−天空の野営地− 石蔵山林間広場(石蔵山村民憩の森)(岩手県)
2023年 3月

住所:岩手県一関市川崎町門崎字石蔵地内
料金:無料

天気予報は今一つながら、車に荷を積んでフィールドへ向かう。
車を進めてドライブするけれど、車窓越しの風景はこの時期に特有の、霧が掛かったような霞んで白んだような情景だ。

霧で煙っているのか、黄砂なのか花粉なのか・・・
気温は約14℃、今日はこれ以上は上がらないらしい。



今は国道4号を北上して岩手・一関方面へ向かってます。

この時期自由に利用できる野営場の一つ、川崎の石蔵山へと向かっているのだ。
石蔵山への上り道も広場にも、既に残雪は無くて問題なく辿れるだろう。

   

いつもの看板、いつもの分岐。
踏切を渡って細い道を上って行く。

上って来ると、熊野神社へお参りして、また今年来させてもらうことを祈念してから広場へ向かう。

   

場内には先客が一人、設営中だった。
話しをして知ったのですが、一年前の4月のとき近くに張っていたと聞いた^^)

今時期のこの場内は水道は止まっているが、旧式トイレはそのまま使えるので問題ない。
さてサクサクと張りますよ・・・



設営しようとした場所に焦げ痕・・・
直火痕でないだけマシだがこぼれた火だろうか焦がし痕が醜い、延焼火事の危険もありだ、なんにしても場所を汚すようなことをすな!!!怒
防炎シート敷くなり、ちゃんと火の管理しろ!!!怒

   

広く開放的な場所で空いているので、気兼ねすることなく大きな幕を建てます。
今は西側からの風が強くて幕体がバサバサと煽られてる、その冷たい風が早く治まってほしい。

   

こうして見るに昔アタシが名付けたごとく、まさに天空の野営地だ!

今時期って虫もまだ出てこないし、足元の草も無くてとても良い状況なんですよね。
依然として天気はイマイチで、西側に望めるはずの栗駒山の雪山の絶景も見ることができません。



いつもの自然岩、この広場のランドマークだ。
挨拶する・・・今年もお世話になりますよ、良き野営キャンプができますよう見守って下さいませ、お願いします。

  

今は、左(西側)方向からの風が強い。
幕体が風で押される。



寒い時期はこうして、シェルターの中にドーム・シェルタを入れてのカンガルースタイルで・・・
OgawaとMontBellのコラボ?(笑



今日の野営酒は、宮城の名酒蔵・一ノ蔵の定番酒を遣る。

いつもは佐浦酒造の浦霞か中勇酒造の天上夢幻だけれど、この一ノ蔵を久し振りに呑む・・・
一ノ蔵の酒はどれもコスパもイイ味も乗ってて旨い酒で、アタシには好きな日本酒です。

宮城の日本酒も美味いのよ、皆さんもぜひどうぞ。

   

いつものお銚子を湯にとぷんと浸けて燗をする。
大きな幕体の中では風が吹き込まず居心地がよくて、こうして燗された香味が漂ってくる。

あぁ、最高だよなぁ・・・

   

更に寒くなってくるのでパネルを下げる。



暖房としてストーブ&ヒーターアタッチメント。
これ一つでも幕体内は凄く暖かくなる。



風が弱まってきて狼煙上げができる。
あぁ、善い情景だ・・・

   

夕刻、日が暮れる。
雲に覆われた空なので夕陽ショーとはいかないが、それでもこの山の上にある野営場で見る夕日は綺麗だ。



麓の一関市街地の明かりが灯り始めた。



この野営地での名物は、いつも眺める市街地の夜景だ・・・
多少くすんで見えるけれど、今日も綺麗に望めている。

あぁ、好いねぇ。



風が止みました、とっても善き情景です。
この焚き火を前に、先から続く燗酒でまた一献、遣ります。

   

Coleman#214を灯す。
パッと明るく幕体内が更に暖まる。



焚き火を楽しみながら燗酒を酌み、好い情景です。

   

気が付けば、またまた四合瓶が空いた・・・



さて、寝るか・・・
善き晩を過ごせました。



気持ちよく寝れました。



しばらくシュラフの中で心地良く寝入ってまどろんでます。
今朝は昨日とは逆側からの風が当たってます。

周囲は白んでいて今にも雨になりそうです・・・

   

今回の情景を見納めて、雨になる前に〆る。

   

いつも帰る時には名残惜しい気持ちになります・・・
とは言え、やむなく撤収する。

また近いうちに来たいと思います。



END






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