蔵王坊平国設野営場<蔵王坊平キャンプ場>(山形県)
2025年 7月
山形県上山市蔵王高原坊平
有料:¥500/一人(8月の一部期間は\1,000)
↓
上山市公式HP
東北地方も全域で梅雨が明けました。
近年は梅雨時期とは言え全くその情緒は崩れていて、ゲリラ豪雨や酷暑の空梅雨模様。
今年も、梅雨入りしていながら晴れ日続きで暑さも真夏以上の酷暑。
もうすでに嫌と言うほど真夏を味わった後に、忘れていたかのようなチョッだけの梅雨日があった。
その梅雨が明けて、また夏日の到来だ・・・。
梅雨なんか無かったんじゃないか、と思いやられる。
何にしても、そんな暑い連日で不用意にキビシイ直射日光・日射しの下へに出る気になれません・・・
先日、家の周囲の草刈作業をしたものの、あやうく熱中症になりかけたほどです。
そんなことで、キャンプでの外出もままならなかったのですが、じっとしていると体も気力も鈍ってくる。
どこか心地良く過ごせるところはないものか・・・
涼しい場所と言えば、標高が高い高原地エリアだろう・・・
そう言う所は大概は観光地で、涼しさを求めて人が集まる。
こちらには、宮城−山形を跨いで蔵王高原が広がり避暑地となっている。
山形側の蔵王坊平高原にはキャンプ場があり、標高も1,000mのエリアで涼しく良い場所だ
今回はその蔵王坊平野営場へ行く。
宮城からは宮城県道・山形県道12号白石上山線、通称・蔵王エコーラインと言う山岳道路で、山形への県境を越えて向かう。
出立した時点での気温は約34℃、暑くてキャンプ行きを止めたほうが良いんじゃないかと悩む。
とはいえ、行先は標高約1,000mの高原地、涼しさを期待したい。
蔵王のお釜へ行ける、刈田リフトの乗り場の駐車場で休憩。
気温25℃!!
いやー!さすがここは別世界!涼しい!!
さすが避暑地、蔵王高原!
ここがキャンプ場だったら凄く快適なのにな〜〜!?
坊平高原へはここから標高を下げて行くので、また気温が上がってしまう・・・
さて、蔵王坊平国設野営場へ到着。
ん〜〜んん!!??
管理棟はライダーさん数人が受付中で数分待つ。
見渡すと既にテントがいっぱい。
あれれ?こりゃテントの張れる場所ある??
ともあれ受付、利用料金も値上げされて¥500/一人(8月の一部期間は\1,000)となったが、それでもこのロケーションの良さを含めれば激安と言うほかない。
さて、問題は良き場所が残っているかどうかなのだよ・・・
もうすでに樹々の濃い木陰のある平地部分は、ほとんどが既に先客が定着しておりそのようなイイ感じの場所が無い。
かなり広い野営場なのだが、あっちもこっちも混んでいて場所が無い。
やばいな、受付はしたものの諦めて今日は帰るか、日が悪かったか・・・
ともあれ、少し冷静になってよくよく見まわすと、なんとか落ち着けそうな場所に辿り着いた。
チョッとした一画で、少しばかりの木陰がある。
幕体を広げる・・・
気温約27℃、期待した冷涼さではないけれど、夕方頃にはもっと快適になるはずだ。
それまでの数時間、何とか耐えよう・・・
なるべく作業を簡便にしたいにかかわらず、前後の向きを間違えて張り直し・・・
この拾ったシェルタ、張るのはまだ二度目でよく慣れてないのだ・・・
拾ったのち今回張るのが2度目、いまや愛着さえ芽生えてきてますよ(笑
風通し良く、高さもあって広いシェルタ。
なかなか居心地が良いものですね。
イイ拾いものだったなー!
この一件も何かの巡り合せか?!
炊事場とトイレ棟。
自分のサイトからはだいぶ遠い位置関係となるが、足元に注意しながら通う。
酷暑の時期、野営酒には氷が必須。
合間に水も飲んで熱中症対策。
冷凍枝豆が野営酒のお供・・・。
手っ取り早くて便利、涼しくなるためのアイテムの一つ。
早く日が翳ってほしい・・・
それでも、動きを止めてジッとしていれば徐々に汗も退きイイ感じになってきてます。
う〜〜む!
なんだか酔ってきました(凹
虫刺されが無く、非常に快適に居られる。
次第に強い日差しが退いて、気温も下がってきて約23℃ほど。
とても快適な状況だ。
やがて夕刻・・・
蝉の声が響いて、情緒がある。
あちこちで焚火が上がっていて、日暮れ時のキャンプ情景がある。
こちらマッタリしていて動くのが面倒なので、焚き火はしないでいる。
明るさを絞って灯りを点けるが、虫が寄ってこないのも快適で過ごしやすい。
夜は本当に快適、涼しいので快眠できそう・・・
心地良く起床。
この森の情景のなかで、快適に目覚める。
早朝も涼しく気持ちが良い。
今日も晴れの日、暑くなりそうだ・・・
やがて日射しも強くなってきたので、その頃合いで撤収作業にする。
この野営場のある坊平高原は標高約1,000mで、そのおかげで涼しい避暑エリアです。
特に昼の数時間を除けば充分に涼しく、避暑キャンプ場としてかなり快適な場所です。
夏の暑さはまだまだ続く・・・
熱帯夜で苦しむ低地でのキャンプより、こういう標高の高い場所に通う事になりそうです。
午後、帰宅したときの気温は35℃でした・・・
END
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