−天空の野営地− 石蔵山林間広場(石蔵山村民憩の森)(岩手県)
2024年 4月

住所:岩手県一関市川崎町門崎字石蔵地内
料金:無料

もう4月か・・・

現在はこちら東北地方も南部エリアでは、桜の開花がはじまり花見の話題で盛り上がってます。
自宅の周辺エリアの桜は既に満開で、お花見の人出が見受けられる。

ここ数日の強風もなく穏やかな天気になり気温も温く、今回はいつものルーティンでの野営キャンプモードです。



さて今回は、岩手・一関市川崎町、石蔵山へと向かう。
あちら方面は今時期、まだまだ花見シーズンには早くあの広場へは行楽の人出もないであろうと思う。

   

いつもの慣れたルートを辿る。
この大船渡線の踏切を渡ると、いよいよ石蔵山への取り付きとなる。

この先の道は舗装されているが車一台分の幅しかなくとても狭く片側は崖、大型の車だとすれ違いが相当に困難でキビシイ。
更に、山に登って行くために坂道となっており未投資も悪く、いつも対向車が来ないのを願う。



ほぼ登りきったところで一旦車を停め、熊野神社へ野営キャンプでの無事を願ってお参りを・・・。



一旦、送信アンテナ施設のある頂上を過ぎてからすこし下ると、目的地の石蔵山林間広場へ到着する。
夜景の眺望が利く下段の草地エリア、今日は先客様がいるようだ。

ここから見ると向こうの山々が眼下に広がり、このロケーションが天空の野営地なのだ。

   

今回は広く開放的な上段側の芝生の心地良い広場に陣取る。
我独り、貸し切りで最高だ。

まだ青い草が生えておらず枯れた風景、周囲の樹々にも葉が無いので非常にスッキリしてる。
時節柄、広場は枯れた茶色の情景だ。

周囲の桜の木も、開花にはまだまだ先な感じで固い蕾状態。
今月(4月)の下旬にもなれば、桜で彩られ大勢の人出でにぎわう場所となる。

   

早速、張る。



好天ですね、快晴。
良い状況です・・・。

   

西側斜面の鬱蒼としていた木々が伐採されていてスッキリとしていた。
眺望が利いて気持ちが良い。
斜面下の林道を初めて見たね、通行できるかわからないけれどむやみに入り込むのは危険だろうなぁ。

   

日が沈むにはまだ間がある。
風は穏やかで、今日の狼煙を上げる。

   

来るときに立ち寄るいつものスーパーで、「作田」の特別純米酒を買う。
岩手の南部美人の特別純米酒と最後まで悩むこと約15分、南部美人と違って作田は青森伊賀ではなかなか買えないのでコレにする。

どちらの酒も非常に綺麗な味わいで嫌味がなく、旨味も香味も過剰になりすぎない風味で呑み飽きないのがイイ。



酒杯を重ねるうちに、栗駒の山々へ夕日が沈みゆく頃合いだ・・・
素晴らしい情景。

   

この情景が酒肴です。
やはり、野営キャンプで呑む酒は美味いな・・・



ゆっくりと、穏やかに時間が流れる。

3月は強風続きで風も冷たく荒れた天気で、外に出る気にもならなかった。
4月になり、この先はこのまま春めいてほしい・・・

   

これまで遮っていた西側の木々が無くなったので、眺望が開けている。
座ったまま正面の植木の空いたところからも、夜景が望める。
今夜も街の灯りが煌めいていて綺麗だ。

   

だいぶ冷えてきました。
依然として貸し切り状態で我独り、静かで善き晩です。

寝るのが勿体ない・・・
ともあれ、ズルズル起きていると酒が減るので、頃合いで寝るか。



明け方にはだいぶ冷え込んでいたようでした。
まだまだホンワカな春の陽気ではないですね。



風が無く気温も上がってきて、まったりと過ごしやすい朝模様。



眺めがイイ・・・

一関市街が一望だ。
雲が無ければ、正面向こうに栗駒山系も望める。

   

名残惜しいけれど、今回はこれで締めましょう。
今年もまた何度か来させてもらいます。

手前の神社の上のほうの周辺にはカタクリの花が群生していて、もう1〜2週間したら見頃になりそうだ。


(↑以前来た時の写真、4月中旬頃だった)

春の花・カタクリの花を観に、近々また来てもいいね。






END





home | back | next