蔵王坊平国設野営場<蔵王坊平キャンプ場>(山形県)
2024年 6月

山形県上山市蔵王高原坊平
有料:\350/一人
↓
上山市公式HP
![]()
好天が期待できる日です。
お出かけしましょうね・・・
6月に入ってますから、そろそろあそこも営業しているのでは?
そこは蔵王の山形側、標高約1,000mほどの坊平高原にあるキャンプ場ですよ。
今日の天気予報では気温が高くなる日だというので、標高約1,000mはさぞ涼しくて良いのではないだろうか・・・
![]()
一応、webで営業を確認すると6月〜となっているので、たぶん開いてるハズ。
宮城・遠刈田温泉のところから山形への県境を越える山岳道路を行く。
これは正式名称「宮城県道・山形県道12号白石上山線」、標高を上げた県境のエリアを通称「エコーライン」と呼ぶ
蔵王は宮城県・山形県共々素晴らしい観光エリアです。
宮城蔵王観光 蔵王町公式HP
このエコーライン・山岳道路は結構キビシク、くねった道でグイグイと標高を上げて行く。
あっという間に麓の気温より、すでに5℃ほども気温が下がってますよ。

現地、到着しました。
受付します、¥350と大変安価で善き場所です。
さて、この野営場はエリアが広大で場所選びに悩みます。
しかも、場内に車を入れられるのですが、草地も通路もかなりの悪路でアタシのような華奢な車では底を擦ってしまう。
そちらこちらのエリアを巡るが、其処此処には既にテントがあって決め手に欠ける。
混んではいないが、良き場所には既に先客が居るのだ・・・
これは困ったな・・・

あれこれ困り果て、結局、管理棟向かいのほうへ上って行き、その最奥の一角に落ち着く。
車を進めるには、木の株やら深い轍など、危険がいっぱい・・・
アウトドアーな車高の高い車だとスイスイと移動出来るのですがね・・・。
他のキャンパーさんと離れた一角はここしかない、ここにするしかない状況だ。
木陰でかなり涼しいのは良いが、油断してると目に見えないような小さな虫に、足と腕が数ヵ所刺されている。
慌てて肌を覆う服を着るが、今度は暑くて大汗で服がびっしょりになる・・・

張ります・・・

虫が居るので、寝処用インナー入れます。
殺虫剤と蚊取り線香で居心地は良くなったが、来た時に刺されていたところが腫れてきて痒い。
チョッと油断したなぁ・・・

「男は黙ってサッポロビール!」
日本人たるアタシにとって、ビールと言えばこういうのだ、こういうのでイイんですよ・・・
昔の昭和時代、男性的なキリンの苦いビールに対して、女性的柔らかさのサッポロビール、という昭和の当時の構図だったような気がする(まだ子供時代だった)
やれクラフトビールとかIPAとか、アタシがビールに求める感覚ではないんだよね・・・
もちろん個人の好き好きだけどね。

2年間納屋で寝ていた焚き火台がようやくの実践稼働、出てきてよかったね(笑。
そういえば、笑’sのWING焚き火台がどこに仕舞ったか行方不明です、アレもまだ火入れしてないんだったなぁ・・・
しかしコレ、焚き火台、というより、もはや煙突ストーブだわ・・・
あっちゅう間に燃え尽きてしまう、じんわり燃えてゆく焚き火の情緒性が無い。

ただそのかわり、湿った木材でも、なんなら生木でも突っ込めばグイグイと燃えてくれそうではある。

周囲は春セミの合唱で充満してます・・・
素晴らしき、善き情景だ・・・

居心地が良くなりました・・・
快適です。

酒肴にトマト。
いつもの天然塩、白いダイヤを振り掛けただけで超・美味。

最奥の場所ゆえ、ここまで入り込んでくる人はいない。
なかなかイイ感じでマッタリできる・・・

だいぶ日が長くなったな・・・
ようやく日が沈んで行くようです。

灯りを点けます。
灯油ランタンを持ち忘れていたので、ガスランタンにする。
明るすぎるので、だいぶ絞って燈す。

涼しい夜、最高です・・・
夜も更けて、そろそろ寝る。
前パネルを上げたまま開放的にして、インナーに入って就寝。
涼しくて寝心地善き。
![]()
気持ち良く起きました。
涼しくて快適な朝・・・

お湯を沸かして、いつもの梅昆布茶が美味い!

今日は更に気温上昇との朝のニュースでしたが、いまはそれを感じないです。
この野営場は、整備されていない、まさに自然の森の中に佇むようなワイルド感が最高だ。
その分、水場やトイレへの通いや車の走行などを勘案してある程度キャンプ経験のある人でないと楽しめないかもしれない。
よくあるファミリーキャンプ場の整った場所ではない、だからアタシにはこっちのほうが良いのだけれど。
さて、そろそろ頃合いで装備を畳む。

昨日来た時にやられた虫刺されに、かゆみ止め薬を塗りながら撤収を終わらす。
害虫さえ居なければなぁ、目に見えないような虫なのだけど毒は強いなぁ・・・
まだ殺虫剤と蚊取り線香で対応できたけれど、油断はできないね。
今回のような場所でなく、開けたような場所だとまた違っていたかもしれませんね。
標高約1,000mの高地はやはり気温が低く、熱帯夜も起りにくく寝心地も良いと思う。
夏にはまた来ようかと思います。
END
![]()
home | back | next