鋳釜崎キャンプ場(青森県)
2022年 9月
住所:青森県東津軽郡今別町大字大泊字鋳釜
料金:無料
岩手・一関の石蔵山を下りてきました。
まだ早い時間、空は快晴で爽やか。
昨日出てきたときには、一泊での野営キャンプの軽いイメージでした。
がしかし、この状況の良さには気分もアガる(笑
今日はこのまま北上して、盛岡の岩洞湖へ行こうと考えます。
岩手南部の一関市から盛岡までの移動なら、ゆっくりとドライブして半日程度か。
R4へ出るとそのまま北上・・・
ところどころ渋滞気味ではありますが、順調に上がる。
北上、花巻へときていよいよ盛岡が近づいてきた。
石蔵山を出たのが早かったので、頃合いはまだ昼前で順調だね。
ふと、このままもっと北上してみるか、などと考えが脳裏をよぎる。
う〜〜ん、青森、行ってみる??
盛岡市へ入り、岩洞湖へはR4からR455へ分岐せねばならないが、なにか決断できず素通りしてそのまま北上。
岩手山が雄大に望めるね、素晴らしき風景・・・
滝沢分かれまで来ると、よっしゃ〜と、思い切ってR282へと舵を切る、後先は考えない(汗
そう決めたらば、もう一気に青森方面へ行くのだ(汗
秋田・鹿角、小坂町を通過すると、いよいよ青森への県境を越える。
まだまだ日は高く好天、ドライブが心地好い・・・
さて今はR282を移動しているので、方向的には津軽方面だな・・・汗
津軽半島の頂点、竜飛崎を目指そう。
そうよ、津軽半島・龍飛崎だよ!
弘前市を通過、津軽富士・岩木山を望む。
R282〜R7と来ていて、さらにR339へ分岐して五所川原を通過。
いや〜〜なんだかもう、すごく遠いじゃん!?
五所川原に来たとなれば、もう近くの金木の芦野公園のキャンプ場でも良いのではないか?
キャンプ入りには少しばかり早いけれど、懐かしの芦野公園もイイかもしれない。
もうマッタリして地酒でも呑みたい・・・
そんなことじゃいかんと雑念を払って、依然、R339を往く・・・
シジミの十三湖の淵を通過して脇元、小泊と進みこの先は眺瞰台(ちょうかんだい)のクネクネした上り坂が待っている・・・
と思ったところで、折腰内オートキャンプ場(道の駅こどまり・ポントマリ)に来たところで通行止め!!
竜飛崎まで、もうわずか20kmまで来ていたというのに!
そ、そういえば来る途中の電光掲示板に何か表示していた気もしたけれど・・・コレだったのか(大汗
どうにも仕方がないので、来た道を戻るしかない。
PM15:00、もう落ち着きたい・・・
游仙公園(小泊ダム)のキャンプ広場に行こうとするも、ここも通行止めで入れず・・・
おや〜〜〜??
更に戻って十三湖まで戻り来て、県道12号やまなみラインで陸奥湾方向へショートカットする。
更に県道14号へ乗り北上して今別町へ上がる、そうとうなロス。
今別でもう一度、陸奥湾沿いのR339に乗って、今度こそ竜飛崎へ向かう・・・あと約20kmは無いくらいだ。
はい、やっと来ました、竜飛埼灯台!
岩手・一関から・・・こりゃ遠かった、約350km?400km?
しかも折腰内から戻っての大遠回り付き・・・
もう夕日がバックじゃないか・・・汗
竜飛は風の岬・・・
相変わらず風が強いな、風力発電の羽がグルングルン回ってる。
やっと到着の竜飛崎、もう脱力気味(笑
あ、そうだ寝処を探そう・・・
この下のシーサイドパークに、テントの張れる小さな広場があったはず。
おっと!ここも行けないのか・・・
もう一度灯台手前まで上って行き、そこからも下りる細道があった。
なんとも眺めのイイここは、竜飛崎野営場だ。
時間も時間だし、もうここに落ち着きたい・・・
ここは最高のロケーションなのだ・・・
もうこの海原に沈む夕日を眺めながら呑むしかないだろう!
