久川ふれあい広場キャンプ場
2013年 8月
福島県南会津郡南会津町(旧伊南村)青柳字滝倉1080
料金:¥500/1サイト+¥200/一人
8月に入っても長い梅雨が続く東北地方です。
ようやくその梅雨も終わろうという様相になっています。
この週末は雨も上がるようで、久々に少し離れた場所へ野営に行ってみることにした。
ということで・・・南会津。
特に理由は無いんだけれども、とりあえず方向はその方面としたのです。
前日までの重苦しい空模様と濡れた状況とうって変わって、青空が広がって日が射している。
何日ぶりの太陽かなぁ?笑
梅雨も季節のものだけれど、いい加減に飽きるよねぇ(笑
さて、いい具合にクルマは進んで現地に到着。
この久川ふれあい広場には、先のGWにも来ていました。
場内は空いていてどこにでも張れる。
空いてはいるのだけれど、結局はいつもと同じところに落ち着くことになってしまう。
まぁ、クセなんでしょうかね・・・
いろんな野営場に出向くけれど、行き先ごとで同じ場所に陣取るような気がする(笑。
ひと通りの設営を終える。
この場所は標高約500m程度の高原地であり、街中よりグッと涼しいエリアだ。
ココに来る手前の、だいくらスキー場付近からの上りの道路は標高1,000m部分もある。
夏の避暑にはいいエリアと思う。
さて、時間も早いし周辺の温泉へ。
いつもだと木賊温泉の渓流露天風呂となるのですが、今回は桧枝岐へ行ってみる。
そういえば、昔もコレに誘われて来た事があった。
桧枝岐スキー場で行われる、真夏の雪祭りというのがある。
非常にこじんまりとした祭りではあるが、毎年行われる名物のお祭りです。
しばらくここの雪の感触を味わってから近くの温泉へ。
駒の湯、¥500で綺麗な施設です。
渓流沿いなので、露天風呂に出るとアブが寄って来る・・・今時期はどうしてもしょうがない。
クセのない湯なのでサラリと浸かれる。
さて、キャンプ場に戻ろう。
場内には数張りのテントが増えていました。
なかなかの賑わいです。
ハイニッカを封切る。
「野営のお供にハイニッカ!」は新定番です。(笑
この付近はトマトの産地。
直売所に寄って地場産トマトを買ってきた。
なるべく熟していない青みの残るのを選んだ。
なぜかというと、青臭さが強く酸っぱくて実の硬い、味の濃い昔ながらのトマトが食べたいから・・・そんな天邪鬼(あまのじゃく)なのですよ。
しかし、いまやそんなタイプのトマトはまったく手にできないのです。
そもそも、その昔のトマトの特徴が一般に嫌われたから、今のように味を変えた品種にとって替わられたのでしょう。
この目の前のトマトも、こんなに青みが残っているのにまったく青臭さが無くて、味が薄くて水っぽい・・・。
もっとも、このままあと一日置いておくと真っ赤になるはずですが。
結局どんな産地のものであっても品種改良(改悪?)で特定の代表品種しか栽培していないのだから、均一の同じようなものとなってしまう。
そういえば、この周辺には多くのトマト栽培のハウスがあるけれど、周囲にはあのトマト特有の青臭い匂いがまったく感じなかったなぁ。
天候不順で、そのような夏の薫りもいまひとつなのかもしれません。
あ、いやいや・・・すみません、こんなトマトの話で。
なんにしても、小さい頃からの大のトマト好きな自分には物足りないんだなぁ。
ということで、いつもの天然塩・白いダイヤの助けで味が調わなければ、なんとも悲しいところでした(笑
夕暮れ前の場内の情景。
それぞれのキャンパーたちは静かで、大人のキャンプ場の雰囲気。
登山の人、釣りの人、車中泊の人など様々だ。
焚き火缶も使い込むほどにイイ色にコーティングされて好い風情。
炭火を熾して、タレに漬け込んだ肉を焼いて頬張る。
日が暮れた。
涼しい夜の中、マッタリしている。
まだpm8時過ぎの浅い時間にもかかわらず、既にシンと静まった場内の状況・・・。
ふと見ると、ミニとともテントでラジオを聴きながら、うたた寝の状態となっていた(笑
しばらくしてヤツが起きてきたのをきっかけに、荷を片付けてこちらも早々に就寝とします。
涼しくてイイ気持ちで寝れそう。
翌朝
いつものように早い時間に目覚める・・・pm5時。
う〜〜む、早寝早起き・・・歳か??笑
6時を過ぎると、早発ちの方は撤収を始めている。
今日の行動予定があるんだろう・・・。
日が射して来たね。
今日は天気が良さそうだ・・・梅雨明けと言っていた。
周囲につられてこちらも早めの撤収。
結露、朝露で濡れた幕体は帰ってから乾燥させることにして、キャンプ場を後にした。
時間も早いので、アテもなくうろつく(笑
そんなつもりでは更々なかったと言うに・・・
迷い込んでしまった(笑
がしかし、こんなクルマでは無謀というもの・・・。
この先に進んだものの、覆い被さる草の深さに早々に退散でした(汗
いったいどこなんだ?ここは?
・・・なんてね(笑
あちこちの山間には深い歴史が刻まれていて、そんなところを旅するのも味わい深いね。
END
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