岩洞湖家族旅行村 ・ピクニック広場(岩手県)
2025年 10月

所在地:岩手県盛岡市玉山区藪川亀橋
料金:無料(オートサイトは有料)

今年は、岩手・盛岡の岩洞湖の白樺林に、わずか2度しか行っていない。
7月からは猛暑で動けず、8月は体調も崩れて気力も落ちた・・・

気が付けばこの10月の中旬もしくは下旬にて営業終了となってしまう。
残りわずかな期間、非常に焦っているのだ・・・



なにせ、岩手県は我が宮城の隣県ではあるが自宅からはかなり遠いのだ・・・
下道で約7〜8時間とほぼ丸一日の行動時間なのだ。
ヘタすると到着が夕刻どきで、翌日も早出せねば帰宅も遅くなるという事態になってしまう。

今回は出立を早朝にして、渋滞のエリアの一部は高速に乗って時間短縮する。

   

現地到着はpm2時過ぎ、まぁまぁのイイ時間だ。
管理人が作業中で不在なので、受付にある利用届に記入して出しておく。

   

ピクニック広場に到着。
白樺林は緑の葉が枯れ落ちていて、日が射し込んで明るい状況になった。



トイレはいつもの状況で利用可。
まだカメムシに占領されていなかった(汗

場内は我独りの貸し切り状態で心地好し。
さて、張りましょう!

   

タープ&テントも検討したが、メンドクサクなってシェルタ一幕にて設置。
このシェルタの生地は重量が超軽く、扱いが楽なんだよね。

   

シェルタはサクサクと建て終わり、小物を搬入する。

   

非常に爽やかな空気感・・・
乾いた枯葉の匂いが漂って季節感がある。



地面の夏草も早々に退いており、サクサクと乾いていて歩きやすい。
ただ気になるのは、動物のフンが数ヵ所に落ちていて注意が要る。

時折、ギャーと言う悲鳴のような静寂をつんざく鳴き声が響いている・・・
ああ、このコロコロした硬いフンは野生の鹿のものかもしれない・・・
とはいえ、この綺麗な場内でやられるのは勘弁してほしいなあ!?

   

一息ついて野営酒を始める。
サッポロ黒生もオリオンも美味し。

沖縄オリオン・ビールは今年9月に東証プライムに株式上場、おめでとう!
とは言え自分のような貧乏人に株など持てるはずもなく、株がどうなろうがあっしには関わりのないことで御座います・・・(凹

   

簡素なカマドに火入れする。
だいぶ朽ちていて風情がある。

   

カマド焚き火・・・

   

日本酒のほうは、瓶詰めは新しいのだが中身は少し劣化臭と苦味・・・
少し飲んでみたが厳しいので、残念ながら全捨て。

この酷暑のせいでメーカーで瓶詰めする以前にタンクの中では、熟成を越えわずかに劣化が始まっていたのだろうか・・・
これは恐ろしいことだよ、瓶詰め年月が新しくても中身が正常なのか判らないし博打みたいなことになってしまう・・・

タンクの温度管理が徹底されるような、よほど大規模なメーカーでないと品質が安定しないのかもしれない。
自分の定番酒である宮城の地酒・浦霞では、これまで劣化臭を感じたことは無いけれど・・・



ブラックニッカは安価酒のはずだったのに、じわじわと値上がりしてる。
何にしてもこの全ての物価上昇、なんとかして欲しいものですね・・・



通年なら、もっと冷え込むはずだがわりと軽い冷えです。

風もなく静寂な晩・・・
いつもの通りに野営酒で夜を愉しむ。

夜も更け、頃合いで就寝。



翌朝は露が降りていて、周囲は濡れている。

ラジオを聞くと、近隣の薮川地区では最低気温が5℃程だったらしい。
数年前には今時期、同じ薮川地区での最低気温が0℃前後位はザラなので、多少暖かい状況なのだと思う。

   

周囲は濃い霧に囲まれている・・・



幻想的な情景が、なんとも素晴らしい・・・



なかなか霧が退かない。
いつまでも幻想的な情景がつづく・・・。

   

ようやく日が射しはじめてきました。
頃合いで撤収・・・

昨晩の焚火したカマドの灰もきちんと片付けます。
灰は水場脇の大きなドラム缶に捨てられる。

   

少しだけ秋めいた感じ・・・
それにしても、季節外れに暖かすぎる・・・

本来、今時期の此処はもっとヒンヤリとしているはずなんです。
家族旅行村は、この10月中旬〜下旬にて今期終了。

今年はなかなか数多くは来れなかったが、今期中にもう一度来るようにしたい。



END





home | back | next