それに、今回のような旅の経緯ならこの場所が活きることだろう。
状況を見て設営に問題なく良ければ泊りと決めて、指定先へ電話連絡をすることにしよう、もう管理人は居ないのだ。
さてと広場に幕体を出すが、風が強いことを忘れていた。
建てようと広げたところで、風に幕体をバァっと飛ばされて焦る。
う〜〜む!
強風、竜飛崎は風の岬!
周りはどうも車中泊を決め込んでいるようだ・・・
たとえテントを張っても寛げないのでは意味なし、幕体を丸めて車に戻しそそくさと車を出す。
どうするかなぁ、五所川原・金木の芦野公園まで戻るか・・・
そうだ、今別まで戻って鋳釜崎はどうだ?
もう日が暮れるよ〜暗くなる前には決めたい。
途中の義経海浜公園も覗くが、ここにも多数のテントが建っていて入り込めなさそう・・・
鋳釜崎に到着、夕日が水平線に落ちて、もう日が暮れる寸前。
鋳釜崎には当然テントが多数あって、好適場所は空いてないが、それでもなんとか場所を決めてテントひとつ張る。
ここも風があるものの、さっきの竜飛崎に比べたら問題ない、よかった。
あー、やっと今日の寝処を決められた、さすがに疲れたよ(笑
あ、いやいや、食料がない。
コンビニまで往復約13km、ここに来るときにさっき通ってきた今別の町中のところまで戻らねば、遠いなぁ・・・
行ったり来たり、何やってんだ〜〜オラは!(汗
やっとのことで野営酒にありつける。
今日は丸一日ドライブだったなぁ・・・
疲れましたが、なにか心地良い疲れだったりする(笑
鬼のカタチのトイレ、水洗式で使いやすい。
明かりがついて、なんだかカワイイ(笑
今夜は名月・・・
左横に明るく輝いているのは木星。
シエラカップを手に月見、マッタリする。
水銀灯の灯りが明るいが、幕体が黒いのが幸いして中に入れば気にならない、落ち着いて寝れる。
今日の大移動たるや、思い付きの行動ってすごいな、やれやれ・・・笑
よく寝れました、心地良く起きる。
まだ夜明け直後の早朝だ。
鋳釜崎は海岸沿いの風光明媚なところだ。
鋳釜崎にはその昔にも泊ったことがあった、真夏のお盆のころだったと思う。
ここはロケーションが良くて、穏やかな海原を望む情景が素晴らしい。
キャンプ場前の道路の向かいに赤い鳥居がある。
岩木山神社とある、散歩がてら参拝に向かってみる。
急坂を登っていく。
ここか・・・
小屋に納まっているのか、扉を開けようとして・・・
大事件発生!
扉のレール下の木にスズメバチの巣があった!
扉をガタガタした振動で一斉にスズメバチが出てきてしまった・・・
あわてて扉を戻すうちに足首を数か所刺されてしまう、かなり痛い、激痛。
すぐに離れて山を下りてテントまで戻って、虫刺されの薬を塗る。
靴と靴下を履いていたというのに、その上からだ・・・
しばらく様子見でテントで横になり、何度か薬を塗る。
一時間ほど様子を見るが刺された場所は痛いものの、その周囲が腫れてないので歩ける。
しかしスズメバチだった、しっかり3か所刺されてしまい大丈夫だろうか、心配だ。
その後、撤収作業に支障なく動けたし、このあとに少しでも具合が悪くなれば病院を探すことにしようと思う。
昨日の竜飛への通行止めの遠回りといい、ハチ刺されといい・・・
う〜〜む、なんだかなぁ(汗
つづく
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