種山キャンプ場<種山高原星座の森・フリーサイト>(岩手県)
2025年 7月
所在地:岩手県奥州市江刺米里字大畑66-21
料金:¥500/一人/一張
山形の蔵王坊平国設野営場を下りて上山市に来ています。
まだ午前の早い時間なのに、下界に戻ると超暑い・・・
朝の高原は約20℃ほどで、とても涼しかったのになあ・・・
さて本日はどうするか・・・
なんとなく秋田・湯沢まで北上してきたところで、その後の行先を検討。
結局、明日の帰宅の都合を考慮して岩手・奥州市の種山高原へ行くことにする。
そうと決めて方向を変え、奥羽山脈越えにて岩手・奥州へ向かうことにする。
順調に移動して岩手・奥州市、高原地にある種山キャンプ場(星座の森)に到着。
受付した後、手前のキャンプ場まで戻る。
今日の場内はだいぶ空いてる。
それでも、離れたグループからの歓声が遠くに聞こえ、レジャーシーズンのキャンプ場らしさを醸している。
いつものように場内の奥側に行き、そこの木々の間に入り込む。
思った通りで、この種山高原も涼しい!
空気もカラリと乾いていてサラッとして爽やか。
あーイイネッ!と気を良くして幕を張ることにする。
さしあたり大きくて重いタープを建ててみる。
約20年位前?のGIコット、久しぶりに出してみた・・・
幸い、カビも無く綺麗な状態で安堵、まるで新品みたい。
ちなみにGIコットとは、米軍官給品(Government Issue)のことで、兵隊さん用簡易ベッドのことですな。
個人的にこれが活躍したのは2011年の東日本大震災時に、庭に張ったスクリーンタープで数日間生活したときに使ったくらいだ。
その時以外は使う機会が無く、あることすら忘却・・・
幸いに蚊やアブ、ダニなどが居ない感じで状況も良く、今日はこのタープ下にてコット寝するつもりでいる。
タープ下は広くて、この大きなコットを置いてもスカスカに空間が余って使いきれてないでいる(汗
手間無く一式作業完了、あっちゅう間です(笑
さっきまで日が射していて、木陰を選んで幕を建てたのですが、気が付けば曇り状況に・・・。
木漏れ日を味わいたかったけれど、コレはこれでとても涼しくて居心地が良いので無問題。
このビールが美味い!
サッポロビール直営の、東京・銀座七丁目にある「ビアホール・ライオン」には、昔、何度も行ったな〜
週末にかかる出張だったら即日帰宅せずに自腹で一泊したりで、そのライオンに飲みに行きました。
凄く雰囲気のある店内風景、名人の注ぐ生ビールは泡も美味い、ソーセージが美味かったなー
このビールを見るたびに、そんな思い出が湧いてくる。
あぁ、もう一本買って来ればよかった・・・
次第に周囲が煙ってきたが、どうやら霧雨模様となっている。
今日は雨の予報では無かったので、本降りにはならないと思う。
でも、このところの渇水を思うと、少しでも雨に降ってもらいたい気持ちもある。
来た時とは打って変わって周囲が湿気ってきたので、コット寝を止めテントを置く。
念のための予備テント、絶対持ってくるものだなあ・・・
タープのありがたみ・・・
なにかムダに空いてたタープ下の空間が、これで埋まった・・・(笑
快適です!
周囲は霧雨に煙っていて、弱い風で時折少し吹き込むが大きなタープ下のおかげで濡れないで居られる。
そんな霧雨の情景を酒肴に、大好きな岩手の地酒・南部美人を遣る・・・
暗くなってきました、ランタンも点けます。
日が暮れます・・・
少し湿気った夜ながら、結構、居心地がイイです。
夜が更けました・・・
霧雨も上がってます。
今夜も静かな晩です。
頃合いで寝ることにしましょう・・・
翌朝はどんよりして、空気が湿気ってます。
久し振りに、しっとり感のある状況です・・・
下界の暑さを忘れさせてくれる、涼しい心地良さ。
今時期の高原は本当に良い所ですね。
しばらくすると、厚苦しかったい雲が流れ青空に変わってきている。
太陽が上がって日が射してくると、一気に気温が上がってくるようだった。
暑くなる頃合いで〆て撤収作業とする。
管理棟へ札を返却してキャンプ場を後にする。
今回も、種山のキャンプ場は居心地が良かった。
天気は少し崩れましたが、むしろ、しっとりとしてしばらく続いている刺すような焼け付く日射しを忘れさせてくれた感があった。
早く涼しい秋に季節が移行しないものかなあ・・・
END
home | back | next