姫神山一本杉園地キャンプ場(岩手県)
2023年 4月

住所:岩手県盛岡市玉山区馬場前田
料金:無料

山形、寒河江市いこいの森を撤収して出てきましたが・・・
どうすっかな・・・?

天気はイイな今日も。



ということで、帰宅方向でなく逆方向へ車を出しますよ(笑
大動脈のR13を北上しながら行先を思案する・・・

秋田横手に来たところでR107へ進み、湯田高原あたりで県道1号で北上して岩手・御所湖方向へ上がる。
車窓からはどこもかしこも満開の桜の景色が観られて、いいドライブです・・・
ただ、このあたりの雪国の山間地域にあってやはり早い開花の光景なんでしょうねぇ、普通だったらGW前頃の景色だもの・・・。

さて行先はいまだ確定せずで、混雑してないで落ち着けるところがあるならどこでも良き・・・

車を走らせながら、この日の寝処の候補に浮かんだのは岩洞湖と姫神山一本杉園地。
岩洞湖の家族旅行村のほうは5月からの開場であるので、一本杉園地のほうを目指してみよう。



滝沢を経て好摩の分岐から姫神山へと向かい来て辿ります。
いつも岩洞湖へ抜けるために向かう道で、姫神山一本杉園地のキャンプスポットは素通りばかりなのであります。

そして正面には秀麗な山容の姫神山。
この後、さらに上って行き到着。

   

凄く懐かしい場所だな〜
昔は良く来てましたねぇ、懐かしい・・・。



炊事棟脇の平地に決めます。
ここも風が強く吹き当たってます。

時折、遠くからドーンドーンという大きな音が響く。
麓の滝沢にある、陸上自衛隊駐屯地の演習によるものでしょう。
宮城の牛野キャンプ場は駐屯地すぐ脇のため、更に迫力があって思わず身震いするけれど、一本杉園地は滝沢から離れるため遠くで聞こえる程度だ。

   

強風の下、なんとか張りました。

風が強いので、昨日来の同じこのチープな古幕で過ごすことにします。
前室がある華奢な構造ながら、結構頑張っている(笑



設営後、更に風が強くなってきて荒れ模様の状況なんです。
撤退も考えるが、様子を見ている。

テントは強風に煽られてバフバフと音を立て、突風が当たりいまにも壊れてしまうような状況なのです。
ただこの日は暖かくて、こんな強風の下でもなんとかなるかもしれない。



野営酒、地酒のあさ開は定番の美味しさ、これは間違いないヤツ。

あぁ、これで今日は帰れないな(凹
強風、治まってもらいたい・・・。



場内を上って行って登山口から振り返ると、正面には岩手山が迫力の山容を表している。
壮大な眺望で、絶景を望む。

   

風が強くて落ち着かないです・・・
かなりの強風、周囲の樹々が大きく揺れ風音がゴーゴーと唸ってます。

刻々と状況は悪化してる。
ただ、気温は高く風も温い。



他にキャンパーは一組のみでほとんど貸し切り状態ですが、この強風では焚き火もムリだしマッタリとは浸れないです・・・
でも、もう呑み始めちゃったしなぁ(汗



大きな炊事棟では水道も出るし不便は無いです。

   

炊事棟にはキャンプ利用の申請と募金の協力についての掲示があった。

当然、利用申請の記入と寸志の募金を入れた。
このキャンプ場を利用の際には、必ず利用申請&募金をすべし!

   

今回使っているテント、古いのにもかかわらずこの風によく頑張って耐えている・・・。
エラいぞ(笑



幸いにも、夕刻になってくると徐々に風が弱まり、やがて止んできた。
いや、良かったー(笑

早速、焚き火を始めて、それを眺めながら野営酒を遣る。
好い情景になった。

   

風はほぼ無風となって、非常に居心地がよくなりました。
とても静かで良き。

夕刻頃から、周囲の林からトラツグミの鳴き声が響いてくる。
”ヒーン”という特徴的な高音、寂しげな憂いの鳴き声だ、その風情から鵺(ぬえ)鳥と言われて不吉の予兆に思われていたこともあった・・・

あぁ、イイ情景ですね。
「鵺の鳴く夜は恐ろしい・・・」ってなキャッチコピーは昔のこと。

夜中も鳴いてるだろう・・・
とても善き晩だ。



この日の晩は暖かかった。
山形での昨晩に比べて極端な暖かさだ。

   

風はないが、今日は雨予報だ。
まだ降ってはいないけれど、まもなく降り出すだろう。



早めに撤収を終わらせると、やはり、ポツポツと降り出した。

車を出すが、麓の好摩へは下りず山間の牧場脇の細い道で岩洞湖へ向かう。
ピクニック広場などを見て行くことにする。

   



岩洞湖家族旅行村は冬季閉鎖中。
馴染みのピクニック広場も、いまだ冬枯れの風景だ。

5月になったら、また来ることにします。



END





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