喜多方市 山都森林スポーツ公園 キャンプ場(福島県)
2024年 5月


福島県喜多方市山都町字三津合山
\400/一区画・一泊

山形・蔵王坊平国設野営場を後にして、高原を下りて上山市へ下りてきました。
標高約1,000mの高原エリアにあって、その野営場は高原の冷涼さと深い樹木に囲まれた雰囲気がバツグンでした。

さて本日は好天、まだ朝が過ぎた頃合いなのにもう夏のように暑いのです。

いつものごとく糸の切れた凧の状態で、この先の行先は不明・・・
とは言え幹線道路に出て南下しており、このまま宮城へ戻って自宅で涼もうかな…などと弱気になる(笑

そんな邪念を払うように、いっそ西側方面へとハンドルを切り一気に日本海側へ行ってしまおうと発起する。
でもその日本海側へは先日行ったばかり(秋田・三崎公園キャンプ場)ではないか!と、後で気が付いて、なんだか頭が鈍ってるんだな。

そんなドライブは続き、やがて自車はR113を進み県境を越えて新潟へと入る。
関川村まで来て道の駅のところで小休止、行先を検討する・・・
日本海まで出て行きそこから北上すれば、再度、山形圏域に入って野営地を探ることになるのか・・・?

ただ、そっち方面は先週行ってドライブして、好き風景を見て来たばかりなのだ・・・
それじゃあ、南下して福島方面へ行くか・・・



結局行った先は、馴染みのキャンプ場となる・・・
福島・山都町(喜多方市)の森林スポーツ公園キャンプ場だ。



しかし、まあ・・・

誰がどう見ても、非常に非効率で無駄で大遠回りの末の行先だぜ・・・
福島・山都に来るなら山形・米沢経由でストレートに下りて来れば効率がよかろうに、なぜにこんな遠回りで・・・??

まぁでも、たかだか5時間程度のドライブですからね、大したことはないですよ丁度イイ感じ。
楽しいドライブなんです。

   

キャンプ場へ到着。
手前の管理棟にて利用届を出す、¥400とここも安価なキャンプ場。



ああ・・・清々しい緑の場所だ。
小さなキャンプ広場ですが、周囲の新緑と広場の芝地とで清々しい緑に覆われている。

虫刺されに用心してみるが、全然いないようでかなり快適。
暑いので涼しい格好に替えて動くが、虫害が無いし木陰の爽やかさが本当に心地イイ。

本当に善き場所だ・・・



さて、張りますか・・・
今日は周囲が気持ち良い状況なので、オープン・タープにしてみる。

   

幕下を、ごく緩く風が通る。
とにかく爽やかな状況、雰囲気なのがイイ。

   

一式、落ち着きました。
あー涼しい・・・

   

炊事場の水はとても冷たくて飲用可、トイレは水洗・簡易洋式あり。
どちらも古い設備ですが、管理人さんがこまめに手入れ清掃しており見た目よりも快適に利用できる。

   

この炊事場の周囲にも張れる場所がある。
ここまでの荷運びの手間はあるが水場・トイレには近く便利で、少しプライベート感もあって落ち着ける。



そこから見下ろした広場・・・
新緑に染まった感が気持ちイイね。

今は貸し切りで、さながらプライベート・キャンプ場と化しているみたい(笑



気分良く野営酒、遣ります・・・

   

火遊び道具。
チマチマとした小さいのが可愛いね・・・(笑

しかしまぁこのカタチ、ミニとは言えよくSPが黙ってるよなあ?!

   

ほぼ風もなく心地イイ。
足元は芝生で夏草もなく快適、駐車場側の草地でさえもテントが張れそうだ。

その駐車場の向こう側、春ならば桜の木の隙間にも張りたいものです。
近年はキャンプ場営業開始と桜の花のタイミングが合わず、キャンプ場オープンを待たず既に散ってしまうのです。

   

昨日と同じ、清酒・蔵王を遣る。
福島の地酒を買ってこなかった、凡ミス・・・

   

日が傾いてきましたね…
依然として、素晴らしく爽やかで快適な状況です。

依然として誰も来ません、独り貸し切りです・・・

   

本日の狼煙上げ・・・
キャンプファイヤー・スペースの燃え残りを利用して、焚き火します。

こうしたキャンプファイヤー用の場所があるのは、とても貴重です。
本来の焚き火はこうあるべきだし、ここで同宿となった者同士がこの焚火を囲みながら過ごすのが理想なんだろうと思う。



いやーとっても好いね!
最高です・・・

   

日が暮れました、夜です。



野営酒を汲みながら、目前には焚き火の情景・・・
最高な晩です。

心地良く寝入りました・・・



翌朝、快適に起床。

   

日が射してきて、周囲は爽やかな朝模様です。



真夏と違って、朝晩は冷涼で熱帯夜にならずに心地良く寝れた。
今は良き季節到来って感じですよね・・・

   

木々の葉の影が模様としてタープに映ってカッコイイ、とても粋ですね!

   

駐車場向こうの桜林。
春の開花時期には素晴らしい景色です。



↑2022年4月 この時のソロキャンプはちょうど満開の日だった・・・
当時はこの情景に酔いしれて、延長して2泊にして花見の野営を楽しんだのです・・・。

   

そのうち、こちら側も開拓したいです・・・



とはいえ、こちら側広場が本来のキャンプ・サイトですので、まずはこちらを尊重しましょうね。



ああ、最高に良い状況でのソロキャンプでした・・・
新緑の鮮やかな緑、心地良い空気、綺麗なサイト。

いつもながら、とても素晴らしかった・・・
また来よう。



END






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