岩洞湖家族旅行村 ・ピクニック広場(岩手県)
2023年 9月

所在地:岩手県盛岡市玉山区藪川亀橋
料金:無料(オートサイトは有料)
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三日目

北秋田の「くるみ台野営場」を撤収して後にしてきました。
天気はイマイチでしたが、それはそれで善き風情のある野営でした・・・
あのような野営地というのは本当に貴重で、いつまでもあのままでいて欲しい・・・
藤里町へ下りてきましたが、余韻を引きずっていてこの先のことが思案できないでいます(笑
さてどうしますかね・・・
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もう青森への県境も近い、また青森方面へ向かおうか?
津軽半島の先端、海を見下ろすキャンプ場に行こうかな・・・
一旦はそう思うのですが、天気情報を確認すると、どうもそちら方面は雨模様で注意報も出ているようです。
北上は止めて南下します。
R7をダラダラと進みR105へ乗る。
このまま下がると、森吉の親子キャンプ場が浮かぶけれど、すぐに着いてしまいそうで時間が早すぎる。
やがて田沢湖の近くに来て、湖畔を半周回る。
さてどうしましょうか・・・
この辺にも無料や安価なキャンプ場もあるのですが、まだ時間が早くて落ち着けない。
田沢湖湖畔で一休みしながら、行き先を思案する。
岩手との県境も近いので、R46仙岩道路で東へ向かうことにする。
その先は岩手盛岡、そうなれば、もう岩洞湖の白樺林の野営地しか選択肢はあるまい。
時間的にも良きタイミングだ。

今回辿ったルート・・・
何度も通ったことのあるルートだけども、ドライブは愉しいね。

R455経由で現地到着。
管理棟で利用申請。

ピクニック広場へ着く。
今月2度目のピクニック広場。
雨が降りそう、というか、もうポツポツきてる。
此処も雨かいな?

本降りになるとツラいので、手っ取り早く動きやすい車のすぐ下側に陣取る。

幕体のなかは広く、独りで入るのは贅沢な広さ。
時折、雨粒がパラつくので、モタモタせずに必要な荷を運び入れる。

一式整う、小雨が止めば焚き火もできるかもしれない。

ああ、素晴らしい情景だなぁ・・・
約2週間前に来た時も、雨に濡れた白樺林の風景だったけど、しっとりして善き風情だ。
いろいろと、あちらこちらの野営地を巡りたいのですが、どうしてもこの情景の魅力には及ばない。
今回は、昨日のくるみ台の情景に連続して、この白樺林の風情に浸れて幸せ過ぎる・・・。

採取に漏れていたのか、真っ赤なタマゴタケ。
これは高価なキノコだそうです。
このピクニック広場、ジツはタマゴタケの名産地だというのは知る人ぞ知る秘密です(笑。
出てもすぐ採られてしまうので、なかなか見られない。

うまい事に雨が止んでいるので、焚き火を始める。
焚き火はイイね、落ち着く。

まだ天寿が残ってますが、ご新規の盛岡の地酒・あさ開を遣る。
リーズナブルなランクでも充分美味しい良酒、いつもの馴染んだ風味。
二戸の南部美人のほうがお好みだけれど、棚になかった。

ぬるい燗酒に温かいおでんが嬉しい気温です。
美味いわぁ・・・笑

夕暮れ・・・
依然として場内には自分独りのみで他には誰も居ない、貸し切りの状況。

イイですねぇ、最高の情景。
目線を上げれば白樺林の風情・・・
焚き火とその情景に浸って、野営酒を酌む。

とっぷり日が暮れて闇夜に囲まれる・・・

思い付きで、オプティマス123Rを稼働してみる。
かなりの久し振りですが、相変わらず好調に使える。
これも風情のあるストーヴだ・・・
素晴らしい時間、いまはこの燃焼音と焚き火の音しか聞こえない漆黒で静かな夜。
非常に善き晩を過ごしている。
なんとか雨は降らないでいてくれている。
気温も、冷え込むという寒さではなくとても居心地がイイ。
寝るのが惜しい・・・
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翌朝

無風で、いまは何とか雨にならずにいる。

しばらく場内を散策して、情景を堪能し尽くす。
今は秋が深まりつつあって、白樺の樹が葉をどんどん落としていて全体が空いてきている情景です。
そんな素晴らしい風景、情景を味わっている・・・
やがて、本降りの雨となってしまった・・・。
しばらく幕体の中でまったり過ごして、雨の止むタイミングを待っていましたが一向に止まず。
頃合いで一気に畳む、雨濡れ撤収だ。
車の近くにいてよかった^^)

右手は管理棟から離れた場所ある無料キャンプ場。
道路はそこまで舗装がされ、ここから管理棟〜R4芋田へ抜ける林道の途中の数キロ間は、いまだ未舗装。
R455からの分岐から旅行村までは、年々砂利道の舗装化が進んできた。
現在は、前述のように旅行村のすこし手前にある無料キャンプ場まで舗装が進んだ。
さて、今回も素晴らしきピクニック広場、愛おしい白樺林の情景にたっぷり浸った。
10月早々には今年の利用が終了してしまう・・・
残りひと月残っていない、ああ焦ってしまう・・・
END
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