石蔵山林間広場(石蔵山村民憩の森)(岩手県)
2021年 11月
住所:岩手県一関市川崎町門崎字石蔵地内
料金:無料
法体園地キャンプ場を後にして、近いエリアの祓川キャンプ場に立ち寄っています。
近いようでいて法体園地からは結構遠く、鳥海山への登山口にあたる標高を上げた場所です。
祓川キャンプ場から見上げる鳥海山の雄姿は迫力がありながら、今は既に雪に化粧された美しい姿を見せています。
さて、昨日に家を出るときは本日帰宅のつもりでした。
しかしながら法体園地に着た頃には、その次に岩手の石蔵山へ向かうつもりになっていたのでした。
石蔵山は先月にも行ったばかりですけれど、雪が降ると上がれなくなるので今のうちに行けるときには行っておきたい。
祓川から下りて県道58〜矢島〜県道32〜R107〜横手とドライブ・・・
ここから東北の背骨である奥羽山脈を越えて、岩手県側へ行かねばなりません。
あの向こうに望む山々を超えて岩手に入る・・・山岳道路。
しかしながら、横手まで下りてきたのならば大回りながら素直にそのまま湯田を経由するルートで岩手入りすればよかったのだ・・・
東成瀬村からR342だと、何度も出てくる冬季通行止めが表示で解っていた。
もう一つR397の方はその通行止め表示が少なくもしかして通れるのでは?と、だいぶ進んでから通行止め地点まで行ってしまった。
なんともかなりのロス!
冷静に考えれば・・・今時期ならこうした山岳道路はもう冬季通行止めなのは当然で、なぜそこに判断できなかったものか。
結局トボトボと引き返して、時間と燃料を無駄にしてしまった(凹
まぁ、こんな失態はいつものことであります、ドライブ自体は楽しいですから^^)
まだ時間はたっぷりあって気を取り直します。
横手に戻ってそこからR107で岩手・北上市へと抜けます。
そこから南下して目的地の石蔵山までは更に約1時間30分。
現地に到着、時刻はpm15時。
いつもの芝生広場は貸し切りのようです。
つい先月に来たばかりですが、秋深まって枯れた感じがしてます。
日が射していて暖かいけれども、風がやや強し。
さて早速張りましょう。
本日はコレで。
広々した幕体にてマッタリ籠ろうと思う。
やはり風が強く気になるので、あとでガイロープを追加する。
シンボルの大岩の周りを縁取る植木が、真っ赤に色付いて綺麗。
市街地方面を見渡す。
雲が厚く、今日は夕陽が見られそうにないのは残念。
広々の広場の端にポツンと自テント・・・
今時期らしく、曇り空で暗くパッとしない情景です。
早々に暗さが増してくる。
夕暮れ時、市街地の灯がともり夜景になってくる。
ここの野営地の名物の一つは、この眼下に輝く夜景です。
早々に灯していたランプの灯かりが、イイ感じに灯って冴えていた。
すっかり暗くなった南の夜空には、薄い雲越しに滲みながらも眉月が明るい。
その白い三日月の右下には宵の明星・金星が明るく月に大接近中で、まるでほくろの様に輝く・・・。
天体に見る絶景だ。
幕体の中も#290Aの輝きで明るくなった。
燃焼が安定してきたら、光量は絞って明るさを落ち着かせます。
鍋には簡易なおでんを温め、それと燗酒という鉄板の組み合わせ^^)
今日も燗酒が美味い。
大型のランタンやコンロのおかげで暖かく快適、外の風もあって上手い具合にテント内が換気される。
こうして大きく広いテントは中で動きやすいし、確かに居心地は良い。
程好く酔いが回れば、テーブル脇にゴロンと寝ることが出来る・・・笑
ジツは今回、この中に入れてみようとした寝室用のドーム・シェルタを持ち忘れていた、というダメぶり。
今夜も更けた・・・
〆のうどんを啜った後、寝る準備で小物を仕舞う。
夜景が本当に綺麗だ。
この広場の下にある草地に陣取れば、テントに居ながら樹々の遮りも無く開放的にこの眺めを堪能できるように思う。
依然として風が強く煽られるのが気になりますが、ペグとロープの点検をしてから寝る。
風の強い今夜は、小型のドームテントのほうが安心だったかもしれない・・・
翌早朝はやや荒れモードで、小雨に強風。
予報では天気崩れるのは知ってましたが、こんなに早い時間から悪くなるとは思いませんでした。
大型幕体だと強風下で煽られっぱなしでマッタリできないので、早々に畳む。
空が明るくなって少しの青空に一面の赤い雲。
霧が風で流れてきます。
だいぶ早いけれども車を出す。
余韻も無くあわただしい朝でしたが、昨晩は善い夜を過ごせたし満足としようか。
道脇の紅葉に見送られて、ゆっくり坂を下りて行きます。
この先は冬の季節にまっしぐらだなぁ・・・。
- 余談 -
昨今の利用者の増加によるものなのかもしれません・・・
どこのキャンプ場でも見られるようになってしまったことですが、この場所も同じくマナーの悪い利用者の行いが現れてます(怒
いつも行った先で少しのゴミ拾いはしてますが、こういうのは修復できないし拾えないし全く論外。
利用させていただいてることに感謝し大切に思い、こうした汚すことをしてはいけませんね。
END
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