−天空の野営地− 石蔵山林間広場(石蔵山村民憩の森)(岩手県)
2025年 11月

住所:岩手県一関市川崎町門崎字石蔵地内
料金:無料
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今回の行き先を検討してます・・・
宮城・牛野キャンプ場は12/8から冬季閉鎖となるので、今のうちに行こうかと思う。
宮城のキャンプ場としては、大変人気の無料キャンプ場だ。
そんな気分で用意して発つ。
大和町へ来たところで心変わり(笑
そのまま北上してしまう。
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心変わりで向かうのは、県境を越えて岩手・一関の石蔵山です。
ここもいつまで行けるか不安な所ではある、真冬の雪が積もる様になると特に。
順調に進んで、現地到着。

”天空の野営地”です・・・

下がってきて、入り口の左手の小さな一画は桜の場所。

トイレは利用可でありがたい。

上段広場は枯れた茶色、草丈が無く動きやすい。
それなりに山の上なので平地より寒い、ひんやりしている。

今回はこの上段の広場にする。

いつものシェルタを建てる。

やや風に吹かれて寒い・・・。
早めの時間に着いたつもりなのに、既に日射しが斜めで影が伸びている。

しばらくすると、どんよりした空模様になる。
西に見えるはずの栗駒の山々が、全く望められないのが残念。

風があって寒いものの、パネルを跳ね上げた開放感が良いのでしばらくこのままで。
吐く息が白い・・・

暖房は身体の内側から・・・(凹
男は黙ってサッポロビール!

ぶ厚い雲の隙間に、かろうじて夕日が覗く。
天気が良ければ、さぞ見事な夕日ショーだったろう・・・

日没の余韻・・・
やがて日が暮れて、市街地の灯りが煌めき始める。
焚火は風が強く断念。
火の粉が飛んで、周囲が燃え広がったら非常にヤバイ。

暖房替わりの燃焼器具。
燃料は灯油にて稼働。
灯油もだいぶ価格が上がったとはいえ、まだホワイトガソリンに比べれば約1/10程度であり、コスパは良いほうだろうと思う。
前パネルを閉めると途端に暖かい。
ジャンパーを脱いで寛ぐ・・・
極暖で極楽・・・

今回は宮城の浦霞・本醸造、ワタシの定番酒です(笑
個人的にコスパが良く、いわゆる定番酒のカテゴリでは一番好きです。
ゆるく燗をつけ酒肴は酢だこ・・・って渋すぎだろ(凹
ちなみに酢ダコとタコ酢は全然違う料理だからね・・・(知っとるわい!笑)

風が強く吹く時もあり、シェルタを揺らす。
隙間風が入り込んで、上手い具合にシェルタ内をかき混ぜるので室温が均らされて丁度イイ。
幕の内側に結露もつかない。
この風、やはり焚火を点けないで正解だった。

シェルタの前に立つと、眼下に小さな夜景が望める。
一関市の夜景、こじんまりした規模ですがなにか愛おしい風景です。

野営酒はいつもの安酒に変わる。
先ごろの、ニッカウヰスキー・余市シングルモルトウィスキーを思い出すが、勿体なくて野営に持ってこられない(笑
この安酒もあのシングルモルトウィスキーの風味を思いながらだと、わずかに美味く感じるから不思議(笑

程よく夜も更けて風も弱まり安心、そろそろ寝る。
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いつもの時間に起床。
やはり風がある。

日が上がってきている。
日の出の時間も遅くなったものだね・・・

ゆったり過ごしていましたが、次第に風が強く吹くようになり、急かされるように撤収しました・・・

昨日は望めなかった栗駒山系の山々。
雪化粧し始めてます。
冬になるなあ・・・

今年はあと何度か再訪できるとイイな。
END
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