岩洞湖家族旅行村 ・ピクニック広場(岩手県)
2022年 5月
所在地:岩手県盛岡市玉山区藪川亀橋
料金:無料(オートサイトは有料)
今回は岩手県、岩洞湖家族旅行村のピクニック広場へ向かっています。
ようやく、今年の初回の訪問です。
白樺林の景観のなかに浸って滞在するのは、なんとも素晴らしいひと時だと思うのです。
あと100km近ければ、毎度毎度というくらい頻繁に行きたいものですよ・・・
ただ、宮城在住の自分のところからは約270km、下道で約7時間超の遠距離訪問なのであり、なかなか気軽ではないワケだね。
さて早めに家を出立して、一路、岩手へ向け北上ルート。
主幹の大きな道路は街に入るたびに渋滞して、なかなか思うように前に進まない。
トラック、トレーラー、重機類・・・大きな車両が多くて、まるで壁に囲まれるようだ。
いつもの様に盛岡からR455ときて、ここを左折して分岐すると家族旅行村への取り付きルートに入る。
ここから先、まだ7kmくらいある。
いよいよ本日の目的地、岩洞湖家族旅行村へ到着したのはpm4時頃。
途中の休憩次第では約7〜8時間かかる・・・渋滞が無ければこんなには掛からないが、やはり遠いんです。
受付のカードに記入して馴染みの管理人さんに挨拶の後、いよいよピクニック広場へ向かう。
さらに砂利道を約700mほど進んで、ようやくピクニック広場。
車を停めると目の前に既に一組大型テントがあり、その設営中の方と軽くご挨拶。
自分的には、いつもの左側のずっと奥側の白樺林のほうが最近の定番位置で、そこはまったりとこの情景に浸っていられる。
夏のお盆時期など特殊時期でも無い限り、この奥の辺りまでグループが溢れて賑わうことは稀である。
ただ、車から遠く離れるので荷運びは辛く、軽量キャンパー向きか。
ちなみに右側奥の方は駐車場が伸びている関係で、そこに沿ってテントが並び易い。
ともあれ、さくさくと作業を進めることにします。
まずはタープ張って小道具類を運ぶ・・・
野営キャンプなんて言いながら全然軽量的ではないが、修行ではないワケで何もかも不便にする必要は無いでしょう・・・
苦労して到着したこの情景を、存分に愉しむための装備なだけです。
寝場所は後にして、一旦、これで落ち着く・・・
なあに早速プシュッと一杯遣りたいワケで・・・この白樺林の風景/情景に乾杯。
ここピクニック広場に通いテントを張って約16年、ここの白樺林の景観には来るたびに癒され続けている。
依然としてこの情景を愛してやまない・・・
今ではかなり知れ渡ってかなり遠い所からの車のナンバーも見かけるようになったし、平日でも貸し切り状態になることも無くなった。
でも、これだけ広い場所であるので大勢が来てもどこかには張れるだろう(広場端/林の奥は熊を呼び込まないように用心、ご安全に)。
さてこのへんで焚火をしたいところなのだけれど、実は焚火台を忘れてきていましたよ(凹
出立して1時間ほどしたころにハッと気が付いたものの、今更戻るわけにもいかず・・・
白樺林に行くのに、焚火が無いのはなぁ・・・
R455に入ってすぐの、いつものスーパーJOISに立ち寄ったとき、中にある100均ショップに簡易焚火用具がありました。
背に腹は代えられずやむなく購入、¥550也。
しかも、なんだかコレ見たことあるな?・・・と思ったら、実はこれと同様のものがなぜか家に2つもあったというオチ・・・嗚呼(凹。
帰宅後に棚を見たらやっぱりあった!
これが家にあった同じようなブツ2個、しかも収納用の袋まで揃えてたんじゃんか〜〜(笑。
網が違うけど概ね一緒の商品。
こうしてモノが増えてしまうんだねぇ・・・(馬鹿
しかしまぁ、ペナペナの薄さで剛性感は皆無、チープというか華奢すぎだねぇ〜?こんなんでホントに使えるの?
なんだかチョッと怖いんだけれど・・・
そうこうするうちに日が傾いてました。
灯かりを点けます・・・
薄暗くなってきた頃合いで、今日の寝処を設置。
寝処の設置完了。
急に冷え込んできました、気が付くと吐く息が白いです。
件の焚火台、豪快に炎が上がってる。
なんだか不安で怖い(汗
ちなみに、焚火台下にアルミ箔も敷いて養生して対処済。
野営酒・・・
別に洒落たワケではなく先日貰い物した赤ワインです、こういうときでもないとワインは呑まないので今回ようやく消費する。
今頃になってのボージョレー・ヌーボーだと・・・まぁでも、酒代浮いたのは嬉しい^^)。
ワインと言えば瓶にコルクが本式、スクリューキャップやペットボトルに紙パックなんてのは風情がなくていただけない。
そういえば昔、キャンプ場で居合わせた御夫婦がワインのコルク抜きが無く難儀していて、この十徳ナイフに付いた簡易コルク抜きで抜いてあげたのを思い出す。
コルク抜き作業に関しては熟練工であります^^)
ちなみに・・・ワインのコルクを抜くときにポン!と大きな音を立てるのは下品とされる、なるべく音が出ないようにゆっくり丁寧・慎重に抜くのがマナー。
スパークリング・ワインの場合は、コルクが飛ばないように布を被せてから慎重にゆっくり抜く。
酒肴は簡単な総菜、イカのパック品を焼きながらつまむ。
出来ればワイングラスで呑みたいけれど、アウトドアーでは薄いガラスを割ってしまう恐れがあるので無いほうが良いだろう。
チープなアルミカップで呑むが、やはりガラスのグラスのほうが理に適って美味い。
だが、こうした理に適わないやり方や焚火で燻臭いなかで呑むのは、野営酒としての味わいだ。
焚火台を忘れるなどと、なんともキャンプに出てくるには緊張感が無いというか気が緩んでいるというか、ボーッとしてるんだね・・・(汗
¥550の予定外出費、投資した費用分は焚火を楽しんでとことん回収する。
野営酒が空いたか・・・
酒の切れ目が寝るタイミング^^)
早朝5時に目覚め・・・野鳥の声が響いてる。
白樺林・・・輝いてる!!
素晴らしい情景だ・・・
白樺の幹の白、新緑の緑とのコントラストが清々しく目に映る。
お湯を沸かして簡単に朝食した後、ユルユルと撤収作業。
非常に名残惜しいのだけれど、この後にテントが増えて賑わう前に、今回のこの善い情景のままで終わらせたい。
おおっと!
テントのフライ下で蝉が脱皮してました、すぐ脇に殻が・・・
日陰のほうに静かに避けていただきました^^)
撤収が終わってふと空を見上げると、巨大な蝶か?!・・・白樺の枝先にカイトが引っ掛かってました(笑。
今日も快晴の好天だなぁ・・・
岩手県、岩洞湖家族旅行村のピクニック広場でした。
今年まず一回目の訪問ですが、これまで長年通ってきてもいつも素晴らしい景観と情景で癒されます、本当に好きな野営地です。
近ければ迷わず毎週でも通うのですが、そうもいきません。
盛岡周辺の岩手キャンパーは幸せですね、こんな素晴らしい場所が近くにあるんですから・・・
名店というのは、そこに来るお客さんの質も一体となって名店として成されるものだと云われます。
キャンプ場、野営地、野営スポットも同じ、利用する人々の資質によって状況の良否が左右されてしまう。
どうか今後もイイ状況でいてもらいたい・・・
さて撤収してしまった、今日はどうしたものかな・・・
つづく
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