夏井川渓谷キャンプ場(福島県)
2025年 4月
所在地:福島県いわき市小川町上小川字江田地内
要利用申請(場内のQRコード読み取りで入力できる)
料金:無料
今、まさに春爛漫!
地元の桜は散ってしまいましたが、各地の桜は満開が続いているようです。
今年は3月の寒さのせいか、満開時期がズレていて今がまさに花見の時期です。
「春のさくら祭り」などの各地のイベントでの混雑に入り込むのは避けたいものの、車に各種の道具を詰め込んで福島方面へ出て行く・・・
今回向かっているのは、福島・いわき市の夏井川渓谷キャンプ場です。
このキャンプ場は通年利用可の稀有な場所だけに、真冬時期にも来てもよかったかと、若干の後悔。
いわき市は温暖なところで、海から離れてこの夏井川渓谷のある山間のエリアは寒暖が大きいものの、風光明媚な味わい深いエリアなのだ。
ドライブの車窓から見る風景が素晴らしい!
どこを見ても桜、桜、桜・・・満開が極む風景が目に入る状況なのだ・・・
福島はこんなに桜が多くある土地柄だったのかと、ハンドルを握りながら驚愕していたのです。
とにかく、さまざまな場所で見事な桜が満開状態だったのです・・・
さて、いよいよ本日の目的地の、夏井川渓谷キャンプ場へ到着。
キャンプ場の桜は散り桜。
風に吹かれてまさに桜吹雪の状態だ・・・
駐車場側の上段広場には既に数張りあるので、階段おりての下段側に決める。
砂場の上だが、狭い一画なので小さなシェルタにする。
それにしても、まるで夏のような暑さで大変・・・
大粒の汗が滴る・・・
砂地ってのがちょっと厄介なんだよね・・・
とは言えこうして張りました・・・
ほとんど散っている桜ではありますが、ところどころに少し花が残っていもいた。
風が当たるたびに、この花がサァーっと吹雪くような状態です。
利用申請が必要になったようです。
スマホでQRコードを読ませれば、簡単に利用届が完了する。
当然、きちんと入力を済ます。
さて、本日は気温25℃の夏日。
まだ4月と言うに夏日なんです。
汗がダラダラ・・・
なんでこんなに暑いんだ・・・凹
日向に出てると日焼けするので、幕陰でじっとする。
氷を詰めて来て助かった・・・
下段側は、まだ丈のある夏草が生い茂っていないので歩きやすい。
脇を流れる渓流は綺麗に澄んで、緩やかな流れだ。
本日の狼煙を上げる・・・
暑いな、当然だわ(凹
まだ明るいけれど、灯油ランタンも燈してしまう・・・
今回の野営酒は、福島・西会津の地酒で栄川(えいせん)をやる・・・
個人的に好きな銘柄、安価なのに美味いね・・・!
下段の中央付近に投げ炭・放置炭あり・・・
拾ってその場を綺麗にしておく。
まったく!誰だ!バカタレが!!
最近、キャンプ場にこうした投げ炭・放置炭が多くみられて腹が立つ、綺麗な芝生の上にさえ見かけるからあきれ果てることがある。
とにかく火の不始末は火事の危険大、先の各地の大規模な山火事の惨事の一因にすら成りうる。
残骸は持って帰れ!でなければ一切炭火を使うな。
更に腹の立つことがあった・・・
なんだか、今回のキャンプは波乱の展開だわ・・・(凹
張ったシェルタの後ろ側にある石積みのあたり・・・
農業用のビニールでも飛んできて丸まっているのかな・・・と。
こんな大きなゴミ、片付けるのも厄介だなー!
などと近づいてみる・・・
ん?
んんん???
これ、テント??
なぜに〜〜??
こりゃ放置テントだ!!
ポール4本が入ったまま、折れてない。
ダメだよ!この状態だとまるで粗大ごみの不法投棄だからね、ちゃんと持ち帰ってよ。
買ったときはそれなりにお金使ったんでしょうに、勿体ない・・・
要らなくなったら売るとか、捨てるにしても行政の廃棄方法に従わないとダメでしょ。
さて、コレ見つけちゃったなぁ・・・
いろいろ拾い物はあったけれど、テント本体を拾ったのは初めてです・・・
コレ、そのまま放置したのでは、こちらも同類君になっちゃうし・・・
しかたがないので一旦は家へ持ち帰るしかないか。
知ってる人や心当たりのある人は、私のブログにでもコメントにて知らせてください。
連絡あればお渡ししますよ。
さて、気を取り直して・・・
まだ暑いのに、更に熱源を増やすなんて(凹
焚火はイイねぇ・・・
今はまだチト暑い、日が暮れれば風も涼やかになるハズ。
オッと、携帯に着信。
なんだろうかと思うと、山都森林公園を管理している森林組合で、馴染みのYサンからでした。
今、まさにキャンプ場の桜が満開ですよ!との嬉しいお知らせでした^^)
以前より、桜満開のときのキャンプが素晴らしかったと話ていたものだから、それでこうして連絡をくれたのです。
もちろん、翌日行きます!笑
日が暮れて、涼しく断然居心地が良くなってきた。
野営酒が美味い・・・
焚火が心地イイですね。
キャンパーはそこ此処にいますが、全体に静かで良い状況です。
風もなく涼しく、昼の異常な暑さが嘘のようだ。
栄川が空いたところで、寝るか・・・
常夜灯一つだけ残す・・・
静かな朝を迎える。
しばらくゆっくりして落ち着いた後、撤収に掛かる。
桜の木の下には、散った花びらが一面に敷かれている。
夏井川渓谷キャンプ場でした。
幸いに今回は空いた感じで快適に過ごすことができた。
炊事場前の広場は狭く、数組がテントを張ると窮屈に感じるのは仕方がない。
そして今回は放置テントを見つけてしまい、荷が減るどころか増えてしまった・・・(笑
さて撤収も終え、次の喜多方へと向かうことにする・・・。
END
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