岩洞湖家族旅行村 ・ピクニック広場(岩手県)
2024年 10月
所在地:岩手県盛岡市玉山区藪川亀橋
料金:無料(オートサイトは有料)
10月になりしたよ・・・
時期的には「秋」ですが昨今の異常気象の影響で、昔ながらの季節の移ろいを感じることがなかなか難しいですね。
このところはあの真夏の暑さは退きましたが、秋雨前線やら低気圧の関係やらで好天が続かず、青空高くカラリとした秋模様がないんです。
そんな過ぎ行く月日と季節感覚がきちんとリンクしない不安定な状況ですが、なんとか出掛ける。
10月と言えば、自分の聖地とも言いたい場所の一つ、岩手盛岡の「岩洞湖家族旅行村」は今月あと数週間先には営業終了となる。
今年は思うように訪問回数を重ねられなかった・・・
自分的にはここのピクニック広場の白樺林の下でのキャンプをすることが、これまでの思い入れも深く何度来ても最上な気分なのです・・・
それにしても、宮城の自宅からこの場所までは遠いのだ・・・
岩手県は宮城県のお隣の県ではありますが、なにせ岩手県って広大。
今日は少し早めに出立する。
高速利用なしで約7時間程度の移動だ。
幹線国道の4号線はところどころで渋滞、大きな車両も多く見通しも悪い。
国道を離れ田園を縫うようにして信号の少ないルートを選んで目的地への北上を進める。
自宅を出て約7時間以上をドライブし、岩洞湖家族旅行村・ピクニック広場へ到着しました。
湖畔のキャンプエリアが本来ある家族旅行村の無料キャンプ場ですが、アタシは湖畔から離れたピクニック広場の白樺林が好みなんです。
だいぶ白樺の葉が落ちていて、枝の周りが空いて見える。
今回は真っすぐ行って奥の林前のほうに陣取る。
いつもの場所と違って、なかなか新鮮。
幕体設営は完了・・・
いつもの白樺林を遠めに眺める場所になりました。
一息つくと早々に日が傾いてる・・・
一式整って、そろそろ野営酒スタート!
このシーズン、黒NIKKAスペシャルは既に3本目です(汗
やはりコレはコクがあって、ちゃんとした正統派のウィスキーらしさを味わえるので好きなんです、アタシは根っからの大・大NIKKA党です。
最初はハイボール、就寝前頃にはストレートになりそれが非常に旨くてイイ。
酒肴・・・焚火の煙を味わう。
周囲には白樺の落ち枝もあって適宜集めるが、湿気っているので火力を上げて安定させるには時間がかかっている。
それでも、野営酒を遣りながらだと楽しい。
ああ・・・
なんとも素晴らしき白樺林を望む情景・・・
この情景にどっぷり浸る・・・
最高の野営情景だ。
そんな白樺林を正面に眺めながら、手元近くで焚火をあやしている。
焚火が嬉しい・・・
拾ってくる落ち枝もイイ感じに燃えてくれる。
焼きウィンナー、旨!
結構、自分も若いな(笑
日が暮れました。
意外に冷え込みは無く、非常に心地良い気温です。
手元でやるツインの焚き火が、これまた最高です(笑
来る際に食材は何も購入せずに、立ち寄ったのはコンビニだけ・・・
その時に購入した今回の岩手の地酒は、「菊の司酒造 七福神・純米酒」でした。
棚にあるなかで、岩手の地酒がこれだけだったので消去法だった、安価だったし・・・
ところが、これまた栓を開けたとたんにフローラルな華やかな香りが立ち、旨さを期待させられる。
そして、この七福神・純米酒は素晴らしい酒だった!!
なんで今までコレを呑んでなかったんだろうか??と悔やむ。
香りも口当たりも良く、コクがあってとてもこの定番酒クラス価格帯のものとは思えないクオリティーだ。
当然、こういうのって各人の趣向ではありますよ・・・。
個人的には、今風の味も風味も感じない高額なだけの”○○磨き”なんて吟醸酒より、こちらのほうがより本来の日本酒的であり自分好みに合っている。
それに高額品ではなく普段飲みレベルの価格なんです、かなりコスパ良好です・・・
とても気に入った岩手の地酒の一つです。
こうして野営酒が美味いと気分もアガる。
夜も更け、イイ感じの夜を過ごしている。
意外に今夜は冷え込まない。
心地よく夜を味わい、そろそろ寝入る。
良く寝れて静かな早朝の目覚め。
周囲は結露していて濡れてる。
静か、遠くでキツツキの音が聞こえる。
自然豊かなエリアだなぁ・・・
霧雨になっている。
周囲は濡れていて湿気っている。
木の葉に色付いたところもあって秋はやってきているハズですが、まだまだ紅葉時期は先かもしれない。
今年はこれが最後の訪問かもしれない・・・
なにせ自宅から遠くて気軽に出張れないしねぇ・・・
営業終了後でも入れるが、無断キャンプは良くないだろう。
足元を濡らしながら、今年のピクニック広場の情景を味わうように歩く。
本当に素晴らしい景色だなあ・・・
今朝は湿気っているけれど、とてもしっとりした味わいのある風景です。
本当に素晴らしい白樺林の風景です・・・
後ろ髪を引かれる思いで泣く泣く撤収・・・
ここに気軽にキャンプに来ることができる盛岡市民が本当に羨ましい。
アタシなら毎週通うほど(笑
さて、早めに出ないと帰宅が遅くなってしまうので、名残惜しく後にしました・・・
END
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