【番外編】ギターアンプのレストア(2023/12)
- MUSIC MAN 210 Sixty-Five -
<Part4>
ほぼ全部、キャビネットの中身を取り出しました。
スピーカーは10インチが2本で、かなり重い。
全体が煤けてクモの巣が張ったキャピネット、赤茶色に錆びた金具も外します。
洗剤で3度の丸洗い、こびりついたしつこい埃汚れを洗います・・・
キャビネットの中に溜まっていた綿ゴミや汚れも除去。
リバーブ用バッグもよく洗います。
艶出し剤を塗布、隅々までよく磨き込みます。
さて・・・
これからが根気の要る作業ですね。
錆びついた部品を一つ一つ、少しでも錆を落とします。
ワイヤーブラシと耐水ペーパー、コンパウンドで錆び落としの作業です。
各、作業前後の状態、右に置いたのが作業したものです・・・
もっと輝かせたいものの、電動工具もなくて磨きのバフ掛けもできないので、手作業ではこんなレベルです(汗
出来ればもっとキレイにしたかったな。
あらかた作業したのがコレです・・・
数日間、コツコツと少しづつやりました。
ボリュームノブは文字が剥げてきやすく、強いクリーナー剤は使えませんでした。
よって、ほとんど根気よく空拭きして汚れを落としてます。
おおよその錆びは落としましたが、ブラシではどうしても錆色は取れません。
電動工具があると、もっと綺麗にやれるんですが・・・
再度錆が付かないように、あとで艶出し剤で拭きます。
錆が出ているので、メッキ表面は部分的に剥がれてしまっていて地金が出ていて元の輝きはないですね。
メッキし直しまでやれば、もっと本格的な新品再生レストアに近づくのだろうけれど・・・
自家製メッキするには、安定化電源もないし面倒なのでパス(笑
とはいえ、半世紀近いビンテージ物品なのでそれはそれで”古物の味”としたいです^^)