法体(ほったい)園地キャンプ場(秋田県)
2024年 9月

住所:秋田県由利本荘市百宅字奥山
料金:無料

9月も終盤になり、しつこかった猛暑がようやく退いてきました。
今年の夏も異常な暑さが長く、毎年こんなんじゃヤバすぎる。
もはや、日本は既に亜熱帯を越えて熱帯地域なのではないか?、と思うほどです。

ようやく猛暑を越えたかと思うと、台風やら秋雨前線やらで各地の天候が安定しない。
昨今、天候の荒れようがハンパなく、なかなか出掛ける気分にならなかった・・・



そんなワケで、今回は馴染みの秋田・由利本荘市の山奥のさらに奥地・・・
法体園地キャンプ場へ行く。

本当は、秋田の最奥地で青森手前の「くるみ台野営場」へ行きたかった。
もしくはそのずっと手前の、「奥森吉の親子キャンプ場」が目標だった・・・

がしかし、その日の思い付きの出立なのでスタートが遅い、こちら宮城からその場所は遠すぎる。
くるみ台野営場に到着するには、早くとも夕刻を過ぎてしまうだろう。

宮城〜山形へと、奥羽山脈を山越えして北へ上がる。
山形〜秋田への県境を超えるあたりで昼過ぎ頃だ。

やはり時間が足りない。
行先を変更・・・R108へ分岐して馴染みの法体園地へ行くことにする。

なんと、いつものルートである百宅(ももやけ)方面からの県道70号が大雨災害で通行止めだった・・・
通行止めを引き返し、再度R108に戻ってその先の矢島町の方面を猿倉を経由してという、いつもに比べればかなりの大回りとなった。

   

法体園地キャンプ場、到着・・・
が、しかし何やら場内でいろいろやってる。

イベント開催の事前準備の設営なのだという・・・
今日、一晩泊ってよろしいの?と聞くと、ロープ囲いの外なら問題ないとのことで安堵、ここで落ち着くことにする。



イベントの準備作業を邪魔しないように上段側の駐車場に車を置き、そこから場内に荷を運ぶ。

   

前回と同じタープを建てる、キャンプ場の風景によく溶け込むような色合いのタープですね。
これまた、いつもと同じスタイルでテントを下に置く。

作業を進めるものの意外に蒸し暑く、この時点で大汗が滴る・・・
数日前にはめっきり寒い日が続いていたのに、今日は日射しがあって暑い日だ。

それでもヤブ蚊やブヨがいないようで、その点は快適で良き。

   

階段を往復しつつ、タープ下にはなかなか落ち着けない。
蒸し暑くて汗が退かず、既にハイボールは2杯目だ。



おっと、これは内緒に願います・・・
秘密の作業であります^^)



イベントの事前準備作業は終了したようで引き上げ、場内は無人になりました・・・
貸し切りです。

   

タープ下のテーブル脇、手元近くでやる小さな焚き火・・・
最近、こんな感じです。

   

周囲の落ち枝を集めて、焚火の薪にする。
爆ぜないので快適に燃せる。

   

矢島の地酒、廉価酒を遣る。
今日はチョッと重くのっぺりした風味に感じる、もっと寒い季節なら良いのかもしれない。



もうそろそろ、おでんが恋しい季節だと思って温めてみた・・・
ようやく周囲も冷えて来たので、燗酒とともに丁度イイかんじ。

   

日が暮れて薄暗くなり周囲もようやく冷えて来て快適、いよいよムードが出て来た^^)
やはり、おでん&燗酒の組合せはテッパン(笑

道の駅の向かいにある、いつも寄っていた小さなお店は数日後には閉店するという、その後はコンビニ店に改装されるようです。
そのいつもの小さな店にあった総菜に、このシュウマイの天ぷら(?)があった。
所謂、再利用として天ぷらに加工したのでしょうが、こうしておでんの具として温めると結構イケる(笑

アタシはこんなB級、C級な酒肴は好物です(汗

   

ハイボールと燗酒を交互に遣っている。
すぐ脇の小さな焚き火も心地良い。



脇にある焚火台はまるで暖炉のように暖かく、とても心地良き。

夜が更けてきても向こうの滝の水音しか聞こえていない。
そして今は一切誰も来ることなく、依然としてここには我独りしか居ない。

昼とは違い今は寒さもあって、とても心地良い気温だ・・・
焚火が収まりはじめたので、最後の寝酒の後はすぐ脇の寝処へ潜り込んで横になるとすぐに寝入った。



昨晩、寝る時点でも気温は冷涼で心地良く、やはり寒くらいのほうがとても快適な状況で寝れてました。

気持ち良い目覚めで起きましたが、今朝は結構冷え込んでいた。
周囲は朝露で濡れている。



いつものごとく常夜灯で灯っていたOILランタン、ご苦労様・・・

   

炊事棟の隣に大きなトイレ棟はあるが、もう一棟、テントを張った上部へ階段を上がると駐車場脇にもそのトイレがある。
どちらも水洗できちんと清掃管理されて、気持ち良く利用できるのがありがたい。

   

周囲は朝露で濡れて少し湿気っぽく、すこし寒い。

昨夜のおでんの残りにうどんを入れて煮る。
熱々なのは身体も暖まってイイね



釣りキチ三平、アタシはこの漫画は知ってます(歳!
残念ながら、その作者の矢口高雄さん(秋田県横手市増田町出身)は数年前に亡くなられているとのことです、合掌。

   

赤い吊り橋は現在改修中で渡ることはできません。



名勝・法体の滝!
もう少ししたら周囲は紅葉で染まる。

   

日が射してくると暑くなってきたので、頃合いで撤収を終わらす・・・
今朝の寒さはどこへ・・・

長かった夏はようやく終焉を迎えたようですが、それでも天候が不安定でまだ秋らしさを堪能するには至らない。
なんでも、9月も終わるというのに未だに夏を引きずっているが、冬はガツンと来るというのだ。

つまり今年の秋シーズンは短い、と言う気象予報を聞きました。
紅葉時期のキャンプを楽しみにしますが、なかなか思うように行かない感じですね・・・



END






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