くるみ台キャンプ場(秋田県)
2025年 10月

秋田県山本郡藤里町藤琴字藤琴沢国有林
料金:無料

青森・大間崎から出立しました。
本日も好天で、季節外に暖かい日です。

下北へ来た時には必ず寄るのは、奥薬研温泉・元祖かっぱの湯です。

   

貸し切りで浸かる・・・
昔は格子屋根は無く、男女交代時間も設定されいなかったです、つまり混浴で少し離れた道路の橋の上から覗けたり・・・^^)

ここのお湯はサラリとしてほんのり湯の香が漂って好い感じ。
すぐ下には小川が流れていてチョッとした渓谷風、新緑や紅葉時期などはとても風情のある野営風呂です。

この日は湯温がだいぶ低かった・・・
これまでの経験だと、だいぶ熱くて全身浸かるのに湯温になれる必要があったのに、どうしたんでしょう?

湯上りはサラサラで気分良し。
車の窓を開けてドライブが爽やか・・・



山間の道を進み、途中恐山を通過する。
ここの温泉にも浸かっても良かったな(入場料¥500で湯屋にも入れる)



さて、本日はどうするか・・・

さすがに下北のここから宮城の自宅までの移動は、さすがにムリがある。
どこかで泊れる場所を検討する必要がある・・・



ああ、と思いついた場所があった・・・
青森の出てもまだ県境付近ではあるが・・・

大間からだとそれでも結構遠いのですよ。

   

向かっているのは、北秋田の藤里町・藤琴の山奥の更に奥にある野営地です。

飽きるほどのクネクネと曲がる細い道を行く。

分岐点に来てこれを右折すれば、秋田・青森の県境にある釣瓶落峠へとなる道。
今は閉鎖されず通行できるようだ(期間限定で釣瓶落峠までの解除)、その峠付近は紅葉の名所だ。

※ 県道317号 西目屋二ツ井線 通行止め解除
通行止め解除区間 真名子第1ゲート〜釣瓶落峠
通行止め解除期間 令和7年10月1日(水)9:00から
         令和7年11月12日(水)16:00まで【予定】




目的地はこれを左折し、黒石林道に入って岳岱方面へ進んで行く。
この林道は通い始めた頃には砂利道で難儀していたが、今では舗装路に改良されていて進みやすい。
こちらの道はさらに細くなり、曲がりくねってばかりの道でゆっくり安全に進む。

   

やがて道路下に野営地が見え、ここが目的地のキャンプ場だ。
下りて行く・・・

くるみ台キャンプ場だ。
通いはじめの頃はまだ「国設くるみ台野営場」と言い馴染んでいた。

   

幸いに夏草も退いていて足元に絡まないので、動きやすくありがたい。

   

向こうに炊事棟があるが、現在設備故障で水が出ない状況だ。
向こう下にあるトイレ棟も同じく水が出ない状況、代替は更に奥に行ったところの岳岱自然観察休養林にあるトイレとなる。



場内は無人・貸し切りなので、いつものようにタープ代わりに四阿を借りる。

   

早速の野営酒を開始・・・



BGMは脇を流れる清流の水音・・・

周囲には名の通り、サワグルミの木や他の樹木が多くあって、深い山間だ。
このような環境の場所故、今問題の熊がいないはずがない。
ただ、不思議にこれまで熊の気配も見たこともない、まあ、万一出てきたら困るが・・・。

   

ユルユルと寝処を張り始める。

   

渓流の水音が充満していながら、なぜか静寂さを感じさせられる情景。

山奥のこともあり非常にヒッソリしていて、とても好い。
最高の場所だ・・・

   

ここのところ、日本酒の相性が悪い。

冷酒タイプなら大丈夫だろうと思ったものの、これもまらわずかに劣化気味・・・
やはり今年の猛暑の影響なんだろうか?よく分りませんが。
今年の新酒が出るまでの辛抱なのかもしれません、ってずっと先のことだわな。



簡単便利の袋麺。
まるちゃん塩が好きなのです、このイラストがイイんですよ・・・
パッケージも味のうち(笑

   

焼き肉トッピング・・・
塩ラーメンってより、焼き肉ラーメンになってしまったか!?(汗



小さな焚き火を眺めつつ、野営酒を遣る。

周囲は漆黒の闇。
善き晩を過ごしている・・・



やがて夜も更け、焚き火も収まりテントに籠る・・・
渓流の水音が良いん向けを誘う。。



翌朝・・・

   

なんとも善い情景だなあ・・・
最高の野営地ですよ・・・

   

夏場は夏草とヤブ蚊で、とても入り込めない奥側エリアだが今は格好のテン場、ここもイイ。



紅葉に染まるのも、もうすぐかもしれない・・・
この辺りはイイ場所だなあ・・・

ちなみに、この野営場を過ぎてずーっと上がって行き行き着くと、駒ヶ岳の登山口となる。
駒ケ岳には過去に何度か登ったこともあった。

   

頃合いで撤収・・・

このままもう一泊滞在したいのだが・・・
後ろ髪惹かれるが、今日は自宅へ戻らねば・・・

ここ北秋田の青森との県境近くの山奥から遥か宮城の自宅まで・・・
いやー、なかなか遠いなあ〜〜(汗



END





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