夏井川渓谷キャンプ場(福島県)
2022年 8月

所在地:福島県いわき市小川町上小川字江田地内
料金:無料

先の災害級の大雨に続き、いまだ天候が不安定で北東北など場所によってはまた大雨の予報が出ているらしい。
自分のところは以前の猛暑が戻ってきて、またまた冷房の効いた場所から離れずにいる軟弱な状態です・・・笑

雨がなければ、また蔵王坊平で避暑もイイかなとも思いましたが、この先天気はイマイチな予報で涼しいだろうけれど、それほど状況はよくなさそうです。
天気予報で雨の要素がないところは福島浜通り方面のみであったので、意を決してそちら方面へ出てみる。



国道を逸れて、なるべく空いたローカルな道を選んで進む。
車は冷房が効いて心地良く、ドライブは快適だな。

さて、行先の候補は「日山キャンプ場」「阿武隈高原桧山キャンプスポット」「夏井川渓谷キャンプ場」とした。
この中で実行現実味のあるのは夏井川で、涼しいのは日山と桧山です。

日山キャンプ場は何度も見てはいますが、いまだ利用なし。
立ち寄って状況良しならここにしてしまおう・・・
行ってみると、眺望の良いサイトは既に大型テントで埋まっており、入るとすればその周囲で先客のテントの並びを眺めるのみ。
涼しさは申し分なしで風もないのでもうここでも良かったが、今一つなにか決め手がなく遠慮する。

残るは桧山と夏井川となるが、桧山はテン場自体が不明瞭で風力発電の風切り音が煩かったし・・・
つまり、結局は夏井川のほうへと流れることにした次第。
行ってみて雰囲気が嫌な時は、残念ながら帰宅とする。



というわけで、夏井川渓谷キャンプ場へ到着、なかなか遠かったね。
天気良すぎ、蒸し暑い、33℃。
心配だった混雑具合は程々、賑わっている。



春に来た時よりかなり草が繁っているけれど、前回と同じで入り口側の端角がぽっかり空いてる。
もう動きたくないので、今回はここに決める。
このキャンプ場は予約・受付も不要の無人解放された場所、風の吹くまま気の向くままで来られるのが最大の魅力。



木々側のタープと手前の緑色のテントの間は、車と広場との出入口からの人が往来する動線となっている。
今回は二人行、こちらのテントは”デカとと”さん用。
自分はタープ下にシートを広げてオープンエアーでそのまま寝転がるか、または蚊帳としてインナーを建てるか・・・

   

さしあたり場所を確保したところで買出しに出る。
ここから近くても約7〜10km、町へ下りて地元スーパーのマルトへ行く。



幸いに雨にはなっていないが、曇り空で蒸し暑い。

   

先日、別件の買い物で出向いたコメリにて、3割引きに釣られて買ってしまった焚き火台だ。
某SP社の焚き火台にクリソツ、本家に怒られないの?

こういうのは実使用よりも家で酒を呑みながら眺めて楽しもうと思ってましたが、同行のデカととさんに見つかり持ってきました^^)
保護シールを剥がすと綺麗で、火入れするのが勿体ない・・・
小さくてカワイイ、ソロのときに卓上でプチ焚き火やスルメなんか炙るとか、そんな簡易な用途が楽しいと思う。

   

依然、蒸し暑いんですけど、狼煙、上げました。



狼煙を眺めながら、野営酒の口開けは宮城の銘酒・一ノ蔵。
旨いね・・・
氷で冷やしながらチビチビ遣る。

   

夕方になると、撤収する団体さんたちと新規に到着した人たちが入れ替わる。

   

相方が小さな焚き火台に炭火を熾し、焼き鳥とかタレに漬け込んだ肉なんかを焼き始める。
呑みながら卓上の炭火焼、コレは美味いね。



やがて夜も更け行く・・・
夕方までは結構賑やかでしたが、時間とともに静かで良い夜になっていました。

寝処はタープ下を整理して、インナーのみを置きます。
蚊やブヨが居ないようでも用心します、前回の坊平では多少やられましたので(汗

少しずつ気温も下がってきて、タープへの結露で昼との気温差を実感する。
これなら蒸し暑くて寝苦しいこともなさそう。

  

寝る前に月が出てきたので、しばらく眺めている・・・
手持ちのコンデジではちゃんと撮影できませんが、雰囲気はあります^^)

今夜の月は、先日の満月から欠け始めて半月に向かっています。
その半月の右上にひときわ明るく輝いているのが木星(Jupiter ジュピター)です。



翌朝

蒸し暑さも感じなくて快眠でした。
更には涼しい風の流れもあって、心地良かった。

   

日があがる前の明け方、早々に撤収作業にかかる組もいるが、こちらは時間がたち日が上がって照らされたのを機にテントを出る。

   

しばらくマッタリと過ごし簡易な朝餉ののち、まだ朝の涼しさがあるうちに撤収にかかる。



撤収終了・・・

   

階段を降りての渓流沿い側。
左端の杉の木周りにはテントがあるが、こちら側は御覧の草むらジャングル状態で、なかなかキビシイ。

夏井川渓谷キャンプ場でした。

このエリアは周囲の山々のおかげなのか、ふもとの町に比べれば3℃ほどは涼しく助かった。
盛大な蝉の声にも囲まれ、夜にはタープ下にも飛び込んできてジージーと暴れた(汗

先にもありましたが、ここは予約不要で無人解放のキャンプ場というのは今や貴重な場所だ。
いつまでもこうして利用できるよう、ゴミ問題や風紀の乱れなど無いように願いたいものです。



キャンプ場を後にして、ドライブにて塩屋埼灯台へ立ち寄った。



白亜で清楚、とても美しい姿と思います。

   

灯台を登るが、階段は103段のらせん階段だ、上りきると風が当たって気持ちい良い。
上ったところからの海岸風景が美しい・・・



資料室にも立ち寄って涼みながら過ごして、灯台を後にします。



その後、さるキャンプ場を見てみる。



かなりの荷運び距離があるが、それも昔の教育キャンプ場を思わせてなんだか懐かしい。
料金も安価な部類、気が向いたら来てみよう。



END




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