夏井川渓谷キャンプ場(福島県)
2023年 11月
所在地:福島県いわき市小川町上小川字江田地内
料金:無料
今年、秋の季節ってあったかな〜?
夏からの長い暑さがようやく退いてヤレヤレと思ってる間に、気が付けばもう冬なんじゃないか?などと感じます。
このところは天気も安定しないで荒れ模様だ。
その悪天の隙間を突いて某所でのキャンプに出向いた後、そのまま帰るのも勿体ないのでドライブがてら車を走らせて馴染みの場所へ来る。
福島・いわき市から離れた山間。
夏井川渓谷は風光明媚なエリア、この日は紅葉時期で渓流沿いの細い道に普段よりも人と車が多い。
その細い道で車のすれ違いに苦労しながら、ようやく江田駅正面の「夏井川渓谷キャンプ場」へ着く。
場所は全体空いていてどこでもよく、車に近い広場手前側に張る。
年季を感じる古幕、確か去年も持ち出したっけ。
長年酷使してきて今や劣化が進み、いつまで使えるものかと心配で・・・大丈夫かいな(凹
こんな古い幕体、昔からの寂びた古参キャンパー臭が丸出しなのである・・・(凹
そのテントが建ったあとは狼煙上げ。
風が無く、心地よく焚き火ができる。
このところ天気は荒れてましたが、この日、このエリアは良い状況で過ごしやすい。
時折日が出て、周囲の山が明るく照らされる。
下側の渓流沿いには、チョッとだけ赤く色付いた紅葉があった。
さっき車窓越しに見た夏井川沿いの渓谷情景も、紅葉の彩があって綺麗だった。
さて、呑むか・・・(笑
昨日頂いた秋田の酒を少し温めて、これは非常に美味し。
暗いので灯りを点けましょ、今日は#214ケロ。
今回もプリヒートのアルコールは忘れなかった、いつぞやはそれを忘れて手間掛かった(笑
プリヒートは重要で、失敗すると煤だらけの真っ黒になってしまう・・・
いつものようにスムーズに点火・・・って、そりゃ手順通りなんだから当たり前だわな。
この後、フルポンピングで閃光の明るさとなる。
日中が短い季節で、早々に日が暮れてる。
快晴の夜空に、半月が明るい。
風の無い静かな夜。
脇の磐越東線・江田駅に、何本か電車が発着するたびにその音が響いて、なにか旅情がある。
一度乗ってみたいな、ワンカップ呑みながらね・・・
外はだいぶ冷えるが、トイレ行った後は夜が更けた頃合いで寝る。
名残惜しい、イイ晩です・・・
翌朝
周囲はシッポりと朝露で濡れてます。
もう少しすると、向こうの山から日が上がってくるだろう。
日が当たると、少しづつ暖かさが増してきて過ごしやすい。
しばらくは熱い紅茶など啜ってまったりしていたのですが、やがて強く風が出てくる。
好天ですが少しづつ風も強まり、急かされるように一式を畳む。
好い野営だった・・・
このキャンプ場は通年で無人開放されており、しかも利用は申請・受付不要で無料だ。
行先が乏しくなる冬季のキャンプには、頼りになるキャンプ場のひとつですね。
END
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