−天空の野営地− 石蔵山林間広場(石蔵山村民憩の森)(岩手県)
2023年 4月
住所:岩手県一関市川崎町門崎字石蔵地内
料金:無料
岩手盛岡の姫神山一本杉園地キャンプ場を発った後は、小雨模様になりました。
帰路にはまだ早い時刻。
幹線道路のR4の好摩のほうへは下りず、岩洞湖のほうへ向かいます。
まだ岩洞湖家族旅行村は冬季閉鎖中ですが、様子を見てみたい。
ピクニック広場の白樺林は、まだまだ冬枯れた風景だ。
5月からの営業ですが、GWの連休にはかなりのテントが建つ。
さて、天気も悪いし宮城へ帰るか・・・
R455〜R106〜R340と帰宅には不思議なルートで南下して、なぜか遠野市へ来てしまう。
昼前になって気象予報ではこの後、午後には天気は回復してくるらしい。
とりあえず帰路の途中に一関の石蔵山を見てみようかと思う、先日張ったばかりではある。
天気はイマイチではありますが・・・
やはり、この「天空の野営地」(by温泉とど)は好いところですよ・・・
雨も止んだことだし、なんだか泊りたくなってきてしまうなぁ・・・
貸し切りになりどうだしなぁ・・・
しばし葛藤の後、泊っちゃおー!と決定(笑
今回はいつもの上段芝地広場でなく、眺望の良い下の草地とする。
地面は砂利状で小石が固まっていてペグが刺さらないのと、草の凸凹が難点。
黒してなんとか細いペグを潜り込ませて建てる。
ペグを指すのに一生懸命で、状況の変化に気が付いてませんでした・・・
風がね、突風交じりで強風に変わってしまったんですよ・・・・
テントが張ってはみたものの、突風でテントが浮くわ、全体が撚(よ)れるわ、ひしゃげるわ・・・
風を孕んでバフバフと音を立てて、上下に浮き沈みしている。
ポールが折れるのが先か幕体が破けるのが先か、という危険な状況。
ヤバいよ・・・
こりゃ撤収だよな、と思いました。
いくらチープなテントとは言え、わざわざ壊すこともないしこの強風では焚き火だって不可だしね。
眺望が良くても、黄砂なのか霧なのか知りませんが視界が利かずに、見晴らしのイイ絶景もないんです。
午後は晴れ予報でありますが、この通りの天気。
強風で風が冷たく、体感温度も結構寒い。
それでも、この後の天気回復を期待して耐える(凹
いつもの天然岩。
場内は前回来た時と変わらずの枯れた風景。
こうして下段の草地の端に、ポツンと風に煽られている。
場内には自分以外誰も居ない、完全貸し切りの最高な状況。
こうなると、開き直ってしまう(凹
この古くて華奢なテントが、強風に耐えられるところまでやってみましょう・・・
えーい!もうやっちゃえー(笑
ワンカップだよ、しかも秋田の地酒・高清水。
風音は激しいけれど、テントに入るとなぜか和む。
前回同様、水道は出ないがトイレは開いてる。
突風は無くなってきたけれど、風が冷たく寒いのでさすがにパネルを閉じる。
バーナーを点けていろいろやってると、凄く暖かい。
夕陽は見られなかったけれど、街の明かりが灯り始めた。
日が暮れて、夜景がさらに綺麗。
テントに居ながら夜景を堪能・・・
まだ風はありますが徐々に弱くなっていて、これなら風に警戒しなくても良いほどまでに静まってきました。
ただ、今夜は焚き火はやらないほうが良いだろうね。
かなり狭い前室部分ですが、パネルを閉じて風を防いで籠ってると結構マッタリできますね。
狭いところ好きにはイイかもしれませんが、閉所恐怖症のひとには不向き(笑
夜も更ける頃合いになるとだいぶ風も治まってきて、その後は安心して寝ることができました。
夜中も起こされることもなく、朝を迎えました。
やはり今朝も黄砂のせいなのか視界が悪く、遠くまで見通せない。
本来なら、青い空をバックに残雪の栗駒の山々が望むことができ、見事な絶景を味わえるはずだった・・・
チープで古いこのテントはこの三日間、全日を通して強風に晒されて可哀そうだったが、よく頑張った!
昨日の強風や突風が嘘のように、今朝は風もなく落ち着いてる。
今日だよなぁ、好条件でマッタリと野営するなら・・・
状況が良いのでここで連泊を考えるが、やはり明日にかけまた天気が荒れそうなので撤収にかかる。
場内周囲の桜の樹が満開!見頃。
昨日の強風・突風でも花が残っていました。
END
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