大間崎テント広場(青森県)
2025年 10月

所在地:青森県下北郡大間町大字大間字大間平
料金:無料

岩手・岩洞湖、家族旅行村ピクニック広場を後にしてきました。



今朝は深く濃い霧に覆われた白樺林となり、なんとも幻想的な情景でした・・・
霧が退いた頃合いで撤収して、細い砂利道を進み姫神山の麓の好摩へ出た後、R4号へと出る。

今回は気力充分(笑
このままR4を北上、気の向くままで行けるとこまで行く・・・

朝の白樺林の濃い霧が嘘のように、今は天気が良く日射しが強くて運転しながらハンドルを操る腕が日に焼けている。
あれこれ寄り道を検討するが、好い案が浮かずに真っすぐ北上を続けている。

やがて青森・七戸町へと差し掛かり、一旦は七戸町森林公園でキャンプを検討するが、まだ落ち着くのも早い・・・
そのまま北上するとやがて野辺地へ来る。



こうなればやはり、下北半島のへ入りその先端の大間崎まで行くことにしたい。
寝処は当然いつものテント広場とするが、あまりに状況が悪ければ大畑町の薬研野営場を保険としたい。



渋滞もなくスムーズにドライブしてきました。

途中、大畑町の奥薬研温泉の「かっぱの湯」へ立ち寄りたかったのですが、男女交代の入浴時間を調べるとうまくタイミングが合わない。
温泉に浸かるのは翌日にします。

   

久し振りに来ました、下北・大間崎。



昭和世代には、こういう”○○端の地”っていうのに魅かれる(笑



向こうの弁天島も綺麗に望める・・・

ああ、大間崎まで来たなあ・・
旅情を感じる・・・



さて、本日のテント広場の状況はどんなもんか・・・?



駐車場には車が多く停まっているが、テントは1張りのみ。
芝生もとても綺麗な状態だ・・・

だが、風が強い。

崎の突端だから、よく風が吹いているが今はやや強風と言ったところだ。
この時期なら風に吹かれて寒いはずが、なんとドライヤーにでも吹かれているかのように暖かい風が吹きつけている。

う〜〜む!どうするかな・・・

   

保険の薬研野営場まで戻るのも面倒になり、エイヤっとテントを張る。
風が強いのでその方向にガイロープを2本張るが、ロープを使うのは今回が初めてに思う。



昔も良くこの炊事棟にはお世話になった。
天候が荒れたときにはこの中で寛ぐことができる。

ただ、換気扇の音が異常に大きく響くのが難点、かなり煩いの。
昔は結構静かだったけれどねぇ・・・

   

中はとても綺麗な状況ですが、いろいろと注意書きが多い・・・
今では防犯対策として、監視カメラまでついているようです。

   

心配の強風は依然として収まりませんが、これ以上強くなることもなく程々というところ。

張ったところで、買い物と温泉へ向かいます。
買い物は車で数分のスーパー・マエダにて、入浴は「おおま温泉 海峡保養センター」だ。

   

温泉に浸かってとても心地良いです・・・
テント場に戻って冷たい野営酒にする。

強い風が煩わしい・・・

テントの前室部分で風除けして過ごす用にシートを敷く。
10月だというのに暑く、こうすると適当に風が入り心地良い。

   

夕日が射し込み、夕刻だ。

煩かった大型の観光バスは既に発っていて、他の車も去り駐車場はガラガラと空いた。
入れ替わりで、ポツポツと今夜をここで泊まるための車やテントが増えてきている。



せっかくの立派な炊事棟があるので、夜はここで過ごさせてもらう。
ガスコンロは¥100/30分で利用できるが、利用するほどソロキャンプでは大掛かりに自炊するわけない。



先のスーパーで購入してきた日本酒なのだが、前回のに続いてコレもわずかではあるが劣化臭と苦みを感ずる。
残念ながら飲み続けられず、全部捨てる・・・嗚呼。
コレも、今年の異常な酷暑の影響なのかもしれない・・・

   

夜も更けた頃合いで炊事棟を引き上げ、テントに戻ります。
幸いに、あの強かった風はすっかり収まっていて、非常に静かな状況になっていました。

空には明るい月が上がってました。

テントの前パネルを開けたまま、シートの上で寝酒にする。
明るい月を眺めながらの月見酒。

なかなか心地良い状況だ・・・



すっかり無風となっていたようで、朝まで支障なく寝てました・・・
予想外に気温が高くてぬるい感じ、肌寒さはまったくない。



しかしながら、風が止まったためか、大量の結露でテントがぐしょ濡れでした。



朝早く、散歩で突端まで行き潮風にあたる。

弁天島の灯台が綺麗に見える。
その向こうには北海道の島影、函館あたり・・・



しばらくして、日射しも強くなり暑さも感じるようになります。
もう10月だというのに、この北の地では冷風さえ吹いてこないなんて・・・

久々に下北の大間崎まで来たなあ・・・
一日かけてこの下北半島を一周したり、海峡ラインや仏ヶ浦、尻屋崎などあちこちのドライブに費やすのもいいなあ。
なんて思いつつも、習性で撤収してしまう。

次にこの大間崎まで来るのはいつになるか・・・



END





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