大間崎テント広場(青森県)
2022年 5月
所在地:青森県下北郡大間町大字大間字大間平
料金:無料
2日目。
岩手、岩洞湖家族旅行村・ピクニック広場からの出立。
イイ野営キャンプだった、やはりあの白樺林の中での野営は癒される・・・
車を出したのだが、さしあたり砂利道を姫神山一本杉園地の方へと進む。
やがて細い舗装路となり、右手に赤毛牛のいる放牧地を過ぎて一本杉園地、そしてR4へと出る。
さっきまでは西方面へ横断して向い、日本海側へ行くつもりであったのです。
がしかし、やはり血が騒ぐ・・・
好摩のR4に出た頃には、この先、青森方面へ向かおうと北上ルートをとってしまったのでした。
これまでもなぜか同じ事の繰り返しだったりする・・・(笑
今日も完全晴天でドライブが楽しい!
昨日と違って、岩手県県北に来るとR4は交通量も信号も少なくてスイスイ進み素晴らしく快適、車の燃費も上々です。
こうなれば気力充分(笑、本日は本州最北端の町、大間崎まで行こうと決意。
やがて野辺地〜むつ市まで届いて、まだ時間は昼過ぎ頃で余裕あり。
なんとも長距離の割には信じられないほどにスムーズに移動している。
こういうこともあって、北東北へ来たくなってしまうのです。
そのまま大間へ上がるのはもったいなく、寄り道で尻屋崎へ向かう。
いつものビジターハウス脇のゲートを素通りして、今回は逆回りする。
アタカ地区のほう、東側ゲートのほうから周る。
このエリアは、寒立馬(かんだちめ)の放牧エリアであり、馬が出て行かないようにゲートが設置されている。
ぐるりと回りこんで、やがて尻屋崎灯台が見えてくる。
綺麗な白亜の灯台・・・
秀麗で清楚な佇まい。
残念ながら、今は以前のような有名な寒立馬の放牧はない。
翌日にタイミングよく、ラジオの青森東奥ニュースでこの件を報じていて分かった。
観光客が馬の後ろに不用意に近づいて蹴られケガをした、ペットの犬が車から出て吠えて馬が暴れた・・・
そういう事例が続いたために、この場での放牧を中止しているという・・・
観光客の安全を確保のためというが、結局、物珍しさに来る観光客の能天気さが我々の首を絞めたに過ぎない。
なんだか・・・以前のような長閑な状況でなくなったのは、なんでなのだろうかねぇ?
残念でなりません。
強風が当たる先端、そこには「海難地蔵尊」というお地蔵さまが静かに佇んでます。
風雪に晒され、彫りも浅くなってきているのかな・・・
風は強いけれど、まだ穏やかな海の状況です。
尻屋崎の後、今度は奥薬研温泉へと向かう。
かっぱの湯に着くが男女入れ替えで男性入浴の時間までかなりあるので、隣の夫婦かっぱの湯にて浸かる、¥230は安い。
気持ちイイねぇ・・・極楽ですよ。
長距離ドライブでの身体を伸ばしてほぐします。
しばらく「温泉とど」状態になって癒され、湯上りには冷たいアイスがめちゃめちゃ美味かった^^)
さて、夫婦かっぱの湯から大畑のR279まで戻り、ここからは一路、大間崎を目指す。
やってきました、大間崎。
今日の走行距離は、約330kmでした・・・ご苦労さん>自分(笑
本州最北の地。
潮の匂いが漂っている。
観光客はまばら、商店も大半閉まってる。
望遠で見やる、弁天島の灯台。
本日の目的地、大間崎テント広場へ入る。
結構、草ボウボウだなぁ・・・
予想に反してガラ空き。
端のほうの草丈の薄い一角、車の真後ろにしてしまった。
早々に寝処を設えます。
もう夕刻時、野営酒を始める。
昨日、消費しなかった肉を焼いて酒肴にする。
下味付けていたので、結構柔らかくなっていてうまい。
日没が迫ってました・・・
雲があって水平線に落ちるまでは見られないが、沈む夕陽を眺めています。
夕日が沈んで徐々に暗くなってくる。
同時に急激に寒くなるので着込む、吐く息白く手先も冷たい。
昨日も今日も、結構冷えるので持参した氷を使っていない。
今日の野営酒ウィスキーにも、寒くて氷は要らなかった。
日が暮れて夜を過ごす・・・。
広場のテントは数張程度で、あとは車中泊者が多い。
潮騒の音が響いている。
早朝は漁業関係の村内放送の音で目が覚める。
船のエンジンの重低音が響く。
霧に囲まれ寒い。
誰もいない大間崎のモニュメント広場。
昨日と違って波も荒く、霧で視界も利かない。
うーっ、寒い!
早々にテントに引き上げ、お湯を沸かして熱い茶で落ち着く。
しばらくして小物をまとめると、幕体も降ろす。
まだ早い時間だが、風も冷たく何もできないし・・・
すぐに撤収も終ってしまう。
さて、今日はどうしたものか・・・
つづく
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