3時を過ぎている・・・一日が早い。
本日は、龍飛岬の後は秋田の男鹿半島をぐるり一周、という構想であったのでした。
朝早く弘前を出て津軽半島を一周し、能代付近まで下ったところでもう夕方前だ。
うー、今日の男鹿半島はあきらめましょう。
今日の寝ぐらを探さなければなりません。
丸一日天気も悪く、テンションも上がらないので、あれこれと野営場所を吟味するのも面倒になってしまい、道すがらの便利の良い場所を思案する。
このまま南下で候補は三種町あたり、琴丘の石倉山キャンプ場とか大潟村の南の池公園キャンプ場など。
まずは羽根川森林公園キャンプ場を本命にあたってみる。
ここがだめなら他の2ヵ所をあたる。
ここには10年前くらいに視察に来た記憶があった。
現地に到着して記憶がよみがえった。
誰もおらず無人。
状況もイイ感じ。
綺麗な場内で、トイレも炊事棟も使える状態。
三拍子揃って、ここにしよう。
少し雨もぱらつくので、速攻作業。
本格的に風にならないのを祈りつつ、様子を見る。
ともあれ、今日も寝どころを得られたことに感謝し、いつもの野営の時間を過ごす。
まもなく日暮れ。
バックに米があったので御飯を炊き、有り合わせの缶詰で夕餉・・・十分です。
今日はコンビニへも寄っていないし、何も買い物をしていませんね・・・笑
虫も皆無、静かで好い状況。
思えば一泊目の法体園地でアブ、羽虫に難儀したのを思うと非常に快適でうれしい。
昨晩の岩木青少年SCも虫がおらず、過ごしやすかった。
まだ宵の口ですが、ドライブ疲れもあるので寝る準備。
小物を仕舞いテントに入る。
翌朝、小雨模様。
状況を眺めながら、撤収の準備。
雨が止まったところで畳む。
さて今日のドライブを始めよう。
車を出して、周辺を散策。
ダムに掛かる橋に行く。
時間があればもっと散策したいところ・・・。
この周辺、イイ雰囲気の森林公園です。
好きです、秋田の道・・・笑
大潟村のロングストレートな道を経て、男鹿半島へのとりつきに至る。
まずは寒風山。
小展望台へ上り、対面の寒風山を望む。
寒風山を望む。
寒風山へ上がる。
眺望がすばらしいです。
沿岸、小さな漁村をいくつも通るように、ドライブ。
男鹿半島の先端、入道崎。
北緯40度線上にあるということで、そのモニュメント。
40度線モニュメント、岩のスリットで表現されているということです。
沿岸風景はどこを眺めても絶景ばかり・・・
男鹿半島をぐるりと一周。
昼を過ぎた時間。
ここから自宅まで約300km、そろそろ帰路にしなければなりません。
今回は、約1,400kmのドライブ野営旅でした。
END
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