−天空の野営地− 石蔵山林間広場(石蔵山村民憩の森)(岩手県)
2022年 8月
住所:岩手県一関市川崎町門崎字石蔵地内
料金:無料
暑さも戻ってきた感のある8月、お盆時期も過ぎて各キャンプ地も人の波が落ち着いて来ているとイイですが・・・
まだまだ真夏の勢い、暑いんだろうなぁ、と覚悟しつつ車に荷を積む。
前回は南方面、福島・いわきの夏井川渓谷でしたので、今回は北方面へと行きつけの岩手一関の石蔵山とする。
今やキャンパーには相当に認知された場所でありますが、私が行き始めた2005年頃は行くたびに誰も居らずヒッソリとして寂れた、なんとも私好みな感じの隠れ野営地だった。
キャンプ友たちには「天空の野営地」などと吹聴したものです。
まぁ、ロケーションも良い場所で夜景も見れるし、無人解放の利用しやすさもあるしこのキャンプ・ブームの潮流であるから、そりゃあ賑わう場所になるのも頷ける。
舗装されているものの細く曲がりくねった道を上がる。
細い道の両脇の夏草がせり出して道幅をさらに狭めていて、車が撫でられながら進みます。
自分のような小さな車はこういう時に気楽ですが、この狭い道路は向こうから大きな車が来るとすれ違いが難しく怖い。
到着。
前回来たときは草刈り後の良い状況でしたが、一ヵ月も経つとこうして夏草が伸びている。
今日の先客はテント2張りのみ。
やや風が吹きつけている、熱風だ。
このところ出番の多い大きめの幕体で日陰を作るようにします。
場所も水場の近くにしてなるべく歩かないですむようにしたのは、あれこれ動くだけで滝汗が吹きでるから・・・(汗。
木陰がないので、まともに日が当たってしまう。
日が翳る夕刻まではこの幕体のつくる影下で凌ぐ。
さすがに今は夏草が深い。
依然暑いが、風が強く吹くので滲み出る汗を乾かしてくれる。
この暑さをごまかすために、早速、缶ビールをあおる。
いつものように、この広場のシンボル的な自然岩を見る。
岩肌に触るとアチチと・・・まだ熱い。
天気が良く青空が広がる。
風が夏草を撫でるように吹き抜ける。
西側、日は高く夕刻にはまだまだ・・・
残暑がキビシイが、チョッと秋めいた雲の模様を眺める。
寝室をタープ下に建てます。
来てからは虫刺されもなく良い状況ではありますが、この時期はさすがに用心で、小さなテントで安心して熟睡したいのです(笑
寝室テントとテーブルとが、タープ一枚の下に同居。
こうして外に出張ってきていてもなるべく動かずに居ようとするのは、ダメダメな年寄りの生態ですね(汗
やがて、ようやく日も陰りはじめてきました。
夕刻ですよ。
夕日が沈む・・・
綺麗な夕日に癒されている。
多少暑さも退いてきて、遅くなったけれど今日の狼煙上げ。
風も治まった。
焚き火の炎の揺らぎ、ランタンの灯り・・・愉しむ。
寒いくらいにもっと涼しくなってほしいが、夕刻までの状況を思えば相当に心地良くなった。
いつものように夜景の煌めきを眺める・・・
この野営地の定番(笑
好い晩を過ごしてます。
焚き火が静まった頃合いで寝る。
翌朝。
良い寝心地でした。
天気は曇り。
雲が厚くどんよりしてる。
結露はほぼなし、歩いてもそれほど足が濡れなくていい。
静かな朝、ゆっくり過ごしている。
まだ暑さもなく、気持ちのいい朝です。
厚かった雲ながら、やがてその雲の切れ目に青空も覗き気温も上がってきました。
一関市・石蔵山林間広場でした。
夏の暑さもピークは越えたかもしれません、朝晩は涼しくなったし不快な虫も居なくて居心地もよかった。
秋になれば気温の寒暖も利いて、さらに心地良くなると思う・・・
さて、撤収はしたものの、これからどうするかな・・・
つづく
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