七戸町森林公園（青森県）

七戸町森林公園キャンプ場（旧・天間林村森林公園）（青森県）
2023年 5月

岩手・岩洞湖家族旅行村・ピクニック広場で皆に挨拶して散会、車を出したのです。
約数百ｍ行ったところで、ラジオを置き忘れたのを思い出して戻る。
再度、皆に別れを告げて場所を後にします・・・

さて、車は一本杉園地を通り芋田でＲ４へ下りようとしてます。
ジツは今朝の撤収までは帰宅予定だったのだ。

がしかし、昨晩の酒肴の話題で北東北方面のあれこれ、最北端・大間町のことなどを話しているうちに、チョッと気分がアゲアゲになってたんです（笑

そんなワケで、ピクニック広場の出口を右折ならば帰路、左折ならば大間へのドライブ・・・
先のとおり、覚悟を決めて左折・大間へ・・・だったのですが、忘れ物でいったん戻るという失態でズッコケる（凹

さて、Ｒ４に出て車は一路北上する。
大間までは約２６０ｋｍ程度、約６時間ほどだ

Ｒ４は渋滞もなくスムーズに進む。
山々の新緑が目に優しい。

やがて昼を過ぎて青森・野辺地の手前まで進んだ。
今年初めての青森入りだ。

ここから下北半島へと入って行く・・・
下北半島縦貫道（下北道）が無料供用であり、現在は野辺地IC - 横浜吹越IC間 (25.3 km) が開通している。
今回はこれに乗って吹越までジャンプ、時間を短縮する。

やがてむつ市を通過して、マサカリの刃形のてっぺんの大間崎を目指す・・・
この頃から天気が悪化し始める・・・雨が降ってきている。

やっと到着しました、たどり着きました・・・
たどり着いたらいつも雨降り・・・は昔のモップスのヒット曲

たどり着いた大間崎は大雨ジャバジャバ！！
雨が強くて車を降りれない。

泊るはずだったテント広場も、この大雨でとてもキャンプなんて状況にない。
大きな炊事棟で過ごすかな、とも思いましたが何か気乗りせず。

結局トイレ休憩で滞在１５分にて大間崎を撤退。
う～～ん、どうしようか・・・？

今来た道をトボトボと戻ります、これは精神的にキビシイね（凹

なんにせよ、この大雨のエリアを抜け出なければならん・・・
携帯で雨雲の様子を見るに、青森であっても十和田市あたりまで南下すると雨は避けられそうである。

まさかの出戻り・・・

ここ大間崎から約１３０ｋｍくらいの移動だ。
どこかそのあたりに良い野営地はないだろうか・・・？

おおそうだ！と思いだす、七戸町森林公園だ。
まずは其処へ行く。
ダメなら、近隣の清水目ダムのオートキャンプ場か七戸町中央公園にするしかないか・・・

夕方５時、現地到着。
もう薄暗い。

幸いに時折小雨な程度で風も無く、この状況なら幕体を張って過ごせそうである・・・

入り口の利用案内に沿って利用申請を済ませる。
WEB申請もできるようになっていて便利になっていた、これはイイね。
ただ、電波環境が不安定なので繋がる場所を動いて探す。

いつものお気に入りの下段側の気持ちの良き芝地、そこに張る。
時折小雨に見舞われるが、すぐに止んでまとまった雨にはならずに助かる。

　　　

天気が悪いので薄暗くなっているけれど、ツツジの朱色が鮮やかに彩っていて癒される。

　　　

幕下で落ち着くと、今日は今日で非常に善き野営地の情景である。

それにしても今日は思い付きとは言え、一旦大間崎まで辿り着いておきながら約１３０ｋｍを同じルートで往復してくるとは・・・
大間崎のあの大きな炊事棟で野営の晩酌でも良かったのか？とも思うが、やはり狭い極狭の車中で寝るより、手足を伸ばして寝たほうが気持ちイイに決まってる。

本日、やっとの野営酒です・・・
お疲れちゃん！

　　　

焚き火の薫香が、湿気り気味の周囲を清めてくれる。

　　　

写真にありませんが野営酒は昨晩に続き、岩手・二戸の地酒・南部美人を遣ってます。
南部美人はどれも美味いが、今回は吟醸を遣っている。
南部美人は個人的に大好きで、日本酒ならこういう風味が立っている酒が好きなんですよ。

活性炭で濾して雑味も旨味も残さずに何の風味も無くして、ただのアルコール的なしょうもない日本酒が巷に多すぎるし味付け合成清酒などは論外・・・
そういうのは本来の風味を無くしてるんだから不味くはないワケだが、何を飲まされているんだろうか？
多々、某・超有名銘柄も例外にあらず、ああいう偽物な辛口を標榜する風味もそっけもないのはもはや日本酒ではない・・・と思う、個人的に。

酒と、焚き火と、おっさんのキャンプ・・・（嗚呼やだねぇ！？

好きな酒を温燗で味わいながら、焚き火に浸ってる。
雨はなくとても善き情景になって過ごしてます。
脇の小さな池からはカエルの鳴き声が輪唱していて、イイBGMになっていて楽しい。

あぁ・・・最高な晩になってますよ

翌朝。
静かに日が明けた・・・

周囲のツツジの花がとても綺麗で、この場に華を添えてくれている。
季節を感じる、もうこうした季節になっているのだ。

　　　

寝てる間の雨降りに用心したものの、雨にはならずに済んだようです。

この公園には樹木も多くあって、夏時期の避暑にもよさそうです。
それに脇にはよさげな渓流が流れている。

　　　

日が射してきていて、気持ちの良き朝模様です。

　　　

だいぶ老朽化したが、大きな東屋。
多人数グループがBBQで占有されて賑わっているのは何度か見ている。

　　　

公園入口にトイレ（水洗）と水場（飲用不可）があって水が出る。
炊事棟はもっと入った渓流側に簡易な炊事棟がある。

頃合いで撤収・・・

昨日は大間崎での大雨でどうなることかとなりましたけれど、この野営地で救われました。
こうした利用ができる場所は貴重だ、ありがたい。

さて、ここは青森県・七戸町だ・・・
帰るにしても宮城の自宅まではエライ遠いなぁ（汗

END

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