日山キャンプ場(福島県)
2024年5月

所在地:福島県二本松市茂原字夏井142番地
料金:\620/1張り
公式サイト

9月になりましたが、まだまだ暑いです。
8月には外の暑さの激しさで、キャンプへ出向くのも気が引けていたのです。

涼しさを求めた標高約1,000mの蔵王・坊平高原でさえ、前回行ったときには蒸し暑かったし虫も多かった。
岩手・種山高原も麓の暑さに比べたらかなり涼しいものの、前回行ったときには期待した冷涼さではなかった・・・

もう9月になったし、そろそろ出歩けるんではないか?と、思うも・・・
今日も気温約32℃予報、夏の暑さがなかなか退かないですね。

さて、いつまでもそうは言ってられないぜ!
気合一発!行こうじゃないか(笑



雨になると蒸し暑さで不快なので、雨予報のない福島方面へ向かおうと思う。

それにしても、最近行き先がワンパターンでマンネリなのが悩みなのである。
遠くに行きたいのだ、北東北方面へ・・・

青森の下北半島や津軽半島やら、北秋田方面、岩手の山奥・・・
自由気ままに行きたいのですが、大雨災害もあったしガソリン価格も高騰したままで、気安くは出て行けないですね。

さて、そんなことを思いながら、結局の目的地は二本松市の東方にある「日山キャンプ場」となった。
今年2回目の訪問だ・・・

多少標高が上がるので、涼しさを期待した。

   

今回は管理棟側からではなく、反対側のほうから上がってきた。

   

管理棟まで上り、受付を済ますと裏手に回りキャンプサイトへ向かう。

   

このまま右手に下がると、さっき見た看板のある草地広場へ入ることになる。
左の急坂を上がると、上段の芝生サイトとなります。

トイレは炊事棟(バーベキューハウス)脇の簡易トイレのみだ。

   

天気が良すぎで暑い、夏のような暑さ。
周囲に樹々はあるのですが、都合の良い木陰が無い。

このバーベキューハウスは大きく、中に入るとだいぶ涼しい。
前回来た時は強風の日で、管理人さんに勧められてこの中で焚火をして、快適に過ごせた。

キャンプでの焚き火で、ところどころ芝生が焼き禿げて砂状になっていて困っているという。
火を上げるならバーベキューハウスを利用してもらうとありがたい、ということです。

そのようなことで、今日も他にハウスの利用者が居ない事だし、前回同様に快適なバーベキューハウスにて過ごさせていただく。
このハウスの利用は無料だ。

   

よく清掃されていますが、あらためて掃き掃除してから陣取る。

このバーベキューハウスは、秋の行楽シーズンには芋煮会やBBQ等で大賑わいになるのだろう・・・
前回や今回のように、独り貸し切りの状況と言うのは混雑する行楽シーズン以外での利点だろうか・・・



建物の端に水場があって非常に便利。

さて、たったこれだけの作業にも関わらず、既に全身で汗が噴き出してしまう。
何度も全身を濡れタオルで拭いては、水場で濯ぐ・・・

もう少し風があればありがたいが、ほぼ無風だ。
周りは日射しで暑く、まだ幕体を出せないでいる。



そそくさと、氷を入れウィスキーを注ぐ。
薄いハイボールをあおる。

   

多少汗も退いた途端に、焚火を始める。
暑いとブツブツ言っておきながら、目の前には焚火の熱・・・

矛盾の人とは我のこと(凹



来る途中、なにやら山に道を作っているのか工事車両が唸っていました。

   

左:下段に下りたところのファイヤーサークル、この周りも良いな・・・
右:上段側も、具合のいい木陰が無く暑い。

そんなワケでバーベキューハウスの中は日射しを避けられ、比較的に涼しい。

   

いやーしかし、このカマドは最高だね!
カマドを囲んで座ることができて、とても雰囲気があって良き。

前回は強風の日でしたが、この中は安泰ですごく快適だった。
雨の日でも、風に伴っての吹き込みがなければ快適に過ごせそうだ。

   

夕刻になり、日が傾いてきた頃合いで寝場所を建てる。

ヨーレイカ・ガサマー・・・もうだいぶ劣化してしまった幕体だ。
とはいえ広げてみると、まだベトつきも無く破れもない。

シームテープがところどころで剥がれている。
今日は雨にはならなそうなので、コレでいけるだろう(凹

時々、こうした狭い場所に入りたくなるのは変態の気(け)があるのかもしれん(凹



バーベキューハウスの脇に建てた。

しかし、これでまた全身が汗だくになってしまった(汗
夕方ではありますが、風がなく蒸し暑いのね・・・

寝るときにまだ蒸し暑ければ、アウターを巻いてオールメッシュ状にしようかと思う。

   

ついでに、小型タープと組み合わせてみる。
このSPのタープも劣化したなあ・・・

あれもこれも、古いアイテムばかりで老朽化が進んでる。

   

吹き出した大汗を拭き清めているうちに、夕景になっていた。
夕陽だ・・・

刷毛で描いたような雲のカタチが、上空の空気が夏から変わり始めているのを教えてくれている。

   

夕日が落ちて暗くなる頃合い、灯りを燈す。
暑い暑いと騒ぎながら、焚火の火と熱の出るランタン・・・

ようやく落ち着いて座っていられるくらいに気温も下がり、心地良くマッタリしてます。

   

「会津ほまれ・純米大吟醸」とあるが、この価格でそれはありえない、と眉唾で買ってしまった。
やはりと言うか危惧は的中で、コレが「純米大吟醸」とは言い過ぎだろうよ。

肝心の吟醸香は薄いか無いに等しく、甘さだけがあって奥行きが無い。
本当に吟醸造りの酒なのか?と言いたくなってしまう。

そもそも日本酒の大吟醸とは、芸術品ともいえる酒造りの技の大集成なのだから・・・
ただ、こうした名乗りに規制は無く、メーカーが自由に付けることができるのが問題なのだ。
ほまれの酒も、安価な通常の本醸造タイプのほうが格段に呑みやすく、普段呑みの日本酒らしい佇まいだ。

   

良い匂いが漂って焼肉で満足、炊飯まで至らず。
ハイボールと相性イイね(笑



Colemanが燃料切れで、プリムスのガスランタンに切り替える。

静かな夜だ・・・
焚火も爆ぜる音もなく、いたって静かに燃えている。

快適で好い情景だ・・・
酔いが回ってくるのを待って、夜が更ける頃合いで狭い寝処へと潜り込む。

入り口側の前面パネルを巻いてメッシュにしているが、長手のほうのフライを巻き上げなくても寝れる感じに通気している。
イイね、さて寝るべ・・・



心地良く寝られました。
目覚めスッキリ、気持ち良き。



今日も好天。
確かに、真夏時のモコモコした雲のカタチじゃないよね。

   

朝露は下りたが、まだ涼しくてイイ感じの朝模様。
静か・・・

たまにこういう狭苦しい幕体が好いんだよね(笑
結構気持ち良き。

このテントは、強風吹き荒れる状況で威力を発する。
流線型で背が低く、風を孕まないので安心して中に居れる。
ただ、自立しないのでペグの数は多い。

   

カマド周りを掃き掃除して元に戻す。

このバーベキューハウス、便利よく居心地の良さよ・・・
このキャンプ場にくると、この状況がデフォルトになってしまいました(笑

帰り際に管理人さんに挨拶し、今期の営業を聞くと10月末までの営業だという。
今はまだ夏のような暑さを引きずっているが、すぐに秋めいてくるはずだ。
あと1、2度くらい訪問してバーベキューハウスでの焚き火を楽しみたい気がする。



END






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