種山高原キャンプ場(星座の森/フリーサイト)(岩手県)
2024年 6月

所在地:岩手県奥州市江刺米里字大畑66-21
料金:\500/一人/一張

あーーーっ、暑いよ!!
梅雨前なのに、もう連日30℃越えの日々・・・

先日行った蔵王高原の坊平野営場は涼しかったな、油断した虫害でいまだボリボリ掻いて薬ヌリヌリしてるけどね(笑
やっぱり涼しいのは家に籠ってエアコンONなんだろうけど、締め切った部屋ってあんまり好でない、面倒くさい人間なの・・・(凹

どこか涼しい場所はないのか?・・・



そこで高原のキーワードで候補に上がるのは、岩手奥州市の種山高原。
あそこのキャンプ場なら涼しいのではないか?
前回、5月時に行ったときは鮮やかなツツジが其処此処にあって、眺めを楽しませてくれたな・・・

そうと決まれば目に付いた道具を車に詰め、一路、北上して奥州市の東側へと向かう。
昼過ぎの頃、車載の外気温計の表示は既に31℃、公式な気温ではないけれど充分に真夏日の様相だ。

外は暑いよ・・・
車は冷房が効いてすごく快適で心身シャッキリしてるが、在宅だとエアコンONでもなにかジトッーとしてる気がする(汗

長い前説、スミマセン・・・



種山高原・星座の星のセンターハウスにて受付、¥500、安価なフリーサイトです。
許可証を車のFガラス側に置きサイトに戻る。



車を降りると、高原の涼しさが嬉しい!
このフリーサイトは広くて、其処此処に木陰があって涼しい場所を探すことができる。

木々の鬱蒼とした場所が一番涼しいけれど、やや湿気った感じで虫も怖い。
やはりいつもの、奥側の木々の間に落ち着く。

   

あれ?

違うタープを持ってきたつもりが勘違いでコレだったか・・・
まぁ、木陰もあるので丁度イイかな。

   

涼しいです、害虫居ません、涼しい格好でも虫刺され無し、乾いた空気感。
想定以上に素晴らしく、心地良き状況です・・・

やはり、高原で木陰というのは夏季のキーワードじゃないでしょうか?

直射日光のもと、タープ無しで頑張ってるワイルド・キャンパーさんは凄い、尊敬する。
ただ、日焼けすると皮膚がんの危険性もあるぜ〜ご注意くださいね・・・



タープ張り終えてプシュっと・・・

前回同様に、「男は黙って・・・」(略
氷を入れて冷たくして呑む、あー美味いねぇ!

   

そちら側から入ってきての、最奥側に居ます。
こっちのほうが木陰を得られるんです。

それにしても、今日は雲一つないド快晴だよ・・・。

日が当たる所に出ると、焼け付くような熱量を感じる。
今は本当に6月中旬なのか?梅雨になるのはどうなんだ?

   

タープ脇に、今夜の寝処たるテントを張りました。



木陰の涼しさが超嬉しい・・・!
刺す虫も居らず邪魔されないし、すごく居心地が良好。



緑に埋もれた感じで涼んでます・・・
足元はサラリとしてますが、やや草丈あり。

   

野営酒は、岩手・紫波町の地酒、廣田酒造店「廣喜 純米 磨き七割 純米酒」
南部杜氏初の女性杜氏さんが造る酒。

美味しいです、コスパ良し。
この酒なら、更に上のグレードを試してみたくなるお酒ですね、旨し。

   

日が翳ってきました・・・
依然として涼しさが心地良いです、最高の居心地です。

来てよかった・・・

   

灯油ランタンに灯入れ。
酒肴、簡単にパック総菜を温める。

夕刻の場内、静かな時間が流れる・・・

   

すっかり忘れていた本日の狼煙を上げます。
これまで自宅周辺で倒した木で作っていた薪でしたが、いよいよ今回で最終となった・・・

何年も前から、自分でコツコツと割って作っていた薪が終わる。
最初は、オニグルミの木の薪が数年使っていて、この3年ほどは杉の木の薪でした・・・
クルミの薪のときは結構よかったなあ・・・

今後はやはり、ホームセンターなんかで買ってこなくてはいけないかなぁ?
薪も結構高いんだよね、材は立派だけれど。

   

紅く日が沈む・・・
左手の空には半月が上がる。

   

さっきの夕刻前頃から急激に気温が下がって、今は涼しいを越えて寒い!
麓の暑さとは全くの別世界のようだ・・・

吐く息が白くなるなんてビックリ、暑かった昼よりも2段階着込むほど。
半袖のままだと寒さで震えるほどで、とても心地良くはいられない

夜になっても雲が無く、放射冷却の冷え込みだな・・・。

もし真夏想定での軽装備で来ていたら大変だったかもしれない。
暖かいシュラフを持って来ておいて良かった、侮れないね。

暑さを逃れるために来た種山高原、この冷涼さは前回の蔵王・坊平高原以上の冷え込みで、目論見は大正解だった・・・
でも、今夜は少しばかり冷え込みすぎじゃね??(笑



翌朝、朝露に幕体が濡れている。
そりゃあ、かなり冷え込んだので露も下りる。

   

起床、既に日が上がっており、すぐに濡れた幕体が乾いてくるのが嬉しい。
冷涼なおかげでぐっすり寝れる。

   

左:トイレ棟、右:炊事棟
どちらも立派で快適です。



最後に、タープのロープの隅々まで乾いたところで撤収を終わらす。

次第に強い日当たりで、徐々に暑さ復活。
昨晩のあの冷え込みは凄かった、マジで寒いんだもの・・・
真夏装備だったらアウトだったね・・・

それにしても、このキャンプ場がこんなに居心地がイイなんて再認識でした。
昨年、かなり数年ぶりで久々に来て以来、チョッと気に入った場所になりました。

この夏はこちらに通ってもいいかな、なんて思ってます。



END






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