法体(ほったい)園地キャンプ場(秋田県)
2026年 5月


住所:秋田県由利本荘市百宅字奥山
料金:無料

今回は秋田へ、長年の馴染みのキャンプ地のひとつである法体園地へと向かってます。
5月、大型連休のGWも過ぎ天気も落ち着く頃合いになると、なぜか毎年同じ頃合いでここへ向かっているようです。

しかし、なんとも暑いね・・・
まだ5月だというのに、今日は30℃を超える予報がこちら東北各地でもチラホラあって、ドライブ中もその気配を感じてます。

いつもの癖で、R108で鳥海町下笹子から県道70(鳥海八島線)で進んでしまった。
現在は鳥海ダム建設のため、上直根から向かうルートは行けないのだった・・・
ここからならあと5〜6Kmで法体園地へと行けるのですが、しまった、うかつだった・・・



結局、慣れた分岐場所を素通りしそのずっと先の猿倉温泉エリアからぐるりと遠回りし、ダム建設工事で通行止め前に辿るルートの反対側から回り込んで行くことになります。

   

途中、見事な出羽富士、鳥海山の秀麗な山容が大迫力で望めた。
何度もこの時期に見てますが、やはり何度見ても素晴らしいです・・・

下界では夏のように暑くなる日も多いのに、あの山には雪がまだあんなに残っているんだなあ・・・



鳥海町猿倉方面からのルートで鳥海山を望む角度が変わって、また違う山容となって面白い。

   

鳥海高原の山深い高原の道をドライブし、法体園地の上部へ来ました。
以前はこの向こうのダム建設工事の現場脇方面から来ることができましたが、今は前記の通り上直根からの分岐点に通行止めの表示がありました。

   

法体園地へ入ります。
無人くん・・・

このキャンプ地は、予約/申請/受付は一切不要で利用も無料で無人開放されている。
炊事棟もトイレ棟(2棟あり)も自由に利用可。

まさに穴場!!

名勝・法体の滝の絶景も合わせて正真正銘・「プライスレス」の最高の場所・・・
こうした場所こそ、本当の珠玉なキャンプ地と言える。

ここへは既に約25年ほど以前から来ているが、その当時からほぼ雰囲気は変わっていないことが嬉しい。
いまでこそだいぶ知られた場所ですが昔のその当時はほぼ無名、滝見物以外にキャンパーも居らず寂れてひっそりした本物の穴場だった。

   

日射しも強く、木陰が濃い。

今は暖かいというより暑く、弱い風も温風のようだ・・・
園内を流れる清流は、法体の滝のもとで2本の渓流が1本に合わさり子吉川の源流エリアで、その流れが清々しい水音を立てています。

さて、建てよう・・・

   

小型のテントも積んではあったのですが、ユッタリできる大きめなコレでマッタリすることにする。
暑いさなかの作業で、久々に玉汗が落ちる。

既知のことでしたが、やはり小アブが乱舞して煩く油断できない。
2,3ヵ所を噛まれてしまう。

   

風があってテントの中を吹き抜けて居心地がイイ。
一息ついて、腰かけて目の前の清流を眺めて過ごす・・・

ああ、気持ち良いなあ・・・

   

左:大きなトイレ棟
右:炊事棟、水道の水は冷たくて気持ちが良い。



近年の改修で塗り直されて綺麗になっている、紅い吊り橋。
歩くとわずかに揺れを感じて面白い。



名勝地の法体の滝・・・
音もゴーゴーと唸り、迫力ある滝風景ですよ。

何年も前に、遊歩道を上って滝の上を見に行ったことがあります・・・



滝の上で急流に近づいてよろけたりしたら・・・結構危険で怖いですよ!
やはり離れて眺めるが吉です(汗



滝を離れ下流側のテントへ戻り、のんびり清流の流れと森林の濃い新緑の風景を愛でています・・・
このキャンプ地はとても良いロケーションですね・・・

   

いつもの小さな寝室を造ってシェルタに入れる。
この暖かさでオープンタープのほうが良かったか?とも後悔しますが、夜にはだいぶ冷え込むのは既知のことです。

   

いつもの液燃灯器。
夕刻を前に早々にフェアハンドに灯を点ける。

   

シェルタは両脇を上げてタープ代わりともなり、空間は非常に広々して開放的に過ごせる。
一人使いの贅沢さ・・・



さて、そろそろ野営酒にすっかな・・・ばきき

白いボトルのアルコールは、ランタンのプリヒートに使う燃料用の”メチルalc”で毒物だから取扱注意。
戦後の闇市みたいにアルコールだからって混ぜて飲んじゃ駄目よ!失明・生命に関わるでね・・・



宮城の銘酒・浦霞が自身のお気に入り。
宮城県内限定の販売、香りが立って非常に美味い。

ああ、最高だね・・・!

   

傾いた日が射して樹々の緑色と吊り橋の赤色を照らし、まるで絵画のように映えている。

   

風が止んだので、狼煙を・・・

薪は石堤の下流の端に集まっている流木、それを適宜割って燃す。
わりと落ち枝や流木など、焚き火用の薪は容易に得られる。



やがて日暮れて薄暮のとき・・・

あっと言う間に空気感は一変、シュッと気温低下。
煩かった小ブヨも退いた。



儀式、プリヒート・・・
コールマンにも灯を点ける。

   

予想通り昼とは一転、今は結構寒いです。
液燃ストーブを灯油で稼働、暖房とする。



やはり目論見通り冷えてきて、暖房の利いたシェルタに籠って夜を過ごしてとても心地良い。
静かですが、唯々、清流の水音が程よいBGMとなっている。

好い晩を過ごしている・・・



早朝はやや曇よりでした。
多少の結露はありつつ、周囲は濡れた感じはなく足が濡れずに動きやすい。

   

夜の寒さは退き、徐々に暖かくなり始めます。



サラサラと心地良い清流の水音、周囲の樹々の風景・・・
しばらくその情景に浸って、朝の時間を過ごしてます。

ゆっくりと暖かい物を啜りながら、まったり過ごしました・・・
善い状況です。

   

やがて気温も上がり、また煩い小ブヨも湧き始めたので撤収とする。

このキャンプ地も長年通っていますが、相変わらずロケーションの素晴らしい場所です。
今は新緑、秋は紅葉、昼は暑くても夜は涼しくなりやすく居心地も善き。

これからの時期、このキャンプ地も連休や週末など日によってはテントの数も多くなりだいぶ混み合ってしまう。
それを避ければこのように心地良く過ごすことができる。

お?耳を澄ますと、遠くのほうで火の鳥、赤い鳥の「アカショウビン」のキョロロロ♪が聞こえる。
アカショウビンは夏の渡り鳥・・・
秋田に来ると結構この鳥の鳴き声に出会えてうれしい・・・



END






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