大川七滝キャンプ場(岩手県)
2023年 9月

住所:岩手県閉伊郡岩泉町大川滝鳴28?6
料金:基本無料(時期により清掃協力金¥500)


二日目・・・

今は、岩手一関の石蔵山林間広場出の野営を〆て出立してきたところ。
今回も非常に善き野営だった。

さて・・・今日はもう帰宅するか何処かへ放浪するか、いまいち決めかねている。



迷ってみたが、このまますんなり帰ってしまっては勿体ないので、気の向くままドライブを続ける。

それにしてもガソリン価格の高騰がハンパないよ!?
¥183/Lで給油とは、燃費の軽い軽自動車だとは言えこの価格高騰はキビシイね・・・(汗
用もないのに気楽に長距離してる場合じゃないのかもしれん。

車はR343へ出たあと県道10号へと分岐、越路峠を越えてR397へ出て住田町方向。
やがてR107へ分岐して北上して宮守に出る。
遠野へ着いて周辺をドライブ、民話の風情のある町で休憩する。

ドライブで遠野に差し掛かると、いつも条件反射的にR340へ入って北上してしまう。
あぁ、そうだ「タイマグラキャンプ場」とかが近いな・・・

そう思いつつも、荒川高原道路を通ればタイマグラへ着くのですが、その分岐を見落としてR340に乗ったまま進んでしまった。
とはいえまだ昼前で、そこに場所を決めて腰を落ち着けるには早すぎる。

やがてR340は岩泉町の山深いエリアを進んでいる。
こうした気ままなドライブが愉しい、周囲には車の往来がほとんどなくポツンと自車だけが走行している感じだ(笑



↑ 移動ルートはこんな感じ・・・
だいぶ上がってきてしまった

そろそろまた休憩するべく、脇道へ入る。
小さな集落を抜けると目的の現地へ到着・・・

   

ここは、これまで何度か立ち寄ったことのある、簡素で小さなキャンプ広場だ。



「七滝キャンプ場」と言う所だ。
この明確で大きな表示看板の佇まいは重要、その場所が生きている証拠だ。

岩泉町の山深く、大川地区の景勝地・大川七滝という所にあるキャンプ場。
ここへは5年くらい前に偶然通りかかり知った場所で、それ以来何度か立ち寄っていて今年も夏前にだったか来ている。

車止めはなく、場内に乗り入れできる。

木陰に車を停め涼んでいるうちに、チョッと昼寝してしまう・・・
起きるとpm15時の頃合い、思いのほかゆっくりしすぎたな(汗

この先は野田玉川野営場だとか岩洞湖家旅行村など思い描いていたのですが、もう時間的に動きたくないです。

あーそうだった、ちょうどここはキャンプ場!?
都合良すぎじゃん(大汗

頃合いも良いし状況も上々なので、ここを本日の野営地にしよう・・・
今日はここで滞在となるいいタイミングに恵まれた。



場内のトイレもその脇の一本水道も使える状況。

   

前回ここで休憩した時には、利用の際の連絡先などの掲示があったが今日はどこにもない。
確か清掃協力金があるはずだったが、その案内掲示もなかった。
もう9月過ぎとなり、時期的に徴取期間を外れているのかもしれない、と推測。

ともあれ、今日はここで泊ることにする。

   

サクリと簡易な幕体を建てる。

日射しがないのはイイけれど、だいぶ蒸し暑い。
やはり動き回ると大汗になるね。



ごく小さな広場の場内ですが、ほぼ平坦で雑草の繁りもなくテン場としては申し分ない。
幕体は開放的で動きやすく、気分よく過ごしやすい。

   

ここも蚊が居なくて居心地最高、安心して寛げる・・・
焚き火の薫香も心地良し。



昨日に続いて「作田」・・・依然として美味いね、最高だ。
この野営酒は勿体ないので少しづつ飲んでます^^)



誘惑に負けて、ちょっとだけフロム・ザ・バレルを遣る。
本格派のウィスキーは、相変わらずうまいなぁ・・・
NIKKAのウィスキーは日本の宝と思う。

ぐびぐび飲んで減らすのが勿体ないと感じる、そんな貧乏人根性が悲しい(笑
いつもの安酒BNってやはり薄い風味なんだな、なんて贅沢なことを言ってしまう。
まあ、その分ハイボールなんかでグイグイ呑めるのが良いところではある。

空模様は黒く、雨になりそうながらもなんとか堪えている感じ。
やがて夕暮れになり、更に善き時間が流れてます。

隣の渓流は静かに流れている。
キャンプ場下は禁漁区だが、この村落周辺は釣りの名所らしく釣り券販売の旗をいくつか目にする。



小さな焚き火を前に野営酒を遣れるのは、最高のシチュエーションだ・・・
周囲に民家もあるがこのエリア全体はヒッソリとして、月明りもなく場内はやがて漆黒の闇が覆いランプの明かりが映える。



夜も更けて頃合いで寝る。

蚊やブユが居ないので非常に楽でいい。
万一の雨に備えながらも、前面のパネルを開けて寝る。



幸いに雨にもならず、心地良く熟睡して朝を迎えた。

   

気持ちのイイ朝ですね。
相変わらず静かなキャンプ場です。



岩手のこっち方面はタイマグラキャンプ場や馴染みの岩洞湖など、どうしてもそっちに流されてしまいがち・・・
それゆえ、これまで何度か立ち寄ってはいましたが、泊ったのは今回がお初でした。
こうして滞在してみれば、木陰もあって過ごしやすく雰囲気も落ち着いている・・・
なかなか居心地の良いキャンプ場です。

周囲が紅葉で染まるような時期も、きっと良い雰囲気になるに違いない。
そんな秋模様に期待したいね。

さて、この先はどうしようか、と撤収をしながら思案する・・・
酷暑、真夏時期の野営ブランクで鈍った気分も、こうして出てきてみれば少しばかり取り戻してきたみたいだ(笑



END





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