−天空の野営地− 石蔵山林間広場(石蔵山村民憩の森)(岩手県)
2025年 12月

住所:岩手県一関市川崎町門崎字石蔵地内
料金:無料
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12月です・・・
日々冬らしい寒さなのですが、この日は好天で出掛けるには好き日ですね。
とはいえ、この冬の時期に自由に出入りできる無料開放のキャンプ地はほぼ皆無なんです。
どこに行こうかと思い巡らそうにも、岩手の石蔵山や福島・夏井川しか思い浮かばない。
そんなワケで積雪での障害がない今のうちに石蔵山の広場へ辿り、ユルユルと過ごしてみたい。
近年は暖冬ゆえ昔みたいに積雪も深くないかもしれませんが、広場までの細い坂道に積雪があると、かなり危険です。
道が細くUターンもままならないし、最悪、進退窮まる。
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いつものルートで向かう・・・
県境を越え岩手に入れば一関市、そこから北上川沿いに進み川崎町。

20数年来通ってますが、いまだに名称がよく判らないですよね?
分岐の所にある表示看板、”林間広場”と”憩いの森”と、微妙に表示が違っているのですよ・・・

いつもの直前の下り坂、その途中から見下ろした場内風景。
前回の11月のときより、更に冬枯れた場内情景です。

空は快晴、日射しが強い・・・
場内が輝いていて、とても良い情景だ。
いまは無人なので、どこに張るかを非常に悩む。
場所が開いて無くて此処しか張れない、という時のほうが悩むことなく楽かもしれない(笑

それなのに、結局はいつもの同じ場所にて落ち着いてしまう・・・
今回はこのシェルタにする。

いつものごとく、寝室もINする。

一式揃って、野営酒をプシュっとやる。
今時期は、足元に丈の長い草が無いし刺す虫も居ない、空気も乾燥していてサラッとしている・・・
今日はそんな感じで非常にイイ感じです・・・

そんな頃合いで、新たに来て設営を始めたお方・・・
見覚えがある・・・
数年前に2度ほどご一緒したSさんでした^^)
いやーお久しぶり!との偶然の再会でした。

野営酒を片手に、いつもの天然岩を観る。

そこから自分のいるところを見下ろす。
それにしても、今日は快晴が崩れずにいて、この調子だと夜は放射冷却でグッと冷え込むのかもしれない。

焚火の薫香を周囲に漂わせて味わう。
イイ時間だ・・・

快晴の空、素晴らしい夕陽ショー!
その落日の情景に見入る・・・

その後しばらくすると、山際の紅のグラデーションが広がり街には明かりが点き始めた。
冬は空気が澄んでいるので、灯りが鮮やかに見える。
気が付けば、日暮れ後は気温が急降下していた・・・。

焚き火を眺めながら、偶然再会したキャンプ友のSさんと合流して酌み交わす。
燗酒が美味い・・・

ランタンに石油ストーブでシェルタ内は極寒、快適です。
やがて夜も更け、頃合いでお開き・・・笑
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翌朝、やはり山の上だけあってグッと冷えてます。

シェルタから出ると、丁度朝日が上がってきたところでした。

その朝日が西側の栗駒の山々を茜色に照らしはじめます。
山は冬の雪を纏った山容。

Sさんは連泊の予定ですが、用件があって一旦出て行った。
こちらは帰宅するので、また来年会いましょうと挨拶を交わして別れた。
好天で状況も良く、連泊したかった・・・

イイ景色だなあ・・・
撤収も終え車に乗るが・・・
バッテリーが上がってエンジンが掛からない!

過去の経験からケーブルは車に常備しているので、しばらく誰か来ないかと待ち望みますが、こういう時に限って誰も来ない(笑
さすがにあきらめてJAFに救援要請、約1時間後にトラブル解消。
今のバッテリーは丸3年で不調の兆候は全くなかったが、こうしてトラブルは突然来るんだなあ・・・
JAF到着と同時頃、キャンプに来た方お二人と挨拶がてらお話を交わした後、キャンプ場を後にしました。
う〜〜む、連泊予定であればなあ・・・
END
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