岩洞湖家族旅行村 ・ピクニック広場(岩手県)
2024年 8月

所在地:岩手県盛岡市玉山区藪川亀橋
料金:無料(オートサイトは有料)

岩手・種山高原でのキャンプを〆て車を出しました。
高原地とは言えやはり真夏の暑い時期で寒冷ではなかったものの、日が暮れれば快適で過ごしやすかった。

種山高原でのキャンプはイイよねえ、涼しくてここ最近のお気に入りのキャンプ場ですね。
この先、9月にもなれば、もっと最高な状況になる様に思う。

さて、前回の6月に来た時と同じで、キャンプ場から下りてきたところでこの先をどうするか思案する。
前回はここから北上して盛岡・岩洞湖へと向かったのだった・・・

今回はどうするか・・・
さしあたり帰路にするにしても、一旦、太平洋側の海のほうへ出ることにする。

釜石に出てから海沿いにR45を南下して宮城へと帰るつもりでいたが・・・
やはり、血が騒いで針路を北方向に向けてしまった(凹

帰る帰る詐欺か?・・・(凹
なかばパターン化した様相なんだけれど、気が向いてしまうんだなぁ・・・

そんなこんなで、沿岸の海水浴場付近のキャンプ場や、はたまた逆に山奥に入り込んだキャンプ場などを見てドライブしている。
宮古市野外活動センターキャンプ場なんて、もう10年ぶりくらいに立ち寄って覗いたんじゃないか?

さすがに、海水浴場併設のキャンプ場は賑わってはいるが木陰もなく直射日光が強すぎて、佇んでいたら熱中症になりかねない状況だ。
車の中は冷房が利くので、ドライブ中は本当に快適にいられる。

久し振りに三陸の海岸風景などが観れて嬉しい・・・
今は真夏らしい風景が全開だ。



そうして結局、前回6月の時と同様に岩洞湖へと向う・・・
種山と同様に、涼しいと良いのですが・・・



しかしまぁ・・・
どうせ岩洞湖に行くのだったら、わざわざこんな遠回りなんてする必要などないわな。

今日の目的地を定めたことで、意気揚々とR455を西に向かって行くが、そこで気が付いた・・・
今時期の岩洞湖ってアブが多いんではなかったか?

そうだよ・・・

いつも夏時期に岩洞湖へ行かないのは、大量のアブに邪魔される昔の苦い経験があったからだった。
ともあれ、今時期はどこも似たようなものだし、もうここまで来て退き帰ることも不可だろう。

意を決して、やがて家族旅行村に着く。
いつもの管理人さんに挨拶して受付、ピクニック広場へ向かう。



荷運びで大汗かきたくないので、いつもとは逆エリアのほうに行く。

思ったとおり、アブが車に纏わりつく。
ドアを開けると、取り囲んだアブがすぐに入り込み車内を占領されてしまう



日射しを考慮して、なるべく木陰の下になる様に場所を定める。



いつもの場所は、あの向こうの白樺林のほうだ。

やはり、あっち側のほうが良かったか・・・?
などと思うが、もう遅い・・・こっちに建てましたよ。

   

例によって、幕を広げたとたんに大量のアブが幕下にブンブンと集合する。
夕方以降になればサッといなくなるので、それまでは何とかやり過ごさねばならないなあ・・・

そんな中での設営です・・・
無風でやや蒸すので、なかなかチェアに座ってジッと落ち着けないで、周りをウロウロしている(笑。



今日の寝処は、少し余裕のあるインナーにしてみる・・・
一人には贅沢な広さ。



時折、日射しが強くなったりするけれど、良い具合に木陰の下で日が当たらずに済んでます。
今朝までの種山高原に比べると、意外に今日のピクニック広場はだいぶ蒸し暑いな。




   

野営酒を啜りながら今日のミニ焚き火台を組む。
卓上で焚き火だ・・・

組むときに少しばかりの工夫で、2本のステンレスバネを差し込んでみる。

   

両側面の折り曲げ部分を広げるとだらしなく緩み、くの字になって見苦しい。
ステンレスバネを差し込むと、この側面がピシッと直線状になり全体が直角並行、スッキリして綺麗に見える。

   

早速、今日の狼煙を上げる・・・



あれこれやっているうちに夕刻が近づいている。
時が経つに伴い、件の邪魔なアブも減ってきてようやくタープ下のチェアで寛げるようになってます(笑

   

昨日は食欲無く消費しなかった総菜、今日も食欲が無いけれどこのままでは腐らしてしまうし、勿体ないので今日は酒肴にする・・・

アタシのような酒呑みって、呑むとあまり食べなくなるので、もとより食材を多く持ってくることは無い。
軽いツマミ程度で充分で、なにか自炊して多く作ってしまうと食べきれずに困ってしまう。

   

今日も夕暮れを迎える・・・
気温は期待したほど下がらず、やや蒸し暑い状況だ。

煩かったアブたちも集会を終え解散して去っていった。
まったりと落ち着いて、やがて漆黒の夜となりその情景に浸って過ごせるようになった。



周囲の落ち枝を持って来て、卓上の小さな焚き火を続けている。
ラジオからは時折雑音が聞こえ、かなり遠くから小さな雷鳴が聞こえてくる。

   

周囲は漆黒の暗闇、時折パラパラと雨粒が落ちてきている。
雨模様になるかもしれないな・・・

野営酒をチビチビ遣り、やがて夜も更けた頃合いとなり焚火も落ちている。
雨になってもタープに水が貯まらないように前を下げておく。

さて、寝るか・・・



夜中、雨音で目を覚ます。
やはり降ってきたか。

強い雨ではなくタープにも異状なし、イイ雨音をBGMにして再度寝入る。



明け方にも雨が降ってきたが、すぐ止んだようだ。
しばらくして夜明けとなり、周囲が明るくなる。

雨のせいもあって、ちょっと蒸し暑さが残っていた朝模様だ。
朝のラジオでは、この日、盛岡では寝苦しい夜だったという。

   

起床して、外に出ると周囲はだいぶ湿気ってる状態。
乾いた風がサッーと吹いてくれれば気持ち良いんだろうけれど、完全無風状態でどんよりした空気感。

   

周囲の白樺林を眺め、その風景に癒しを得る(笑
今朝の時間が止まったかのような白樺林の風景もまた、なかなか善きものです

   

しばらくして日も射すようになり、アブも出始めたのでこの辺で〆る。

今回はいつもとは逆側に張りました。
いつもの白樺林が向こう側に離れていてその風景を眺めつつ過ごし、なかなか新鮮な感じでした(笑

今の暑さも、この地ではほんの一時で短いはず。
次回は暑さのピークも過ぎて、爽やかな気候でのキャンプに訪れたいですね。



END






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