岩洞湖家族旅行村 ・ピクニック広場(岩手県)
2023年10月

所在地:岩手県盛岡市玉山区藪川亀橋
料金:無料(オートサイトは有料)

好天の空が気持ちよく、今回は岩手の岩洞湖へ向かっています。

家族旅行村は、今月中旬で今期の営業が終了するのです。
その前にこちらも、今期最終の訪問へと向かうのです。



R4にて北上して盛岡へと向かうが、宮城も岩手も今日はなぜか渋滞続きで、なかなかスムーズに進まない・・・
まぁ、焦りは禁物事故のもと(笑

   

さあ、はるばる来ました7時間かけて・・・(笑
各所は渋滞でのろのろ進行でしたが、結果、日が翳るだいぶ前に到着できました。



受付記入をしてピクニック広場へ向かいます。

ピクニック広場は利用申請して、利用料は無料という素晴らしき野営地。
管理棟から約2〜300mほど。

ピクニック広場では、馴染みの管理人のおばさんが水場やトイレ棟の清掃作業中でした。
挨拶がてら、自分としては今期の最終にて来たことと、今期もこのピクニック広場にお世話になった旨、感謝申し上げた。

   

前回の2週間前くらいに来た時より、いっそう白樺の樹々の葉が落ちて空いてきましたね。



管理人さんが作業を終え引き上げると、場内は我独りの貸し切り・・・
大いに贅沢であります^^)

さて、ボーッとしてると日が暮れる、早く張らねば・・・

   

シェルタ、張りました・・・
今はまだ気温約14℃ですが更にもっと冷えるでしょうから、中で暖かく過ごそうとの思惑です^^)

   

もう古幕になったけれど、寒い時期に籠るには重宝する。
ランタンやバーナー類の熱で充分に暖かくなる。

   

さてそそくさと一杯、野営酒をやり始める。
狼煙も上げる。

   

もう日暮れか、早いな・・・
久々の#639を灯す。



シェルタの中に小さな寝処を張ります。
酔えばこれに入ってゴロリ・・・

   

外は深々と冷え込んでいながら、シェルタの中は暖かく幸せ(笑
なにより、この燗酒が美味い・・・
岩手二戸の地酒・南部美人、ここの酒はイイ。

至福この上ない・・・極む!

   

このMORITAの角型コッヘルは未使用の新品、5年ほど前にリサイクルSで見かけて手にしたものだったと思う、そういえば!と思い出した次第。
このコッヘルは厚みもあって、全体の造りがカッチリとしてしっかりしてる。
内側はスミフロン加工(フッ素加工)されて焦げ付き難くなっていて、使いやすそうです。

   

初使いのコッヘルというのに、中に入れる具材がチープだろうて・・・凹



酒肴がチープでもメインは美味し南部美人であって、これで良し。



近隣の薮川地区では、今朝の最低気温が氷点下だったという・・・
確かにこの晩も冷え冷えとしてますが、シェルタ内は暖房も効いて過ごしやすい。

ランタンと#508ストーブの、静かな燃焼音に吸い込まれてしまいそうな晩・・・



暖かいシェルタの中、燗酒が美味い・・・
外は漆黒の闇ですが頭上は星空となっていて、樹々の隙間に輝く。

そんな夜が更けました・・・



放射冷却の昨晩、冷え込んだ朝です。
朝露で周囲が濡れてます。

    

ヒンヤリの朝です。
冷えますね、吐く息白い。

      

明るくなって、白樺林の朝模様が素晴らしい。



シェルタの中は温室効果で徐々に暖かくなってきます。
今日も好天ですね。



白樺はだいぶ葉が落ちている。
季節が変わり、秋が深まってゆく風情を感じる。

新緑の生気溢れる緑に染まっていた時季、そして猛暑を経ての遅い秋、葉が落ちた白樺林の景色・・・
侘びて寂びる、盛衰を感じる情景です。



やがて青空が広がり、白樺林とのコントラストが素晴らしい風景。

   

焚き火に昼酒する、自称・ダメ人間一号(凹
白樺林の情景に浸って、情景そのものを酒肴にする。



今年この広場で野営できるのは今回が最後、愛しむように白樺林の風景を愉しんでます・・・
善き風景・・・
自然は摂理として栄えては侘びて寂びるルーティンを淡々と演じており、それを感じつつ焚き火の煙越しに眺めている。



昨晩、南部美人を空にしたので、ご新規は「あさ開」さんを招聘(笑
本醸造の安価品ですがサラリとして美味しい、これはこれで善き

   

今夜の冷えは昨晩ほどではなく程ほど。
焚き火は早々に終わらせていて、夜露で濡れないように仕舞い済み。

あさ開きが空いたところでお開き(笑・・・
寝る。



翌朝は曇り空。



正面側の白樺林を散策する。
雨は降っていないけれど、朝露が白樺の枝葉から落ちてくる。



好い情景です・・・
まだまだ居たいけれども、残念ながら明日には用事があって今日は帰宅しなければならん。

名残惜しいけれど、撤収作業にかかる。



本来はもっと紅葉らしい風景になるはずですが、現在は何か物足りない色付きです。

地球規模での異常気象だと言う・・・
日本も今年のような気象状況が通常となり、四季→二季(夏/冬)になると予想されているとのこと。
近い将来、四季の織り成す日本の情景が無くなってしまうのかもしれません。

こうして白樺林に侘びて寂びる自然溢れる情景に浸れるのは、今のうちかもしれません・・・



END




home | back | next