達居森と湖畔自然公園（牛野キャンプ場）（宮城県）
2010年　4月

所在地：宮城県黒川郡大衡村大瓜牛野９
料金：無料

この週末、ビックリでありました・・・。
ＧＷまでもうわずか、４月の中盤に来て・・・なんとビックリ雪化粧の朝であります。
せっかく満開になった桜の花に、容赦なく重く湿った雪が圧し掛かり、枝がうなだれているのです。



実は今回は仕事の都合で、出動のつもりではなかったのです。
がしかし、幸か不幸か、この突然の雪模様のために昼で切り上げになり、午後から時間が空いたのでした。
見れば、道路の雪も消えており、特に支障の無いような状況であります・・・まぁ、雨模様ですが。

では何処へ・・・？
この時間なので、近場へサクリ・・・の出撃ですな。
そんな訳で今回の宿営地は、「牛野キャンプ場」へと決定。

国道には、閉鎖になった高速道から締め出された車が溢れて渋滞しているので、裏道を繋いで進む。
これがまた、いとも簡単にスムーズに進むことが出来る。
このあたりは、やはり地元のメリットというところかな。



少し、時間に余裕があるところで、温泉に浸かることが出来る。
キャンプ場への分岐をやり過ごし、さらに北上して隣町まで進む。
つい先ごろのときは、色麻（しかま）町の「かっぱのゆ」でした。

また同じパターンではつまらないので、今回は別のところへ・・・。
加美町にある「やくらい薬師の湯」であります。
￥800／大人・・・大失敗です！（汗

昔もそんな入浴料金だったのか、忘れてしまったが、なんとも高い。
￥500以上では、風呂代には使いたくないですね・・・。
う〜む、やはり「かっぱのゆ」のほうがずっと今回の宿営地にも近いし、安く入れるし、新館側の風呂もあわせて浴槽の数も多く楽しめる。

まぁ、いつまでも湿気たことを言っても大人気ない（笑。
せっかく来たので浸かっていく。
無色透明、塩味、塩素臭。
まぁそれでも、ミニととはジャグジーがお気に召したようだが・・・侘び寂びを求めないしな、キミの場合は（笑。



さて、たっぷり暖まってキャンプ場へ向かう。
朝方に積った雪はもう跡形も無いが、冷え込んでしかも雨が降っている。

牛野キャンプ場へ到着。
もう、夕刻だ・・・日が長くなったが、ｐｍ5時を過ぎており間も無く暗くなる。

　　　　　

トイレ、炊事棟の近くのサイトは誰も居らず空いているのだが、折からの雪と雨で水浸しで状況が悪いのです。
手前の駐車場脇の所には、先客のテントが張られている・・・。
やはり、前回と同じ場所・・・桜の樹のある場所が、好い間合いとなって落ち着ける。

雨が降っているので、まごまごとしていられない。
一気に建ててしまう。
ミニととは、雨の中あちこちを散策しに出て行ってしまった・・・濡れるぞ。

　　　　　

まったく、前回と同じ構図だ・・・（笑
別なテントを張ればまだ良かったか？（汗
がしかし、このところ、このテントが非常に使い勝手が好いのだ・・・もう古くて、そうとう、クタビレていますが。



前回、2週間前と比べてだいぶ膨らんできた桜の蕾。
次週辺りには咲き始めるだろうか・・・。



この牛野ダムは、灌漑用のダム。
田植えシーズンを控えて、満々と水を湛えている時期です。



うむ！
なかなか、好い雰囲気じゃないか・・・。

とはいえ・・・冷たい雨に濡れているばかり入られない。
暗くなってきたので、いい加減の頃合でテントに篭る。



ｐｍ6時の時報を聞きつつ、NIKKAをソーダで割る。
いまでこそ、某社がＣＭでハイボールを流行らせているが、自分などずっと以前からの定番だ。（笑
夏場は、たっぷりの氷にレモンスライスを添えて飲ると、なお一層清涼感がある。



テーブルにちょっこりと、髭のおじさんのランプを乗せて雰囲気を味わう。
ミニととが買い物かごに入れて買わされた柿の種ピーナツを、せがんで分けて貰う・・・汗。
ハイボールを遣るうちに、つまみに柿の種が止められなくなって・・・笑

遠くの曲のラジオを聴いています・・・
雨は一向に止まず、時折強く幕体を打ち付けます。
雨音がとても好い感じ。



遠くで、鵺鳥（トラツグミ）が無き交わしていて、ヒーーンと金属的な音色で響いている。
風も無く、雨音がＢＧＭの、好い夜です。
早い時間だが、このＢＧＭで眠気を誘われてしまい、シュラフを整えると二人ともそのまま寝てしまった。



ぐっすり寝てました・・・。
気持ちよく起きました。



天気は・・・時折、日も射すような感じですが、曇り模様ですね。

　　　　　　

昔は立派なように思えていましたが、それなりに年季を感じられるようで・・・
好い風情のキャンプ場になってきました。

　　　　

広場は三段構成になっている。
何組かで集うなら、こちらのほうの広い場所が適している。



湖畔での野営・・・という雰囲気が好いですね。
この場所は桜満開の下の幕営・・・が、実現できるスポットです。

　　　　　　

まだまだ、花見には早い当地ですが、そういったスポットは陽気が良くなり花が咲いてしまうと混みあってしまう。
依然として自分は、そういう時期の名所にはタイミングの合わないキャンパーなのである。（汗

冬戻りした湖畔の情景を観ながら、熱いコーヒーを啜り今回の幕営を閉じた。





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