岩木青少年スポーツセンター(青森県)
2009年 5月

青森県弘前市常盤野字湯段萢1-2
料金:¥525/1人(入浴料込み)

今日は幕営旅の三日目・・・。
青森のキャンプ地へ向かう。

ルートはわざわざ遠回りで、日本海側へ・・・R13〜R7〜R101へと繋ぎ、男鹿半島を一周して廻る。
GWで観光地に向かうと言うのに、全く渋滞が無くスイスイ移動できて空恐ろしいくらいだ。





秋田、男鹿と言ったら何といってもコレでしょ?(笑
所々の道沿いにはこうして、なまはげの歓迎を受けたりして・・・遠くから来るとすごく観光気分が盛り上がりますね!

男鹿半島へ入り海岸沿いを舐めるようなルートでドライブする。
鵜野崎海岸とか戸賀湾沿いなど、すばらしい絶景続きの海岸道路なのだ・・・
がしかし・・・いかんせん、今日のこのどんよりの天気では、今ひとつ眺めも悪く、本来の絶景を拝めないのが悲しい。

     

やがて、半島のてっぺんの入道崎へ到着。
北緯40度の地だ。

     

風が弱いので散策も気分が良い。
断崖絶壁から見下ろす海岸、これはもう絶景だ。
もしも、この草原がキャンプOKで、無風で天気の良いときであったなら極上のキャンプと思うのだが・・・ここは国定公園、無理ですな。
もうちょっと天気が良いとねぇ・・・と、独り愚痴る。(笑

さて、そのままこの男鹿半島を抜けては面白くない。
アソコ、に寄るのですよ〜(笑

      

何年か前にも来たものです・・・。
そのときのトラウマを持つトトには厳しい場所なのですよ・・・あはは!
こうしてなまはげの前に立つと・・・背が伸びたんだねぇ、チミ。(笑

ここは真山神社にある、なまはげ館であります。
私は大好きですねぇ、こういう資料館は・・・。

その後、男鹿半島を抜けて、更に日本海の海岸沿いを北上していく。
やがて能代〜八森を通り、五能線に沿っての道路となり、世界遺産白神山地をかすめる様に進む。
このあたりが北東北らしく、「秋田・青森を行く!」・・・などと、自分的に勝手に思ってしまう(笑。

青森への県境を越えて、途中、かの有名な不老ふ死温泉を通るが、寄ったところで、どうせ人で一杯に違いなくパスする。
その先、岡崎海岸、広戸の行合崎・・・寄って見たが、やはりこの悪天候でシャッターを押す気にもなれない。
そう言えば、行合崎での幕営は一年前に敢行している・・・このレポをご覧頂きたい。

      

これは2008年の幕営時のphotoだが、天気に恵まれればこれほどに素晴らしい幕営のシチュエーションを味わえるのです。
自分的には、これまであれほど感激でお気に入りだった、秋田の「飛の崩れキャンプ場」をはるかに上回るお気に入り場所になってしまいました。
北東北には、こんな素晴らしいキャンプスポットが存在するのです。
今年もまた同じような幕営をしたいものです・・・と、思いながら、雨のなか駐車場に置いた車に戻るのでした。

更に北上を続けて鯵ヶ沢に入る。
このあたりもまた、すごく「北東北・青森」の一面を感じさせる場所だと思ってます。
なんとも・・・このhpではワンパターンですがねぇ・・・

      

焼きいかロードへ入り、手ごろのお店でおばちゃんにイカを焼いてもらう。
今日は人もまばらだ。
ゆっくり話を交わしながら(とはいっても、おばちゃん津軽訛りが厳しいぞ!2,3回聞き返しです、笑)ゆっくり焼いてもらいます。
身の厚いボリュームのある、香ばしく旨い焼きいかが¥250ですよ!
私は安い買い物と思いますがねぇ?(笑
パックに入った焼きイカを車に入れて走り出すが、やがて香ばしい匂いが漏れ出て、車の中に匂った(笑。



<岩木青少年スポーツセンターキャンプ場>

さて、この後は一気に今夜の幕営地へ向かう・・・。
と言っても、温泉付きの管理キャンプ場ではあるけれど・・・。
がしかし、¥525/一人という、安価で天然温泉も楽しめるキャンプ場である。
それに、キャンプエリアが広大で混み合うことも無いので、このGWでも心配せずに向かえる気がする。

      

今日の此処では、朝に別れた三太夫さんと、電気屋モモさん御夫妻との合流である。
モモさん御夫妻は岩手での幕営のあと、此処で合流です。

すでにマッタリ中で、早速STに入れていただく。
外はやや肌寒いが、ST内には炭火があってすごく暖かい。

     

一息ついたところで、結露で濡れ加減だったので早めに拡げて建てておきますか・・・。
ふと見ると、ととは早速、温泉風呂に飛んで行っちまったか(笑



電気屋モモさんの特製火熾しブローを頂いたトト。
この威力抜群のアイテム・・・欲しい??そりゃあーた、電気屋モモさん名物のLEDランタンも5年待ちの状態ですぜ?
この特製ブローなど、もしお頼みしても何時になって頂ける物かどうか・・・(笑

そんなことで、もう彼は得意絶頂状態であります(笑
この頂いたアイテム・・・何と名付けようか・・・う〜〜む?「火熾し君スーパーDX」?



さて、なんとも絶妙な場所に陣取っていたものです。
目の前にはファイヤーサークル・・・よっし、やりますか・・・今日も焚き火。
電気屋モモさん家のレポもご覧ください・・・Wambler A Go Go!

      

はじめはチョロチョロ、後はボーボー(笑
こういうのが、本来あるべき焚き火の姿だ。

キャンプでの焚き火はこう在りたい・・・こういうファイヤーサークルが無い場所では焚き火用具となってしまうが、やはり焚き火と言うのはこういうものだと思うのだ。
焚き火があると、自然に人が集う。
ここのキャンプサイトは、こうして本来の焚き火が出来るファイアーサークルのあるキャンプ場・・・いわゆる正統派である。

     

さて暗くなって、マッタリと温泉風呂に再入湯。
此処の温泉、自分的にはすごくお気に入りの湯なのです。

泉質は酸性-カルシウム-塩化物・硫酸塩泉、となんとも複雑〜。
硫黄の匂いがして白濁していて酸性の湯、しかしリンス状のヌメリ感のある湯、湯上りはサラサラ・・・なんとも不思議な濃い湯。
とにかくスンバらしいです。

     

館内には、業務用のホシザキの製氷機があって、自由に氷を持って行ける。
夏時期にはすごくありがたいもので、バッチリ氷代を節約できる(笑。

たっぷりと焚き火を楽しんで、夜も更けて就寝。

      

気持ち良く寝た〜!
起き掛けに、うにゃさんの淹れたコーヒーを頂く。

トトは早速、また温泉風呂に行きやがった・・・。
8時前には出ようと、早めに片付けに掛かる。
最後に、お世話になったモモさんのSTをたたみ、全部の仕舞が終わり散会。

     

キャンプ場を離れると、今回はずーっと雲に隠れていた津軽富士・岩木山が、一瞬だけその山容を見せてくれた。
さて、どうしても渋滞が怖い弘前の市内を通過せねばならない・・・
が、早朝なことと、すでに葉桜状態でもあり弘前城公園に花見客は殆どおらず、渋滞も皆無で肩透かしの感じでした。

さて、今日も走るぞ・・・約400km?かな?
なんにしても天気が良いね〜。





四日目につづくのです・・・



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