岩洞湖家族旅行村 ・ピクニック広場(岩手県)
2024年 5月

所在地:岩手県盛岡市玉山区藪川亀橋
料金:無料(オートサイトは有料)

新緑が目に鮮やか、柔らかな風がそよぐ・・・
良い季節になりました。

このところの好天続きの日々でもあり、そろそろ出かけてみる。



今回は遠出だ。

岩手・盛岡の岩洞湖にあるピクニック広場。
昨年は5月中に2度も行きましたが、今年は出遅れたな・・・

盛岡市からR455へ乗って岩洞湖へ向かう。

いつもの県営野球場の脇にあったスーパーの”JOIS(ジョイス)球場前店”で、酒とつまみを買う予定だった。
ところが!
なんと今年1月に閉店しており、既に解体工事まで始まってるじゃないか!
個人的に衝撃だわ・・・凹

しかたがないので、隣にあるドラックストアに寄る。
日本酒は良いものが無く諦める。

  

家族旅行村の管理棟の約100m手前に、無料のキャンプエリアがある。
本来はここが家族旅行村の無料キャンプ場。

湖畔に面していているが、斜面が多く張る場所を選ぶ必要がある。
デッキには常設テントも建つ。



管理棟の直下の湖畔に面して、ここは有料のオートキャンプ場。
人気がある。

   

自宅を出て約8時間ほどの移動、ようやく無事に現地到着ですよ。
毎度よく通うものだなと自身でもそう思うが、個人的にはそれだけの魅力があるのです。

管理棟で利用届を出す。

周囲にはまだ桜が咲いている・・・
季節がひと月逆戻りした様相だ。

高原地のここは避暑地になるほどで、麓より数度ほど気温が低い。
近隣の薮川地区は本州一寒い場所とも云われ、ラジオによれば今朝の最低気温が氷点下だったという・・・

   

そしてピクニック広場へ・・・
もう20年来続く、今年の”岩洞湖ピクニック広場通い始め”であります。

白樺林は、ようやく新緑のモードへと変わり始めてました。
やや風強く、その風も今日は冷たい。



相変わらず素晴らしき風景・・・
今年も来たよ!

今時期は夏草も茂ってなくて、この奥側の白樺林を眺める場所に落ち着きこの情景に浸れることが心地好い。

   

さて、冷風がやや強いのでモノポール・シェルタにする。
念のためと隙間に押し込んだ幕体が役に立った(笑。

   

シェルタとは別に寝室の幕体を建てる。

   

一式を終えて、シェルタで冷風を避けると暖かくて心地良い。
目前に広がる白樺林の情景が素晴らしく、まったりとその情景に耽っている・・・

場内は完全貸し切り我独り。
他人の話し声どころか風の音以外はまったく静かで、非常に居心地が好い。

   

やがて強かった風が弱まっており、これなら狼煙上げもできるだろう。
周囲には落ち枝が集められていて、焚き火の薪には困らない。

火の粉には非常に弱い幕体なので、だいぶ離して置いているが注意しながら焚き火を始める。

   

久し振りの灯油ランプを燈す。



相変わらず静かで、最高に素晴らしい情景だ。

   

風が弱まっていますが、気温が急降下中で吐く息が白い。
麓とはまるで違う・・・
まるで2ヵ月くらい前のように着込む。



日が沈む・・・
夕暮れ。

   

風は無風となり、安心して焚き火ができる。
シェルタを出ると外は寒いので、焚き火の暖が嬉しい。

   

野営酒をやりつつ夜を迎えました。
シェルタの中は、小さなストーブの弱火ひとつで暖かく心地良い。

夜が更けてくる。
周囲は漆黒の暗さ、砂利道を走る車もなく静かで相変わらず善き情景。

頃合いで隣の寝室へ籠る・・・



今朝は冷えたものの、しばらくするとすぐに気温は上がってくる。



そのままテントに居ながら、白樺林を眺めてマッタリする。
この風景を眺めて過ごせる贅沢感が堪らない。



寒暖差が大きいにもかかわらず朝露が無く、幕体も結露せず乾いているのは非常に嬉しい。

   

しばらくこの情景に浸って過ごした後、ゆっくりと撤収。
すべて乾いているので作業も楽だ。

岩洞湖家族旅行村・ピクニック広場でした。
今回も非常に心地良く過ごせました。

白樺林の新緑はこれからがもっと葉が繁り、木陰も濃くなる。
あと数週間後には、もっと鮮やかな緑色と真白な色彩のコントラストが眺められると思う。

今年もこのピクニック広場への”通い”が始まった・・・。



END





home | back | next