仁賀保高原キャンプ場(秋田県)
2023年 7月

秋田県にかほ市伊勢居地字太郎林1−15
有料:\300



昨日野営した山形・蔵王高原の坊平キャンプ場を後にしてきました。
涼しくて快適に過ごせて最高でしたね、やっぱり高原エリアって快適・・・
この連日の猛暑を、一時だけでも逃れられましたよ^^)

でも・・・たった一泊でこのまま酷暑下の宮城の自宅へ戻ってしまうのも、なにか物足りないよね〜〜。

やがて気が付けば、なぜか山形・酒田へと車を走らせて来ている(笑
そしてR7に乗ると、いつものように秋田側へ越境し象潟へと上がる。

この時点で、もう帰宅などは考えてないね、自宅からどんどん遠くに来ているのだもの(笑
さあ、何処か今日の寝処に良いところはないかな?
でも象潟・三崎公園、奈曽川河川公園、飛の崩れなど寄ってみるに木陰もなく直射日光に照らされてる、標高も低いと暑くて居られないのよ。

ふと車窓から目線を上げると、向こうの山のほうに大きな風力発電の列が見えた。
ああ、その辺りは仁賀保高原だったな・・・

あ!そこ「高原」じゃん!・・・笑



たしかそこにはキャンプ場があったな、と思い出す。
そうそう・・・仁賀保高原キャンプ場だ、だいぶ昔にもキャンプに来たことがあった。
高原キャンプ場だなんて、今は魅惑の響き(笑



↑秋田のここに来てますね。



キャンプ場からかなり離れた高台にある展望施設・「ひばり荘」にてキャンプ場の受付をする。
¥300/一泊と格安だ。

そこから車で1,2分ほど移動して、キャンプ場へ着く。



細い道をきて、今は使われていないキャンプ場管理棟の駐車場へ下り、建物を回り込んで裏側に進むとキャンプサイトがある。
ああ、そうだったなぁ・・・昔来た時の記憶が呼び起されたよ。

   

入り口側からサイトがあって、広い芝生にNo1〜と番号が付けられている。
クルマの乗り入れ可で、オートキャンプスタイル。

   

広く平らなNo1、2サイトに並んで大きな炊事棟。
炊事棟を挟んでNo3、そしてトイレ。
トイレはチョッと怖めな雰囲気の古い建物、それでも中は手入れされていて利用には問題ない。

この炊事棟・トイレの近くのサイトが利用に適していて、この辺りが実質メインのサイトなんだろう。
ここに集えば明るくファミリー的な雰囲気で、賑わってもおかしくない。
このエリアは芝生も綺麗で広く木陰もあって良い場所だと思うが、反面、利用者が集中して他テントが近くなると難民キャンプ地となり互いに窮屈だろうと思う。



さて、そこから離れて下って行くと、またサイトエリアがある。



このエリアは周囲が樹々に囲まれたサイトで、見るからに涼しげだ。
No9の下にあるNo8が最下部で、そこがこのエリアのドン突きとなる。

   

このエリアに下りてくると、先のファミリー的雰囲気からはグッと空気感が重くなる。
なにか隔離されたようなヒッソリした雰囲気、でもそれがとても魅力的で素晴らし善き。
昔も来たのを思い出したこのNo7サイトが、自分のお好み場所で馴染む。

思った通り、周囲には誰も居ない貸し切り。
こういうのが好いんだよ・・・

   

今日の設(しつらえ)は、タープとテントを張る。

サイトが広くて車を入れて持参の幕体を広げても全体を使いきれない、2,3組でのグループ合同でも充分に収容できそうだ。
今は、余白だらけの贅沢使い・・・笑

仁賀保高原は標高約500mだということで冷涼さを期待するほどの標高ではないけれど、ここは周囲の樹々の多さや木陰で結構涼しく感じる。
幸いに蚊やブユも見当たらず、昨日同様に快適です。



大汗も出ないし虫刺されもないし、とても快適で気持ちイイ状況ですよ・・・
なんとなく福島・川内の高塚高原のキャンプ場に雰囲気が似ているかもね。

   

昨日の蔵王坊平での野営と同様に状況が良くて気分もアゲアゲ、早々に野営酒を始めるダメ人間(笑
本日の日本酒は定番の秋田・高清水、こういう雰囲気に浸って呑む酒は本当に味わい深い。

   

焚き火と野営酒を愉しむ情景・・・
涼しいので、焚き火も心地良く楽しめています。

   

蚊・ブユに刺されない好状況、極々緩く風がタープ下を抜けて非常に心地イイ。
モノポールテントの中にも、小虫が集まらず快適。



樹々越しに夕陽が射し込む・・・
真っ赤な夕陽だ!

突然、”キョロロロー”とアカショウビンが近くで鳴き響いた!
参照(YouTube借りましたm( - - )m)
なんとも神秘的で、南国を思わせるような特徴ある鳴き声です。

姿は見えずだが凄く近くで鳴いたらしく大音量だ、いやはや突然でビックリです。
2,3度鳴いた後、遠くに移動していった。
ここの森は自然豊かな場所なんだなぁ、と実感する。



日が暮れて周囲は漆黒の暗さ、それが善き。
焚き火と野営酒を愉しむ晩、おっさん一匹がその情景に浸ってます・・・



翌朝
昨夜は涼しさが増したなか快適に過ごしており、夜が更けて心地良く寝入っては翌朝まで熟睡でした。



静かな朝模様です・・・
爽やか、やはり高原エリアは心地良いね。

   

周囲の樹々の多さが嬉しい。
今回、かなり久し振りに来てみましたが、なかなか良いところだったんですね・・・チョッと忘れてましたよ(凹



さて、しばらくマッタリしてましたが、日が上がってくると気温も上がってきます。
木陰も小さくなってきたので、そんなタイミングで撤収。

また来たいですね。

さて、意を決して宮城の自宅へ帰路とします。



宮城の幹線道路上に来ると、車載外気温計の表示が凄いことになってきた・・・
路上は特に暑いといっても、40℃ってのはなぁ??気分が滅入る。
車内は快適でも、不用意に外に出れないね〜〜

家に帰ったらどうなることやら・・・大汗
高原の涼しさ、心地良さは格別だったなぁ。



END





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